こんにちは読者諸君!
今日もいい天気ですね。
私は久々に何の用事もない日曜なので、
朝から酒を飲んでおります。ウマーイ!!
今日お話しするのは、
『劇場版忍たま乱太郎・
ドクタケ忍者隊最強の軍師』
について!!
ちょうど一年前の作品ですね。
【あらすじ】ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
時は室町時代(たぶん)。戦乱の世に暗躍する忍者たちを
育成する専門機関『忍術学園』の教師
土井半助がある夜を境に行方不明となった。
翌朝早朝、タソガレドキ忍軍忍頭・雑渡昆奈門が
部下を引き連れ、忍術学園校長に謝罪に訪れる。
曰く、
雑渡の部下が土井に一方的なライバル意識を燃やし、
昨夜土井に決闘を申し込んだのだという。
その決闘のさ中、土井は川に落ち、消息を絶った。
土井の抜けた穴は雑渡と部下が臨時教師となることで
埋めることとなり、忍術学園教師の山田、そして
6年生の生徒達は土井の捜索に向かう。
しかし土井の行方は依然として掴めなかった…。
時同じくして、弱小勢力であるドクタケ国が
戦で連勝を飾り、急激に勢力を増しているとの
情報が各陣営にもたらされる。
なんでも、ドクタケは腕利きの軍師を迎え入れた
のだというが…?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
という話です。
私の中では『ゲゲゲの謎・鬼太郎誕生』
『モノノ怪 唐傘・火鼠』と
同じ枠の作品ですね。
おそらくファン層も被っているものと思われます。
私はこの映画を観るまで(正直言うと観た後も)
『忍たま乱太郎』という作品自体には
まるで興味がなくてですね…。
だって私、ガキに興味ないので。
男は最低でも20からですよ…。
まあオタク特有の受動喫煙で、なんとなく
ざっくりした設定やキャラクターくらいは
知ってる止まりだった訳ですが、
それでもこの映画は予告の段階で『何かある』と
察知し、原作小説を熟読したのち
鑑賞に臨んだわけです。
(これオタク特有の行動らしいですね)
結果は大当たり!実によく出来た映画でした!
…まあ児童向けアニメ特有の『痛さ』
(劇場版コナンの少年探偵団ノリ)には
多少目をつぶるとして。
忍たま(忍術学園下級生=忍者見習いのこと)ども
なんかどうでもいいんです!!
この映画の見どころは『大人の忍者』なんですよ。
大人の忍者が本当にカッコイイ!!
私のイチオシはタソガレドキ忍軍の忍頭
『雑渡昆奈門』(ざっとこんなもん)さんです。
(※写真の向かって左側一番上の人物)
体の大半を忍者装束・覆面・包帯で覆った
ミステリアスな男…。
好きにならない訳がない。
その作中最強とも謳われる大人の忍者が!
忍術学園の臨時教師として教壇に立つのです!
もうこの時点で2000円のモトは取りましたね。
(まだ序盤中の序盤やぞ)
その後も記憶喪失からドクタケの軍師『天鬼』
として采配を振るい、救出に来た教え子(6年生)に
牙を剥く土井先生の強さと恐ろしさ。
あのいつも笑顔で優しい土井先生が、
こんな強キャラだっただなんて…。
そして年齢としては数歳差なのに、忍たま(1年生。
まあこいつらも10歳にしてはガキ過ぎますが)
とは頭身から実力から別ものの6年生。
(ちなみにオタク界隈で圧倒的人気を誇るのがこの
6年生達らしいです。青年と少年の狭間という、
一番おいしい年頃ですからねぇ…)
すでにセミプロと言っていいレベルの
6年生5人が束になって敵わない
土井先生(天鬼)の強さよ…。
忍たま読者の永遠の話題である
『本気の土井先生と雑渡さんが真剣勝負したら
どちらが勝つのか?』は、実力は拮抗してるので
かなり運が絡むと思いますね。
ちなみに土井先生の上司・山田先生(この人も
かなり強い)の息子である山田利吉も
プロ忍者として売れっ子のイケメンですが
雑渡さんには手も足も出ませんでした。
山田親子VS天鬼(土井先生)だと、確実に
山田親子の分が悪いですね。
二人とも土井先生大好きなので…。
忍者たちの行動がアニメなることで
「あ、こいつら工作員なんだ…」と少しゾッとする
部分もあったり、かなり見応えがありました。
この映画で分かったのは『忍たま乱太郎』は表向き
おちゃらけ忍者コメディみたいな顔をしてますが、
その裏にはかなり念入りな時代考証、そして乱世の
血生臭い闇を擁する作品だということです。
こりゃあ何十年とオタクを狂わせ続ける訳ですよ…。
(忍たまの二次創作はめちゃくちゃ
絵も漫画も文章も上手い手練れ揃いで怖い)
まあ少しでも気になる方は
観て損はないと思います。