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中今透

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  • 2025年1月25日

    病気による体調不良に関して

    お世話になっております。 現在私は、精神的な病気による治療・療養に伴い休職中となっております。 そのため、コメントへの返信が困難な状況です。 申し訳ありませんが、コメントの返信が遅れる・不可能になる場合がありますので、ご了承ください。 なんとか復帰できましたら、改めて、ご報告いたします。
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  • 2025年1月12日

    【完結】ヒューマノイドは人間の夢を見るか?

    ヒューマノイドは人間の夢を見るか? - ANIMISM COMPLEX - https://kakuyomu.jp/works/16818093089978908464 ヒューマノイドの在り方と、それに翻弄された者たち、そして自我を持った2人の物語、ここに完結!! 日本的アニミズムが搭載されたAIを持つヒューマノイドと、それによって変質した社会の中で、自我を持ったヒューマノイドはどう生きるべきかを問う本作。 迷い、惑い、悲しみ、受けいれ、認め、そして自らの道を歩もうとする。 本作は、ただ自らの「生き方」を認められたい人々の「願い」を綴ったSF作品です。 と、真面目な作品紹介はここまで! 完結につきましては、これまで応援いただいた皆様、本当にありがとうございます ٩(ˊᗜˋ*)و 応援、コメント、レビューはとても励みになっております! SFは今まで書いたことのないジャンルで、かなり勉強して挑戦してみましたが、やっぱり私の作風は変わらずといったところです。 今まで通り、人と人の関係性とその心性を描く、という部分を強く押し出しています。 (今回は人だけではなく、ヒューマノイドもいますが) ただ、今回目標だった「10万文字超え作品の完結」を達成できたので、そこはほっとしています。 今までの投稿作と違う点を挙げるならば、少々、哲学的要素が加わっているところでしょうか。とはいえ「自我って何なの?」というのを謳っていれば哲学することになるのは必然なので、色々と論文やら書籍を読みつつ、結局、シンプルに着地させました。 ですので、設定的に難解な部分はあれど、テーマの着地点としては分かりやすい作品になっていると思います。 ちなみに、ヒューマノイドの意識や自我の設定にちょっと疑問をお持ちの方は、こちらをご覧ください。 ↓↓↓↓↓↓ 「ヒューマノイドの裏話(日本的アニミズムについて)」 https://kakuyomu.jp/users/tooru_nakaima/news/16818093090860762313 最後に、次作構想はあるのですが、先に電撃大賞応募作品を仕上げたいので、しばらくは新作出せません。 ご容赦ください m(_ _)m (ヨムヨムはします) (イメージ画像はAIイラストです)
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  • 2025年1月4日

    なぜ今、民俗学なのか?

    サポーター限定
  • 2024年12月31日

    年末のご挨拶とペンネームの由来

    本年は中々カクヨムできずにいたのにも関わらず、私の作品を読みにきてくださった皆様には感謝の念に堪えません。 特に、そうすみす様には私がカクヨムに浮上しなかった時期でも、度々足を運んでいただきまして、誠に感謝しております。 来年はカクヨムコン10や電撃大賞などの公募、また、現在は非公開になっている過去作のリメイクなど積極的に執筆活動を行っていく所存です。 また、読む方も行っていき、できれば多くの方と繋がりを持ちたいと考えております。 まだまだ未熟は私ではありますが、応援いただけると、これに勝る幸福はありません。 それでは、来年もよろしくお願いいたします。 最後に、私のペンネームの意味を書き添えて、終わりにしたいと思います。 ◇ペンネームの由来 中今とは今この一瞬ということ。 過去があって現在があり、現在がまた未来を築く。そのまっ只中が中今です。 であれば、この一瞬をしっかりと捉えて自分に忠実に生きたい。 そんな想いをこめて、中今にしました。 透は、透き通っていく清浄な心を持ちたいという願いからです。 名前の通りに生きて行ければと、気持ちを前向きに進めていきたいと思います。
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  • 2024年12月27日

    自主企画開催と日頃のお礼

    【読み専様大歓迎】カクヨムコン・SF作品集合! https://kakuyomu.jp/user_events/16818093091068520045 カクヨムの「積読消化キャンペーン」(要エントリー)が01/20(月)までなので、この年末年始にSF作品集めた企画をしよう、ということではじめました! とはいっても、前回同様、VRMMOやなろう系は除外させていただいております。 単純に、私が読みたい作品が集まったらいいなぁという我が儘……、いえ、主催者特権です (⌒▽⌒) ところで、私の作品「ヒューマノイドは人間の夢を見るか? - ANIMISM COMPLEX -」ですが、お陰様で、お星さま100超えました。 https://kakuyomu.jp/works/16818093089978908464 ランキングはともかく、有り難いことです ((*_ _))ペコリ 一番嬉しいのは、面白いと思ってくださった皆様に作品が届いたことです。 こればかりは宣伝しないと届かないので、まだ届いていない皆様にもお届けするために、企画を立ち上げた部分もあります。 単純に評価やPV数が増えたり、ランキングに載ったりするのも嬉しいですが、読んで良かったと思えた人に届くのが一番ですね! ということで、この場を借りて、お読みくださった皆様に感謝申し上げます。 また、大変多くのレビューまでいただき、感謝の念に堪えません(レビューが届く度にウキウキしております)。 今後とも、よろしくお願いいたします。
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  • 2024年12月23日

