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大晦日に『愛、おぼえていますか』

こんばんは読者諸君!!
年越し楽しんでますか?
私は……日頃から
サンバルカンがどうとか言ってるから
もうすでに読者諸君もお察しだと思うけど、
結構いい歳なので22時が限界です……。
昔は平気で徹夜していたのに!

まあ紅白も知らねえ歌手ばっかでつまんないし
ガキ使もやらなくなったし、もう大晦日に
夜更かしする理由もないから
別にいいんですけどね。

元旦はいつもどおりの時間に起きて
コーヒー淹れて冷凍ピザ焼いて
なりスイ1の校正(大詰め)をします。

あ!そういや夕方なんですけど
東京MXで
『劇場版・超時空要塞マクロス
~愛・おぼえていますか~』が
なんでか放送されてたんで、つい観てしまいました。

え?お、面白い……!!
こんなに面白いアニメやったんか?!
という新鮮な驚きでいっぱいです。

マクロスというアニメのあらすじは
ゼントラーディという宇宙人と地球人が
なんかのはずみで出会って交戦して、文化交流を通じて
和解するという話です。平たく言うと。

まあそのゼントラーディ星人は
バイオテクノロジーが発達し過ぎて、
男女が性行為しなくても
どんどん生殖できるようになったせいで
男と女で戦争するようになったという、
賢いんだかバカなんだかよく分からん宇宙人です。

なので地球人男女が同じ空間にいるだけで
「なんだこいつら?!」と心底
ビビッたりします。で、デカルチャー……!!

まあその辺はどうでもいいんです。

主人公である地球陣営側の若きパイロット・一条輝。
ごく平凡なガキのようで、天涯孤独の身の上から
バルキリー(変形ロボットの名前)のパイロットに
のし上がったという、なかなかガッツのある若者です。

そんな若くてボウヤっぽいイケメンで
エリートパイロットの輝は当然、女にモテるわけです。
そう……この『マクロス』の一番のみどころは
輝(ヒカル)と輝の推しアイドルであるリン・ミンメイと
輝の上官である女軍人・早瀬美沙の三角関係!!
昭和のアニオタを熱狂させたんは
女男女のラブ・トライアングルなんですよ!!
あとはオマケと言っても過言ではない!!(過言だろ)

まあ輝は当初、2歳上で生真面目な美沙を「おばさん」
などと揶揄って、アイドルのミンメイに夢中だった訳なんですが、
とある事件がきっかけで触れた、美沙の家庭的で優しい一面に
自分が本当に求めていた幸せの形に気づいてしまうのです。

天涯孤独だった輝が求めていたのは、
ごく当たり前のあたたかな家庭。
それは奔放で無邪気な人気アイドル・ミンメイを
伴侶に選んでは絶対に手に入れられないもの……。

TV版と劇場版はこの三角関係の描き方に
ずいぶん違いがあるようですけど、
とりあえずと劇場版の輝は優柔不断男ではなく、
ミンメイに迫られてるところを美沙に見られるという
クソ気まずいド修羅場にあっても、
慌てず騒がず美沙にきちんと求愛しています。

偉い!!輝!!お前は偉いぞ!!

そういや昭和は二人の魅力的なヒロインの間で
揺れ動く男……みたいなのがラブコメの定番でしたね。
『気まぐれオレンジロード』とか。
『めぞん一刻』も五代くん狙われまくってましたし。

まあその後、なかなか感動的な展開があり
地球とゼントラーディは無事和解し、
輝をめぐって火花を散らした女二人も
互いを認め合うというラストに至る訳なんですが。

大人になった今観ると、輝がミンメイではなく
美沙を選んだ理由が、なんか切なく思えましたね。

パイロットとして前線で戦ってきた輝は
余りにも多くの死を見すぎたんですよ。
それに天涯孤独の身で出世するには
社会の非情さも嫌というほど味わったでしょう。

一歳下のミンメイがまだ恋する乙女なのに、
輝はもうすでに『少年』ではなかったんですよ……。
アイドルであるミンメイに憧れている間だけは、
輝はただの『年相応の少年』でいられたのでしょう。

と、こんな感じで序盤ではパイロットだという以外は
ボケーッとしてるだけのボウヤにしか見えなかった
一条輝が、わりかし味わい深いキャラだったんだなぁ
という発見があり、●十年ぶりに観た
『愛、おぼえていますか』は、実に素晴らしい作品でした。

作品と出会うタイミングは人それぞれ。
そして同じ作品でも人生のいつ出会うかで
味わいが変わるもの。

大晦日によい作品を観て
今年を締めくくれたなと思います。


では読者諸君!!
よいお年を!!

(※写真は我が家の年越しそば。
でかいかき揚げは別売りのを投入)

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