• 現代ファンタジー
  • 異世界ファンタジー

ワールドカップサッカー!本日、日本代表戦!!この時がやって来た!!

TVで何度も放映されるWカップ。
あれ、ちょっとヤラシイ・・。
いや、そんなことを言うのではなくて、本日が運命の初戦、ドイツ戦だ!!

日本なんて、所詮、ドイツやスペインには無理。
そう思ってるのは、最早、古い世代なのだ!
・・と思いたい。

このドイツ戦に引き分け以上なら、決勝トーナメントに出れる可能性が広がるのだ。
スペインとドイツならドイツの方が可能性があるからだ。

理由①ドイツの本気度・・心底日本を怖いとは思っていない。ふつうにそう思うだろう。鎌田などブンデスリーガ(ドイツのプロリーグ)所属の選手が居るので、そのへんは知ってるだろうがそれだけ。そして、もちろん、日本代表戦は調べ上げられている事だろう。弱点も把握しているハズだ。しかし、日本の事をどこかで侮っているハズだ。しかも、初戦なので、負けないことが前提なのは言うまでもない。果たして、日本戦に全力で来るのかどうか?コーチはそう思っても、選手の意識はどうか?
逆に日本人のブンデスリーガ所属選手達は良く知ってるので、心理的にも戦い易いかもしれないし、情報をより分析できているハズだ。

理由②初戦の難しさ・・これはどのチームでも言える事。日本の場合はこの初戦の大切さを誰もが共有している。というか、ドイツ戦から全力なのだ。余裕などないから。

理由③日本のハイプレスはドイツのゲーゲンプレスと同じくらい強力・・これはNHKに出演したアナリストが言っているのだが、その中身の詳細(対戦相手のレベルなど)は話半分としても、悪くは無いと思われる。

理由④唸れオフサイドトラップ!・・ハイプレスに連動する意味でハイラインを敷く日本は、もしハイプレス失敗なら、オフサイドトラップを掛ける練習も当然しているだろう。今回はこのオフサイドトラップが大きな武器になる!!機械の導入でトラップの判定がより厳密になった。なにせ、手が少しでも出ているだけでアウトなんだから!当然、レギュレーションの説明でその事は承知しているハズなので、スルーパス対策のオフサイドトラップ練習は必須なのだ、そう考えるのがふつうだ、それは当たり前の戦術だから。

さて、この理由④、これが私の最も言いたい事なのだ。
これは、奇しくも日本代表戦前日に起こったサウジ・アルゼンチン戦で証明された。ことごとく、トラップに引っ掛かり調子を崩すアルゼンチン。そして、ジャイアントキリング!
オフサイドトラップ、日本はこれを積極的に活用すべきなんだ。今までの、ある意味いい加減なオフサイドの判定が厳密に変わるのだから。
だが、それはもちろん、分かっているだろう、と思う。

そして、問題は、ハイプレスもビルドアップも通用しない時、戦術の変更はあるのかどうか?
日本は、ハイプレスとビルドアップを更に磨くと言う。
果たしてそれで良いのだろうか?
しかもドイツのプレスに、どう対処する?

強豪国相手にハイプレスやパスが繋がらないとなると、どうすると言うのだろう?
愚直に同じことを繰り返すのか?
プレス対策にはダイレクトパス。
誰もが考え、過去、それを行ってもきた日本。
すばやい攻撃は、昔から言われていたこと。
それでも通用しなかった。
為に、セットプレーも磨いた。
それでも通用しなかった。
ならばと、個人技を磨いて来た。
これは代表選手の殆どが海外組だという事実で立証されており、個々の能力は挙がっているハズだ。

そういう個のチカラの向上による進化したプレスとビルドアップ、本日、その日本の歩んできたサッカー強豪国への道のりの、一つの結果が示される。

しかし、日本がセットプレーはダメなんて弱点、それってホントなのだろうか?
そんなのは、練習しているハズだ。っていうか、ここまで秘密にして来たのだと思いたい。

直前の試合に負けたけど、ヤバいんじゃないの?
それは、返って敵の敵愾心を削ぐことになるハズ。
私は、戦術隠しと敵の油断を誘う点で、今までの流れは良い方へ向かっている、いや、これは森保監督の策略なのだと思っている。

駆け引きはもうずっと前から始まっているのだ。

さてさて、真っ向勝負で勝ち切れるのかどうか、潔い、真摯なブルーの戦士達に、日本人の誠を見る気がしているのは私だけではないだろう。
前回のベルギー戦での惜敗は、決して無駄ではなかったことを見てみたい!あの時、ファールをせずに、潔く戦ったブルーの戦士達のチカラがホンモノになる時を見てみたい!

個のチカラの向上と共に、イレブンみんなの意志の共有とチームワークが新たなステージに日本を押し上げることを祈るのみである。

文責 風鈴

題名 Wカップに寄せて①

コメント

さんの設定によりコメントは表示されません