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爪先を照らすほどの仄暗さ

梅雨はところでどうなったんでしょうか。
そんな暑い日にやられています。つるです。

……まずは2作品が、きりが良い数字に辿り着いたので、
いつも読んで下さってる皆様に感謝をこめて、ご報告です。

『ディ・ア・レ・スト』が、5000PV 
https://kakuyomu.jp/works/1177354054935099985

『虚空の書架』が、900PV 
https://kakuyomu.jp/works/16816452219667484386

……それぞれ、達成です。

……わざわざご報告するには、桁が一桁違う気もするんですけど、
つるにしては上出来なのです。
みなさま、本当にありがとうございます。

『ディ・ア・レ・スト』に関してはもう完結後半年経つのに
読んで下さる方がいらっしゃるのが驚きですし、
『虚空の書架』に至っては、もう書きたいことだけ書く! 
といった完全趣味の作風ですのに、
ここまで追いかけて読んで下さる方がいらっしゃるのがなによりありがたいです。

ことに、四月中旬から連載してきた『虚空の書架』はあと2話で終わりです。

最新話までお付き合い下さってる方は
「まったく、つる、またひでぇ話書きやがったな」
「その暗さをなんとかせい」
「SF書くなら、科学考証のふわっと加減、いいかげんにしろ」
とお思いでしょう。

……ですが、どうやら、つるは、エンタテインメントでありつつも、
爪先を照らすほどの仄暗さ、といった塩梅の話が書きたいようです。
で、前から書いてるように、その主軸になるのは、人間の弱さや矛盾や不条理。
そして、僅かな灯からぼんやりと見える、救済と赦し。

……そんなものが文章で表現できたらなあと思います。

なので、我が儘ですが、読み手の方には
そこをまず、一番に味わい尽くして下さるといいなあ、と思ってます。
書き手の勝手な願望ですが。
そして、そう、わざわざ誘導しなくても、
読み手の方がその境地にたどり着ける作品を目指して精進したい所存です。

……と、決意表明して綺麗に終わりたいところですが
次回作の構想がなんにも浮かばないのねー、るーるーるー。
さて、どうするべ。

次は、どんな物語で、爪先を照らすほどの仄暗さを、醸し出しましょうかね。

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