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作品の方針について

はじめましての方、既に交流いただいている方は改めまして、中今透という者です。

私の作品は基本的にジャンルに縛られず、「人間関係」を描くことを方針としています。
なぜかというと、私は「人間の心性」を様々なストーリーや文章、設定で以て表現したいと考えているからです。

人生において、人は様々な困難や苦境、辛酸を舐めさせられることがしばしばあります。
しかし、そんな誰しもが心に地獄をかかえる中でも、わずかな希望があり、それが幸せに繋がっていくのだということを、小説を通じて表現することに、意義を持っています。

それを描くには、やはり「人間の心性」はかかせません。
ファンタジー小説、現代ドラマ、伝奇小説、恋愛小説……、どのような形態をとっても、人間の心の内を表現できないものはありません。

とはいえ、「人間の心性」にも様々なものがあり、それは社会や文化が大きく影響を及ぼすものです。
「人間の心性」を描くとは、同時に、社会・文化を描くことでもあると、個人的には考えています。

私の作品に民俗学が深く関わっているのは、この学問が特に人々の日々の生活に着目しているからです。
社会や文化を作りあげるのは人間であり、その人間がなぜ、どうして、どのようにそのようなものを作りだしたのか、民俗学は問い、フィールドワークを通じて答えを探し出そうとします。

「人間の心性」を描く上で、民俗学の研究やその思考法は、私にとっての基盤となっています。

ですので、そのような知識を得るために、私は様々な本を読みます。
結果、インプットに時間がとられ、遅筆となってしまいます。
中々執筆が進まない、新規の小説が投稿できないことも多く発生するかもしれません。

それでも、私の著作を読んでくださる方々、みなさまに感謝申し上げたいと思います。
よろしければ、これからも、私の執筆活動を見守りくだされば幸いです。

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