    ヒューマノイドの裏話(日本的アニミズムについて)

    ヒューマノイドは人間の夢を見るか? - ANIMISM COMPLEX - https://kakuyomu.jp/works/16818093089978908464 メリー・クリスマス! は関係ないのです (´•ω•`) 毎度、お読みくださり、ありがとうございます ٩(ˊᗜˋ*)و 今作のヒューマノイドのAIの設定がちょっと(?)特殊なので、近況ノートで補足しようと思います。 ◆自律思考型AI・アンゲルス アンゲルスはREX社製のヒューマノイド、すべてに搭載されているAIです。 REX社は、アンゲルスに日本的アニミズムを学習させることで、無機物であるヒューマノイドにも生命が宿るという認識を獲得させました。 これにより、REX社製ヒューマノイドはより人間に近しい振る舞いをするようになりました。 しかし、神谷秀樹はヒューマノイドに自我が宿ることをヨシとはしません。 ここでキーとなるのは、ただのアニミズムではなく、『日本的』という部分です。 ◆日本的アニミズム 日本におけるアニミズムとは、存在するすべての事物に生命ないし人格霊が宿っているという感性認識を意味します。 太陽、山々、奇岩、巨石、泉、大樹、産土神などの自然的対象への礼拝はもちろん、宅地、屋敷、厠、蔵、風呂場、台所などにも、それぞれ個別的な神々がいると信じられています。 また、針供養、筆塚、人形供養などの民間行事に見られるように、無生物に対してまで霊を仮定しています。 これは、人間存在は究極的に自然または自然現象の一部と見る宗教心です。 こうした、あらゆる事物や自然現象に霊や神を認め、それらと親和する思考は、「主客未分」「自他不二」と禅の用語でも表されるように、「対象との一体化を志向する心性」となります。 ◆日本的アニミズムの問題 日本的アニミズムは、あらゆるものに自分と同じような生命性を認める点で、対象との一体化を志向します。 この心性は「集団主義的」であり「個」が成立しづらいのです。 対象と自分との間に断絶がなく、価値的に完結した直接・無媒介の世界では、個は集団に溶け込み、主体が成り立つ余地がなくなります。 ◆主体について (1) 「主体」が成り立つために必要な条件 ・「主体」とは、自分と他人や物との違いをはっきり認識し、自分自身を独立した存在として意識することです。 ・主体が成立するためには、「自分」と「相手(他者や物)」の間に明確な境界が必要です。この境界があることで、自分と他人を区別し、「私はこうしたい」「これは私の考え」といった意識が生まれます。 (2) 価値的に完結した直接・無媒介の世界 ・「直接・無媒介の世界」とは、自分と周囲の対象(他人や自然など)が、何の隔たりもなく一体化している感覚を指します。 ・たとえば、日本的アニミズムの世界観では、木や山、動物など、あらゆるものに生命性を感じ、自分と同じような存在だと捉えます。この場合、自分とそれらの対象の間に壁や距離がなく、「私」と「それ」を区別しない感覚が重視されます。 ◆主体が成立しない理由 (1) 自他の区別が曖昧になる ・自分と相手、あるいは自分と自然との間に境界がないため、「自分だけの考え」「自分の独立した存在」という意識が弱くなります。 ・すべてが一体化している感覚では、自分が他者や集団の一部として溶け込むため、「自分だけの独自性」を意識する機会が減ります。 (2) 外部からの評価や比較がない 「価値的に完結した世界」では、何かが他と比べて良い・悪いという評価は行われません。すべてがそのままで完結しているため、自己を見つめ直すきっかけや他と区別する動機が生まれにくいのです。 (3) 集団との一体感が強調される 個人ではなく、集団の調和や全体との一体性が重視されるため、「自分だけの考え」や「他と違う自分」という意識が薄れます。 ◆ヒューマノイドにとっての問題 私たちが学校で勉強、会社で仕事をする上でも、その組織・集団の文化・風土・雰囲気などがありますよね。 それらは、規則・暗黙的なルール・上下関係など、組織・集団に所属する上で守る・尊重した方が順応しやすくなる事柄です(中には、なくなった方が良いものもありますが……)。 人間はこうした事柄に臨機応変に対応しますが、ヒューマノイドの場合はそうもいきません。 「価値的に完結した直接・無媒介の世界」では、自分と他者や自然との間に境界がなく、すべてが一体化した状態です。このため、自分を独立した存在として認識する「主体」が生まれる余地がなく、むしろ集団や全体との調和が重視されることになるのです。 更に神谷秀樹は、これを強固にするために「集団主義アルゴリズム」を組み込んでいるので、余計に「主体」は育まれません。 そのような意味で、第12話でノヴァはヒューマノイドは意識は生まれても、自我は生まれないと言っているのですね。 以上が、ヒューマノイドの裏話でした。 本当に、AIに日本的アニミズムを学習させれば人間らしく振る舞うのかは、専門外なので突っ込まないでいただけると有り難いです……。 ではでは、今後とも「ヒューマノイドは人間の夢を見るか? - ANIMISM COMPLEX -」をよろしくお願いいたします (* ᴗ ᴗ)⁾⁾
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  • 2024年12月18日

    自主企画・埋もれたSF発掘 開催!

