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『二つの半分が奏でる音色』改稿完了のお知らせ

ようやく秋らしい気候になってきたようなそうでもないような今日この頃。みなさまいかがお過ごしでしょうか。

表題のとおり、『ふたはん』の章分割と少々の加筆修正ができましたので公開しました。
全8話が全24話と3倍になりました。これでPVも3倍に……いえ何でもありません。

1話あたりの文字数を3000前後に設定して章分け……のつもりだったのですが、いかんせん元々がウェブ小説仕様ではないので区切りのいいところがなかなか見つからず、2500字くらいだったり4000字超えだったりと、かなり偏りがあります。楽章も長いものと短いものがありますし。
申し訳ありませんが、ご了承いただけると助かります。


それにしても……読み返してみると、当時読んでいたラノベの影響がめちゃくちゃ出てるなぁ、としみじみしてしまいますね。今と文体が全然違いますし。
そこに今の文体で修正を入れると当時の熱が冷えていくような気がして、寂しいと言うかもったいないというか、複雑な感じです。
でも、変な文章があったら修正しないとダメだし、そのままにして読者さんに解釈違いされると困るし……古い作品の修正作業って難しいですよね。


で、修正作業をしているときにふと思い出したんですが。
この『ふたはん』、初稿だと文奈は文化祭直前に事故で天に召されてたんですよ。で、柊二は悲しみに暮れてライブを中止しようとするけれど、どうしても『ふたつのはんぶん』を完成させたがっていた文奈の意志を汲んで一人でライブを成功させる、というエンディング。
いやいやいや、今まで一人で『ふたつのはんぶん』を弾いてなかったのにいきなりライブで弾けるわけないやんと。文奈の意志が乗り移ったから弾けた、というのはオカルトでご都合主義すぎるだろうと。
なので、文奈生存ルートに変更して、柊二が死ぬほど練習するシーンを付け加えたわけです。家族との和解シーンもそのときに追加することを決めました。
そうしたほうが今後に希望を見出せるかも、と。
そういう大幅変更が入ったから、各楽章の長さがバラバラで区切りが難しくなったのです。

……という私の構成能力のなさの言い訳をさせてください。


楽章を細分化し多少の加筆修正を施しましたが、おおまかな流れは変わっていません。
なので既読のかたには目新しさはないかもしれませんが、またお読みいただけたらと思います。

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