あくまで妄想?レベルの話だが…
政党助成金をもらわない唯一の政党、それが共産党だ。
ある種、それは潔い。
しかし、だ。
これがないと政党は立ち行かないことも事実だ。
なにしろ、議員一人あたり、年間5千万近く税金が振り込まれるのである。
そしてその使い道は、上層部の判断となる。
すなわち選挙の時、上層部の威力があからさまとなる。
他党でいえば、幹事長といわれる役職である。
なので当たり前のことだが、幹事長職には総理の意向を組む人物が据えられる。
共産党にはそれがない。
党首に力があるように思われている人も多いかもしれないが、不破てつぞう、、はまだ生きている。
あくまで実権は共産党、の委員長なのである。
彼が右を向くか、左を向くか、共産党は未だその意向に左右される。
彼がボケようが、精神を病もうが、関係ない。
毛沢東が最晩年、何をしたか…
では共産党は何でたべていくのだろう。毎回毎回、地方選挙に候補者を出し運動するほどの資金はどこから。
まず、赤旗新聞の収益、おそらくこれが最も大きい。次に下部組織である、日本最大の病院グループである民医連、そしてこれも最大の小売りグループである生活協同組合、最後に…
共産党議員たちの、「寄付」と称する上納金である。
しかしこれらの資金も厳しくなっている。
新聞収益は赤旗(しかもとってるのはほぼ党員、2重の上納金)に限らず基本、右肩さがり。小売りもインフレで厳しい。病院経営もしかり、生活保護をかき集めてロンダリングするスキームもそろそろ厳しい。そして上納金に至っては…これでは生活ができない。
彼らの存続はある種デフレ下で意義があったといえるのだ。
頼みの立憲民主党からも、つれなくされ、より孤立化を深める共産党。
揶揄するのも憚れるくらい、彼等は苦しいだろう。
御大、不破が倒れるのはいつか。
それを心待ちにしている党員は少なくないと想像する。