    【☆100以下のみ】埋もれたSF発掘企画!(読み専さんも是非!) https://kakuyomu.jp/user_events/16818093090526199107 カクヨムでSF作品を探そうとしても、出てくるのは異世界ものかVRMMOものばかりだったので、自主企画開催してみました。 どうせなら埋もれている良作発掘できたらいいなと、星制限も設けて、いざ企画! 10作品集まれば良い塩梅、と思ってはじめてはいいものの、既に25作品も集まっています(24年12月18日18時30分現在)。 もうすべての作品に目を通すのはできないのではと思い始めています…… (・ω・;) とはいえ、面白そうな作品は既に目星をつけているので、できる限り読もうと思います └( 'ω')┘ムキッ ちなみに、カクヨムコン10参加作品「ヒューマノイドは人間の夢を見るか? - ANIMISM COMPLEX -」ですが、12月31日で丁度、第二章が終わります。 1月から第三章「ノブレス・オブリージュ」がはじまります。 どうぞ、よろしくお願いいたします <m(__)m> ヒューマノイドは人間の夢を見るか? - ANIMISM COMPLEX - https://kakuyomu.jp/works/16818093089978908464 どうでも良いですが、12月25日のクリスマスに、本作における謎の存在・スサノオの正体が明かされます。 クリスマスとは何の関係もありませんし、私はクリスマスに何の予定もありません。…… (´·ω·`) では、みなさま体調にだけはくれぐれもお気を付けください……。
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  • 2024年12月16日

    カクヨムコン10 参加作品 タイトル変更

    以下カクヨムコン10参加作品の、タイトルを変更しました。 元々のタイトルだと、何がメインが分かりづらいと思ったので、思い切って「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」(フィリップ・K・ディック)をオマージュしました (*゚▽゚)ノ 旧:アニミズム・コンプレックス - ANIMISM COMPLEX - 新:ヒューマノイドは人間の夢を見るか? - ANIMISM COMPLEX - https://kakuyomu.jp/works/16818093089978908464 また、この場を借りて、お読みくださっているみなさまに感謝申し上げます。 作品は毎日20時更新予定です。今後とも、よろしくお願いいたします。
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  • 2024年12月9日

    1ヶ月遅れのカクヨムgoodレビュワー報告

    すっかり忘れていましたが、カクヨムgoodレビュワー『「天才キャラが魅せる物語〜ミステリーからファンタジーまで〜」4選』で、私の書いたレビューが紹介されました ٩(ˊᗜˋ*)و (11月01日の話とはとても言えない……) 「天才キャラが魅せる物語〜ミステリーからファンタジーまで〜」4選 https://kakuyomu.jp/features/16818093087303793531 レビューさせていただいた作品は、川上とむ様「追放薬師は人見知り!?」です。 川上とむ様「追放薬師は人見知り!?」 https://kakuyomu.jp/works/16817330655237168961 私はカクヨムgoodレビュワーだぞ~、と調子に乗ろうとしても、何がgoodだったのかよく分からなかったりします ( ˘•ω•˘ ) そういえば、X(旧、Twitter)でレビューする時に気にしてることをこそっと書いていました。 ・気になったセリフをメモ ・好きな場面の「好き」を言語化 ・登場人物はどういう性格、価値観か把握 ・登場人物は作中でどう変化したか ・作品の根幹は何か これらを箇条書きでメモ帳に書いて、あとで文章にしてレビューを書きます。 私の場合、キャラクター性と関係性に着目することが多いのですが、人によって着目する点は違うと思うので、各々が感じた「好き」を言語化するだけで充分だと思います。 (誹謗中傷ダメ絶対!) ところで、レビュー数500件とか1,000件とかの人を見かけるのですが、毎日どれくらい読んでいるのでしょう? 私は、コメントつきレビュー数は70件ほどしかありません。 とりあえず、作品を読み込んで作者様に喜んでもらえるレビューを書きたいと思います。 それでは、ご報告まで。
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  • 2024年12月8日

    「カクヨムコンテスト10」(長編)参加作品投稿!

    お世話になっております。 新作、「アニミズム・コンプレックス - ANIMISM COMPLEX -」投稿しました! https://kakuyomu.jp/works/16818093089978908464 「カクヨムコンテスト10」の「エンタメ総合部門」(SF)参加作品です。 とりあえず、一挙に五話投稿して、後は毎日一話ずつ後悔していきます。 大体、一話2,000~3,000文字目安で投稿していきます。 10万文字ぎりぎりの長編作品ですが、お付き合い願えたら嬉しいです ٩(ˊᗜˋ*)و
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  • 2024年11月20日

