賢明なる読者諸君……
新年あけましておめでとうございます!
今年も『なりゆきスイーパー』を
よろしくお願いします!!
さて、諸君はどんなお正月を
お過ごしでしょうか?
私は午前中でなりスイ1の改稿
(誤字脱字修正)がひとまず終わり、
電撃大賞応募要項もチェックし直し、
ヒマになったので映画を観ていました。
新年一発目の映画は、
『大巨獣ガッパ』1967年(昭和42年)!!
AmazonPrimeの日活チャンネルの
無料期間中なので観てみました。
なりスイ2の舞台も熱海ですし
気になっていたんですよね。
ガッパ、話としてはいたってシンプルです。
戦後まもなく、高度成長期でブイブイ言わせてた
日本企業が、南国諸島のリゾート開発に乗り出す。
その島々の守護神がガッパという怪獣なんですね。
まあ調子に乗ってる日本企業は現地民の
「行ってはならねえ!!」を聞かず
禁足地に足を踏み入れ、卵から孵化したばかりの
ガッパの子供を日本に連れ帰ってしまいます。
これには親ガッパも大激怒!!
こうしてガッパは夫婦して日本を目指し
我が子を探して暴れ回るのだった……という話。
ネタバレしちゃうとハッピーエンドです。
娯楽映画なので変なひねりがなくていいですね。
ガッパ親子が再会するシーンも
ド直球の親子愛を描いていて、
それを見守るモブ日本人達と同じ表情になれます。
( ;∀;) イイハナシダナー
あと全体的に画面が素朴でいいんですよね。
熱海も観光地・新婚旅行のメッカとして栄えてた
頃の姿で、思う存分ガッパに破壊されてますし。
浴衣姿で逃げ惑う宿泊客が気の毒すぎる。
特に南国の原住民は現地エキストラじゃなく
黒塗りした日本人に腰ミノ着けさせて
「現地民です」と言い張る豪胆さ!
(※確実に予算の都合)
こう…『ギターを持った渡り鳥』
みたいな感じで、その映画の出来がどうこうより
こういう素朴なつくりの映画を、国民のほとんどが
「いいなぁ」と思いながら観ていた……そういう
のどかな時代の空気を感じられたのが良かったです。
……で、その後は久々に
『ゲゲゲの謎 鬼太郎誕生』【完全版】
を観た訳ですが、
ちょっと感心してしまいました。
何がというと
役者の口調、話し方の速度が
ガッパの役者のそれと似てるんですよね。
おそらく日活映画、そして金田一シリーズで
任期を博していた頃の角川映画とも
近いんじゃないでしょうか。
全体的にキビキビして早口なんですよ。
セリフも語彙が豊富で聞き甲斐がある。
芝居がかっていて現実味はないですけど、
いいんですよ娯楽映画だから!!
現在の邦画は台詞が全体的にもったり
ボヤボヤしてるじゃないですか?
リアリティ重視だかなんだか知らんけど
はっきり言うと私は嫌いですね。
小声でもしょもしょ喋って滑舌悪くて
聞こえねえんだわ!字幕つけろ!
そんなにリアルがいいなら
現実だけ見てろっての!!
ハァハァ……
失礼。新年早々
興奮してしまいましたわね。
ところでゲ謎ですが
これは本当にいいアニメ映画なので
ネタバレなして観ていただきたいです。
やっぱりこの作品は
『水木』というキャラが肝ですね。
『ゴジラー1.0』の主人公・敷島と同じ
戦争で心身に傷を負った悲しくも情に篤い男……。
そりゃ人気も出るやろがい!
なんでそんな水木(人間)と、飄々とした銀髪の男・ゲゲ郎
(妖怪。こいつが鬼太郎の親父)との愉快痛快
伝奇因習村ミステリー活劇にできなかったんや……。
(悲しいことにゲ謎はそういう話では
いっさいない)
そして『横溝正史作品』をアニメで
再現しようとして見事に結実した
映像と演出には脱帽の一言。
あとまぁ、話は本当に陰気です。暗いです。
よくもまぁこんな根暗な話を思いつくなと
逆に感心するレベルですが、
吐き気をもよおす外道は相応以上の罰を受けるし
それまで与えられたストレスがチャラになる
くらいに溜飲が下がるシーンは用意されてるので
ヘイト管理・ストレス管理は完璧です。
どん底のまま終わるということはないので
そこは安心していただいていいと思います。
(まあハッピーエンドかと言うと
ハッピーエンドなんですが、
爽快かというと別にそんなことは……)
とまあ、長々と
よく分からん映画談議で始まっちゃった
2026年ですが、
どうぞよろしくお願いいたします~☆フヒヒ
ちなみにゲ謎の水木さんのその後らしき
老人が令和版『悪魔くん』にも登場するので
気になる方は是非!!(後半の一部だけですが)