昨日、推しが配信中にポツリと「死にたくなる時がある」と漏らしている姿を見て、とても心配になりました。
僕自身、それ以外にも見知った友人知人、ネットの繋がりの人達も本心から自死を望んだ時期があったり……そこまで重篤なものではなく「マジ疲れるな最近www死にてえな!」と軽い気持ちで口にする機会も過去にありました。
推しの人に関しては後者であることを祈ります。
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今この場で希死念慮の是非を問うつもりはありません。
恐らく多くの人が通った道ですし、気軽に触れていい話題ではない。
では何故ノートを書いたかというと、恥ずかしながら近頃一つの気付きを得たからです。
改めて心奥から「創作活動を始めてよかった」と思ったので、その気持ちを自分用に書き残したいと思います。
10代の頃の自分は有名人や芸能人の自殺が「理解できない」というところが本音でした。
推しの「死にたい」を聞いても、以前の自分なら「人気者なのに、どうして?」と疑問を抱いた可能性もあります。
穿った人なら「ファンがいるのに死を願うなんて贅沢だ」と思うかもしれません。
ですが、今ならほんの少しだけ「わかる」気がします。
1週間前から投稿を始め、初投稿の前は指が震え吐きそうなくらい緊張しました。
事前に☆0♡0PV0でも心折れず最後まで続けよう、と目標や決意を掲げていても、やはり不安やプレッシャーは感じます。
推しの人はその何倍も、何千倍もの重圧と戦っているのかもしれないと実体験を通して悟りました。
駆け出しのアマチュアでも、金銭を受け取るプロでも表現や発表に対する苦悩は本質的には同じものなのかもしれません。
というよりも、繰り返しになりますが期待するファンが多い分より過酷になるのでは?とすら思います。
「なら、時に死にたくなることもあるかも」と憶測ですが一人で少し納得しました。
推しに対する解像度が少しだけ高くなった気がします。
知った風なことを書くのは気が引けますし、もしかすると解釈違いなのかもしれません。
ですが、創作を始めなければこの考えに至らなかったのもまた事実なので、そういう意味でも「書いて投稿してよかった」と思っています。
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発表するという行為は強い不安や恐怖の伴うものと知りました。
音楽でも文章でも、プロの方もアマチュアの方々も、一人でも多くの表現者の方々が健やかに生きられることを切に願っています。