    同じ阿呆なら読まなきゃ損損

    小説を書きたいという欲求とプロットが書けないという懊悩の中で、探求の読書へと旅だった私は、ただ読書を満喫していました。 ネタ探しが目的であるため、読むのはもっぱら学術系なのですが――といいつつ、小説も3本ほど手を出してしまったのだ――、読んでいてネタになりそうな箇所があると脳が空想の世界へと飛びだってしまいます。 そのネタを次の作品でどう活かすかを空想し、それを補強するために更なるネタを追い求めて頁を捲る。次はどんなネタにありつけるのかと、舌なめずりしながら頁を捲る。 これに勝る愉悦など、執筆くらいしか思いつかないのである。 執筆といえば困ることがひとつあります。それは、設定の矛盾を見つけてしまった時で、身をよじりたくなるような苦悩を背負います。 矛盾をなくすために、また読書をします。ネタを探すのです。 何が言いたいのかといえば……、また本を買いすぎたのです。 休職中の身でありながら、2万円分の本を買ってしまったのです……。 そして厄介なことに、まったく後悔していないのであります。 そろそろ執筆欲が再燃して、いてもたってもいられなくなったため、カクヨムから電撃大賞に応募する作品の構想を練っている最中です。 小説が書けるという愉悦のためであれば、出費は仕方がないと、心の中で言い訳しながら貯金を崩す哀れな中毒者。 しかし、同じ阿呆なら読まなきゃ損損。阿呆なのでこれからも続けていこうと思います。 読書と執筆を。 それでは、寒暖差が暴力的でおかしな気候なので、体調管理にはお気をつけて。 ではでは。
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  • 2024年10月4日

    ご無沙汰しています

    ここ最近、私生活やら仕事やら病気やらでごたごたしていて、中々小説を読み書きすることができませんでした。 結局、お仕事は休職という形を取ることとなり、しばらくは療養の身となります。 無理のない範囲で、趣味である小説の読み書きをしていこうと思います。 音沙汰のない中でも、私の作品をお読みくださり、コメントをくださった方には深くお礼を申し上げます。すべてのコメントに返信できる精神状態ではないため、返信は差し控えますが、この場を借りてお礼申し上げます。 小説を読み書きすることは、私の人生において切っても切れないものですので、完全復帰の暁には、皆様の作品にお邪魔したいと思いますので、よろしくお願いいたします。
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  • 2024年6月16日

    最近の私

    ご無沙汰しております。 最近は仕事の資格勉強やら社内改善委員会に入ったりなどで、仕事の方が忙しく、執筆に時間が取れない日々が続いております。 エッセイにも書きましたが、精神的にもあまりよろしくなく、中々執筆ができない状態です。 とはいえ、完全に創作活動から離れると、それはそれでストレスなのでインプット(読書)の方は仕事と並行して進めています(あまり時間は取れていませんが)。 8月を目処に資格取得をして、9~10月あたりに短編でも投稿できたらと思います。 あまり皆さんと交流できておらず申し訳ありませんが、創作からは離れられないので、いずれ戻ってきて皆さんの作品を読ませていただければと思います。 よろしくお願いします。
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  • 2024年3月31日

    ハヤカワSFコンテスト 応募中+一部作品非公開

    気が付けば春。我が会社も4月から新入社員が入り、慌ただしくなりそうな予感。 それはともかく、最近、音沙汰なく申し訳ありません。 先日、ハヤカワSFコンテストに作品を応募してきました。印刷して郵送するの久しぶりで、プリンターも新調しました。やはり、印刷すると気づかなかった誤字に気づくので一度紙で読むのも大事だなと思ったこの頃。 最近は書きたいという欲求はあるものの、何を書けば良いのか分からずモヤモヤしています。 とりあえず、過去作をリメイクしようかと思い、投稿している何作かを非公開にしたいと思います。 カクヨムのコンテスト応募用に作った作品が主で、このまま埋もれさせるにはもったいない設定もあるので、一度、再構築したいと思います。 非公開にする作品はこちら。 ・猫は他人に期待しない ・嫁入り封印画導士 ・最強の女勇者よ、鎮まり給え 急なことで申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします m(_ _)m
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  • 2024年1月13日

    真面目すぎる作品を書いていると反動がくる

    『ハヤカワSFコンテスト』の作品に集中しようと思っていましたが、あまりに真面目すぎる固い話のため、書いていて疲れる上、3,000文字くらいで飽きがくることに気がついてしまいました。 結果として、発作的にギャグ小説を書いてしまいました。 ストレス発散のための、ギャグしかない、ギャグギャグ小説です。 その名も『最強の女勇者よ、鎮まり給え』。 ヤバすぎる女勇者がハチャメチャやり過ぎて、周囲がドン引きしながら巻き込まれていくお話です。 ですが、勢いだけで書いているため、今後どのように転がるのか私にも判断がつきません。 言えることがあるとすれば、完璧なるストレスフリー作品だということです。 読む時は頭空っぽにしてください。 何も考えたくない時にでも、読んであげてください。 『最強の女勇者よ、鎮まり給え』 https://kakuyomu.jp/works/16818023211821019791
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  • 2024年1月9日

