戸浦みなも@最新話7/10の昼12:00

短歌一つ一つが、「紫」にまつわる様々な景色を封じ込めたハーバリウムのようでした。読み手をつかむ引力の強さ、世界観の完成度、技巧に裏打ちされた心地よさ、それら全てで丁寧に包まれた声に…続きを読む

まず、冒頭1話の訴求力が凄まじいです。 人工羊水とナノマシンで構成された生命維持装置、プール。この存在だけで引っ張られていったと言っても過言ではありません（なんと、これは破壊され…続きを読む

冒頭数話にしてぐっと心を惹きつけられました。 私自身「源氏物語」「雨月物語」が好きで、まさに今放送されている「光る君へ」も見ているのですが、源氏物語に感情移入する姫君、という視点…続きを読む

この度は素敵なお話を読ませていただきありがとうございました！ ろう者と家族、という現実に存在するテーマを物語の中心に据えつつ、「カミカクシ」という伝奇的要素をスパイスとして仕立て…続きを読む

一度人間に絶望したからこそ、魔女たちとの非日常・新たな出会いに心惹かれ、相手と関係を築くことを恐れながらも、もっと知りたいと歩み寄る主人公からは冬に差す陽光のような優しさを感じます…続きを読む

刺激が強い内容ですが、ホラーの短編小説が好きな方には非常にオススメの作品です。 文章、短編の物語としてのクオリティもさることながら、おぞましささえ感じさせる人怖と、この世のもので…続きを読む

十愛の魅力的なキャラ造形もさることながら、主人公の抱く葛藤に心をつかまれました。日常から非日常へとトリップするような世界観が好きなのですが、二人のやり取りもシリアスでありつつ軽妙で…続きを読む

周囲の状況や設定の説明、キャラクターの人物描写、キャラ同士の関係性について、それぞれの地の文が的確に役割を果たしており、大変読みやすい作品であると感じました。また、文末の形にもこだ…続きを読む

疲れたときに、笑いと元気を差し入れてくれる作品です。（へんふよです！）