恋愛小説「人魚へのキス」完結まであと3話!

第9話「言葉の架け橋」
第10話「萌え出づる約束」

前回の近況ノートから、上記2話更新しています。
全13話なので、残り3話ですね。
あれ? 毎週2回更新で9月完結目指すとなると、10月に食い込むような……?
それはともかく、ちょっと9話と10話に関する、作者の思いを綴りたいと思います。

作者としてはアウティングも差別も容認しない姿勢です。
しかし、それがもたらされる根源が国家や社会そのものにある以上、その影響を受けてしまった側の心も描かなければ意味がないと思い、9話と10話のお話を書きました。

国家や社会に問題があるってどういうこと?
という方は、前回の近況ノートを参照くださればと思います。
(作中でもさらっと触れていますが)

↓前回の近況ノート
https://kakuyomu.jp/users/tooru_nakaima/news/16817139558799729131

差別が蔓延る社会の中で、ほんの少しでも希望があるのだということを、第10話では示唆しています。
現実でも、そうであって欲しいというのが、作者の思いです。

私は当事者ではないので『足を踏まれた者の痛み』は想像するしかありませんが、それでも、私にできること……すなわち、小説という形で、現在の社会を伝えることができるかもと考え、本作を書いています。

エンタメ作品としてたくさんの人に想いを馳せてもらいつつ、社会の問題を認識してもらえれば、作者冥利に尽きるところです。

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