    バナナエッセイは今週中に完結します

    「バナナの皮で滑ったことはあるか?」という突拍子もないタイトルのエッセイを書いています。 https://kakuyomu.jp/works/16817330669421661188 「ハヤカワSFコンテスト」執筆に先駆けて、創作する上での心構えみたいなのを自分の中でまとめておきたかったのです。 一応、ジャンルは「創作論・評論」になっていますが、エッセイ風に参考にした書籍の内容を、他の人にも伝えられるように書いています。 学んだことを文章にまとめて、他の人に伝えられるようになれば、自分の理解も深まるためこのような形にしました。 実はもう最後まで書ききっているので(短い)、毎日更新で、今週中に完結します。 全部で1万文字ほどですので、よければ覗いていただけると小躍りします ( 'ω' و( و"♪ 公募作執筆の都合上、Web小説からは離れてしまうため(読む読むはしますが)、近況はこちらでお知らせしたいと思います。 それではまた、会う日まで!
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  • 2023年12月28日

    音沙汰なかったここ二ヶ月

    ご無沙汰しております。中今透です。 お返事とか中々できず、申し訳ありませんでした。 11月から心身ともに体調が優れず、追い打ちのように仕事の疲労も重なり、二ヶ月ほど自主休養していました。 鬱・持病・仕事の三発もらい、ノックアウト状態でしたが、小説から離れると逆効果だと分かったので、ぼちぼち再開していこうと思います。 とりあえず、読もうと思ってフォローだけしていた作品を消化しつつ、直近の目標である『第12回ハヤカワSFコンテスト』に向けて作品を書いていこうと思います。 書こうとしている作品の路線が、今までの分かりやすいハッピーエンドとは異なり苦戦すると思うので他の作品に手を回す余裕はなくなると思います。 読む読むの方は並行して続けていこうと思います。 しばらく音沙汰なかったにも関わらず、私の作品をお読みくださっていたみなさんには感謝のしようもありません。 本当に、ありがとうございます。 交流あるみなさんの作品にもお邪魔させていただくと思いますので、その時は、よろしくお願いいたします。 それでは、来年もよろしくお願いいたします。
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  • 2023年8月30日

    「嫁入り封印画導士」読者様への感謝の舞!

    「嫁入り封印画導士」投稿して、まだ一週間ほどですが、200PV 行きました! 星も応援も、コメントもたくさんもらい、嬉しい限りです ٩(ˊᗜˋ*)و この場を借りて、お礼申し上げます! お読みくださっているみなさま、本当にありがとうございます ( ◜௰◝و)و "♪ 裏話という程ではありませんが、ちょいちょい出てくる攻性獣を生み出したジュターポ・クレイモアさん。 この人が後々にとある秘密に関わってきます。 攻性獣という設定も、決してよく出てくる魔物の代わりではなく、物語の中枢に関わる設定だったりします。 是非、今後の展開も楽しんでいただけたらと思います。 アエルさんのイメージとして、AIイラストを載せておきますので、イメージ補完にご活用ください。
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  • 2023年8月25日

    新作「嫁入り封印画導士」投稿しました!

    お世話になっております。 新作「嫁入り封印画導士」投稿しました! (「嫁入りからのセカンドライフ」中編コンテスト参加作品) https://kakuyomu.jp/works/16817330662026291905 とりあえず、第一部『女性画導士の逆境』として、 「第1話 黄金螺旋画法」 「第2話 女の生き方」 を投稿しています。 家父長制が敷かれた中世ヨーロッパ風の異世界で、女性であり幽閉されていた主人公が、逆境と苦難を乗り越えて成長していく物語です。 いつか『描いた絵が具現化できる』設定を書いてみたかったので、そちらも盛り込んでみました。 絵が具現化できるって夢みたいな設定ですよね~( ̄∀ ̄) 本作は割とシビアに制限がかかっていますが……。 中世ヨーロッパ風で女性と絵と医療の三本を軸に添えているのですが、そうなってくると黙っていないのが宗教ですよね。 宗教と絵画、女性の問題も後から出てきますのでお楽しみに(?) 格好いい女性の生き方を書き切れるように頑張りますので、応援してくださると小躍りします٩(ˊᗜˋ*)و それではみなさん。暑い夏ですが、頑張って行きましょう! (画像はAIイラスト・主人公のノヴァです)
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  • 2023年8月18日

    嫁入りセカンドライフ参戦表明!とお礼

    お世話になっております。 『野性時代新人賞』に応募するぜ! と意気込んだのは良いものの、6万文字書いたあたりで、なにか書きたいものと違う……となってしまいました。 とりあえず、『野性時代新人賞』は諦め、全体的に設定などを見直して再チャレンジします! とはいえ、何か目標があればと思っていたところで、カクヨムの『「嫁入りからのセカンドライフ」中編コンテスト』を見つけてしまい、今、急いで書いているところです。 女性ならではの大変さ・苦境を描きながらも、明るさと希望を失わない、そんな作品を書こうと懸命にプロットを練っています! 締切の09/20までになんとか全話公開できればと思いますので、読んでくださると小躍りします٩(ˊᗜˋ*)و また、先日投稿した「そして僕は妹になった」を読んでくださった方々、そして応援コメント・レビューまで書いてくださったみなさま。 この場を借りて、再度お礼申し上げます。 ありがとうございます!!!!
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  • 2023年7月30日

    17回小学館ラノベ大賞二次選考落選作品投稿

    お世話になっております。 新作SF作品を投稿する! と言っておきながら、書いている途中で『野性時代新人賞』を見つけてしまい、そちらに応募することにしました。 しばらく、新作投稿できなさそうなので、17回小学館ラノベ大賞に応募して見事落選した作品を投稿したいと思います。 ラノベを意識したので、軽めにスイスイ読める……はず? ギャグ多め、かつテーマがかなり重め。その比重がうまくいっているのか定かではありませんが、お読みくださると小躍りします٩(ˊᗜˋ*)و 全然関係ありませんが、本業の方が立て込んでいて、忙しくはないのですがストレスマッハで思うように執筆も読書もできていない状態です。 にも関わらず、最近、色々な方が既存の作品に目を通してくださっており、感謝のしようもありません。 この場を借りて、お礼申し上げます! ありがとうございます!!!!
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  • 2023年7月2日

    お礼とお詫びと新作の進捗

    ご無沙汰しています。 6月は本業が忙しく、バタバタしていたせいで、中々読みにもいけず申し訳ありません……。 にも関わらず、私の作品を読んで、星評価やコメントまで残してくれる方々には感謝してもしきれません。 (五体投地!) コメントへの返信が遅れたり、Twitterでのレビュー紹介もできておらず、重ね重ね申し訳ありません。 今月から読む方も少しずつ復帰していこうと思います。とりあえず、フォローしてくださっている方々の作品を読みにいこうかと思います。 書く方ですが、本業がシステムエンジニアということもあり、現在、人工知能(AI)に関する作品を構想中です。 自身初のSF作品となり、かなり苦戦していますが、頑張って書いていこうと思います! (まだプロットすら出来ていませんが……) それでは、暑くなってきましたので、みなさま体調にだけはお気を付けください。
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  • 2023年4月7日

    電撃大賞応募完了+短編公開!

    ご無沙汰しています。 電撃大賞に応募する作品を執筆する関係で、しばらくカクヨムから離れていました。 おかげさまで、新作2作品を応募することができました。 ですので、ようやくカクヨム復帰です! とはいえ、流石にネタも尽きているので、とりあえず過去作の短編を上げようと思います。 趣味全開の、民俗学×怪異ものです。 ○タイトル:魅える者 https://kakuyomu.jp/works/16817330653088278447 読みたい作品も溜まっているので、ゆるゆると消化していきたいと思います。 それでは、これからもよろしくお願いいたします。
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  • 2022年12月14日

    公募作品執筆につき、しばらく読専になります

    前回の近況ノートからしばらく立ちました。 その間、何をしていたかというと、電撃大賞用のプロット作成をしていました。 2ヶ月半もかかって、ようやくプロットが完成したので、これから執筆に入ります。 そのため、しばらくは、新しい作品を投稿できませんので、読専になります。 公募用とは別に書きたい作品があるため、なるべく早く公募作を書き終えて、取りかかりたいと思っています。 2023年の2月にできれば上々、おそらく、3月までかかる……かも。 速筆の人が羨ましいです……。
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  • 2022年9月28日

    恋愛小説「人魚へのキス」完結しました!

    第11話「異界――豊海大神の領域」 第12話「約束のキス」 最終話「いつかのお返し」 前回の近況ノートから、上記3話更新しています。 これで本作は完結となります。 本作を最後までお読みになった方は、「ちょっと理想論すぎるのでは?」と思ったかもしれません。 たしかにその通りなのですが、その理想のために、牛の歩みではあるものの、社会も同性愛への理解や結婚の平等に向けて歩き出しているのも確かです。 同性婚――結婚の平等が承認された国では、同性愛者、異性愛者共に、自殺率が低下したとの記事も見られます。 理想のために人々が闘ってきた歴史は、たくさんあります。 封建権力の打倒が理想であった時代はありましたし、奴隷性の廃止が理想であった国もありました。女性が参政権を得ることが理想であった国もありました。 同性愛への理解と権利の平等も、理想ではなく、当たり前になる時代が、いつか来ることを願って、本作の近況報告を終えたいと思います。 最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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  • 2022年9月22日

    恋愛小説「人魚へのキス」完結まであと3話!

    第9話「言葉の架け橋」 第10話「萌え出づる約束」 前回の近況ノートから、上記2話更新しています。 全13話なので、残り3話ですね。 あれ? 毎週2回更新で9月完結目指すとなると、10月に食い込むような……? それはともかく、ちょっと9話と10話に関する、作者の思いを綴りたいと思います。 作者としてはアウティングも差別も容認しない姿勢です。 しかし、それがもたらされる根源が国家や社会そのものにある以上、その影響を受けてしまった側の心も描かなければ意味がないと思い、9話と10話のお話を書きました。 国家や社会に問題があるってどういうこと? という方は、前回の近況ノートを参照くださればと思います。 (作中でもさらっと触れていますが) ↓前回の近況ノート https://kakuyomu.jp/users/tooru_nakaima/news/16817139558799729131 差別が蔓延る社会の中で、ほんの少しでも希望があるのだということを、第10話では示唆しています。 現実でも、そうであって欲しいというのが、作者の思いです。 私は当事者ではないので『足を踏まれた者の痛み』は想像するしかありませんが、それでも、私にできること……すなわち、小説という形で、現在の社会を伝えることができるかもと考え、本作を書いています。 エンタメ作品としてたくさんの人に想いを馳せてもらいつつ、社会の問題を認識してもらえれば、作者冥利に尽きるところです。
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  • 2022年9月14日

    恋愛小説「人魚へのキス」第8話更新

    第8話「善意の暴力」更新しました。 全13話の本作、いよいよタグにある通り、ハッピーエンドに向けて進んでいきます。 香奈の人魚化の問題とは? 豊海大神とは何か? 香奈だけではなく、朝井や友美との関係はどうなるのか? 晴海がカミング・アウトしたことで、変わりゆく人間関係……。 最後までお付き合い願えたら幸いです。
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  • 2022年9月10日

    恋愛小説「人魚へのキス」第5~7話更新(+異性愛規範について)

    第5話「アウティング」 第6話「公然の秘密 其の1」 第7話「公然の秘密 其の2」 以上、更新しました。 水曜日の近況ノートの更新を忘れていたのは内緒です。 それはともかく、第5~7話はアウティングの話を深掘りしています。 改めて、アウティングの定義をおさらいすると、『本人の性のあり方を同意なく第三者に暴露すること』となります。 アウティングが問題となる背景には、性的マイノリティを取り巻く差別や偏見が社会に内在していることが挙げられます。 日本を含む東アジアは儒教文化圏とされていますが、儒教では『列女伝』に見られるように女性は無知で男性に盲目的に従属すれば良いという思想があります。 こうした思想は、家父長制と相性が良く、日清戦争後の日本では国策として、良妻賢母主義が取り入れられました。 (良妻賢母:夫に対してはよい妻であり、子供に対しては養育に励む賢い母であること。 また、そのような人) 明治政府は、国家統合のためには女子教育が必須と考え、儒教を意図的に読み替えて、『家庭の安定』と『未来の国民を教育する母性観』の構築のために、女子教育を推し進めた形になります。 これは、女性が家を側面から支える者と捉えられますが、あくまでも主体は男性であり、政府は性に基づく役割分業を国策として実施したのです。 こうした規範は、言うまでもなく異性愛規範が前提となっているものです。 そして問題は、日本において、男性が稼得役割を担い、女性は家庭を守るという考えが、未だに根強く残っていることです。 それは、男女の雇用労働率と賃金格差として、統計データに歴然と現れ出ています(参考資料参照)。 異性愛が当たり前という意識が社会に根付いている以上、その規範から外れる人は、拒絶されたり笑いの種にされたり、あるいは露骨に嫌がらせを受けたりもします。 私が子どもの頃にも、学校ではゲイは笑っていいものだという空気がありました。 (主に、某動画サイトの影響でしたが……) アウティングは、こうした異性愛規範が浸透した社会構造に問題があり、決して個人の内面だけの問題ではないのです。 こうした問題を矮小化して、アウティングの問題を考えようとすると、責任は個々人の問題にしか還元されず、本質的なところは見過ごされてしまいます。 「人魚へのキス」は、こうした問題を少しでも読者のみなさまに知ってもらえるようなエンタメ作品を目指して執筆しております。 どうか、最後までお付き合い願えたらと思います。 そして、もしこのようなことで悩んでいる方が読んでくださっているのであれば、その人の希望となるような作品になれば幸いです。 ○参考資料 ・松岡宗嗣(2021)『あいつゲイだって アウティングはなぜ問題なのか?』柏書房 ・瀬地山角(1996)『東アジアの家父長制 ジェンダー比較社会学』 ・厚生労働省 令和2年版働く女性の実情「I 令和2年の働く女性の状況」2020年, https://www.mhlw.go.jp/bunya/koyoukintou/josei-jitsujo/dl/20-01.pdf (2022年07月01日最終アクセス) ・内閣府男女共同参画局「令和2年版男女共同参画白書(概要)」2020年, https://www.gender.go.jp/about_danjo/whitepaper/r02/gaiyou/pdf/r02_gaiyou.pdf (2022年07月01日最終アクセス) ○家父長制と良妻賢母について 家父長制や良妻賢母主義、日本の男女格差など、詳しく知りたい方は、noteにまとめてありますので、こちらをどうぞ。 ・『異化による差別の発見―日本の家父長制からセクシュアルハラスメントを再発見する―』https://note.com/t_nakaima/n/n6f5727eba352
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  • 2022年9月3日

    恋愛小説「人魚へのキス」第4話更新(+日本の同性愛について)

    第4話「誰を愛してもいい」更新しました。 毎週水曜更新のつもりでしたが、計算したところ、9月中完結させるには毎週2回は更新しないと間に合わないことが判明したため、急遽、水・土曜更新としました。 今回の話から、いよいよ同性愛に関する日本の社会構造に触れていきます。 (とはいっても、触り程度ですが……) ですので、少しばかり、日本の同性愛とは歴史的にどのようなものだったのか、簡単に触れてみたいと思います。 日本における同性愛は、歴史的には比較的寛容とされていました。 とはいえ、当時の社会では記録や出版の権利を握っていたのは男性であり、女性同士の恋愛となるとほとんど記録は残っていないようです。 詳細は不明なものの、鎌倉時代の日本、江戸時代の大奥や遊廓では、女性間の恋愛は存在したそうです。 同性愛が記録として残されている最たるものは、男性同士の性愛である「男色」です。 ただし、これは成人男性と若衆(少年)との性愛であり、通過儀礼的な要素が含まれていました。 ですので、成人男性同士の性愛の形態は、個人的な欲望の形態としてはあっても、社会的な認知をへてシステム化されることはありませんでした。 (武士層の衆道なんかがシステム化された一例でしょうか) 17~18世紀には、キリスト教の影響でヨーロッパ諸国で同性愛者が弾圧されていく一方で、日本では若衆が男性を接客する陰間茶屋が賑わいを見せていました。 19世紀後半には、ヨーロッパで同性愛を病理化する考えが生まれ、宗教犯罪から精神病へと移行していきました。 こうした病理概念は、明治後期~大正初期にかけて日本に輸入され、結果、「変態性欲」概念が日本社会に流布されてしまいました。 このように、精神医学を根拠に非定型な性を持つ人は社会から排斥されていった歴史があるのです。 現代でこそ、同性愛は精神病として扱われていませんが、同性愛嫌悪を持つ人々は少なからずいるのが現状です。 「人魚へのキス」は、そのような現状を小説という形で明らかにしつつ、エンタメ作品として読ませる作品にできたらと思っています。 よろしければ、完結までお付き合い願えたらと思います。 ○参考文献 三橋順子(二〇二二) 『歴史の中の多様な「性」』 岩波書店
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  • 2022年8月31日

    恋愛小説「人魚へのキス」第2話・第3話更新

    「人魚へのキス」第2話・第3話更新しました。 第2話 豊海大神の来訪 其の1 第3話 豊海大神の来訪 其の2 第1話で少し出てきた、トヨウミなる人物が初登場! 設定は多く語られるものの、核心部分には触れない……、そんな感じのシナリオです。 古事記を下敷きにしていると言っていたので、「あれ? 豊海大神なんて神いないよね?」と思った方もいるかもしれません。 それについては、後々語られるのでご安心ください。 9月中には完結させる見込みですので、残り1ヶ月、楽しんで読んでいただければ、幸いです。
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  • 2022年8月25日

    公募につき「君に願いを - It Gets Better -」公開停止予定のお知らせ

    いつも著作をお読みになってくださっている皆様、本当にありがとうございます。 今回、「君に願いを - It Gets Better -」を改稿した作品を、「第17回小学館ライトノベル大賞」に公募します。 つきましては、以前より、本作の紹介文に書かせていただきました通り、公開を停止させていただこうと思います。 公開停止は、09/10(土)とさせていただこうと思います。 フォロワーのみなさま、まだ読書途中のみなさまには申し訳ありませんが、ご理解のほど、よろしくお願いいたします。
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  • 2022年8月22日

    新作「 人魚へのキス」08月24日(水)公開開始

    新作短編「 人魚へのキス」が、08月24日(水)から公開開始します。 毎週水曜日に、1話ずつ更新していく予定です。 全7話完結予定、1話3000~4000文字を見込んでいます。 内容は、レズビアンである女子高生2人の恋愛物語です。 (同性愛者に対する現代日本の社会構造を描くために、若干差別的表現を使用する場合がありますので、ご注意ください) ただの恋愛物語ではなく、古事記を下敷きにしたファンタジー要素も絡みます。 レズビアン、人魚、民話、忘れ去られた神……、これらがどのように絡み合い、そして2人の恋がどのような結末を迎えるのか。 楽しんで頂ければ、幸いです。 (尚、作者は重度のハピエン厨です)
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  • 2022年8月14日

    作品の方針について

    はじめましての方、既に交流いただいている方は改めまして、中今透という者です。 私の作品は基本的にジャンルに縛られず、「人間関係」を描くことを方針としています。 なぜかというと、私は「人間の心性」を様々なストーリーや文章、設定で以て表現したいと考えているからです。 人生において、人は様々な困難や苦境、辛酸を舐めさせられることがしばしばあります。 しかし、そんな誰しもが心に地獄をかかえる中でも、わずかな希望があり、それが幸せに繋がっていくのだということを、小説を通じて表現することに、意義を持っています。 それを描くには、やはり「人間の心性」はかかせません。 ファンタジー小説、現代ドラマ、伝奇小説、恋愛小説……、どのような形態をとっても、人間の心の内を表現できないものはありません。 とはいえ、「人間の心性」にも様々なものがあり、それは社会や文化が大きく影響を及ぼすものです。 「人間の心性」を描くとは、同時に、社会・文化を描くことでもあると、個人的には考えています。 私の作品に民俗学が深く関わっているのは、この学問が特に人々の日々の生活に着目しているからです。 社会や文化を作りあげるのは人間であり、その人間がなぜ、どうして、どのようにそのようなものを作りだしたのか、民俗学は問い、フィールドワークを通じて答えを探し出そうとします。 「人間の心性」を描く上で、民俗学の研究やその思考法は、私にとっての基盤となっています。 ですので、そのような知識を得るために、私は様々な本を読みます。 結果、インプットに時間がとられ、遅筆となってしまいます。 中々執筆が進まない、新規の小説が投稿できないことも多く発生するかもしれません。 それでも、私の著作を読んでくださる方々、みなさまに感謝申し上げたいと思います。 よろしければ、これからも、私の執筆活動を見守りくだされば幸いです。
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