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『開けてしまった密室』、いよいよ今夜12時から公開します。

こんばんは。ハヤカワ新書に早速手を出した飯田です。いやー、創刊号にしてはなかなか面白そうな面子。

掲題、いよいよ! いよいよでございまする。

ぐわー、緊張する! 
東京創元社×カクヨム企画、学園ミステリコンテストに応募する作品、『開けてしまった密室』をいよいよ公開いたします。

舞台は神奈川県の公立高校時宗院高校。
夏休みの合宿が行われるセミナーハウスにて、一人の男性教諭が死亡します。
現場は被害者以外誰もいないことが確認されたセミナーハウス、そしてその中のシャワー室、さらにその中のシャワーブースの中。三重に鍵がかかった密室の中での事件です。
この奇怪な謎に高校生の男女コンビが挑む! 

本格ミステリになるのかなー。一応「読者への挑戦」コーナーもあります。

「読者への挑戦」というのは、物語の最中で探偵役や警察役が読者に向けて「情報はすべて出揃った。あなたは推理をして真相に辿り着くことができるか?」と文字通り挑戦する推理小説独特の文化のことです。

初出は1926年J・J・コニントン『或る豪邸主の死』ですね。それからエラリー・クイーンの国名シリーズ、さらに日本では有栖川有栖の学生アリスシリーズで用いられています。

すっごく分かりやすい例を言うと、『古畑任三郎』がCM前に視聴者に向かって話すあのシーン。あれがまさに読者への挑戦になります。

そう、つまり、僕の作中でも主人公の先崎秀平と麻生花純から皆さんに挑戦があるということですね。

手がかりは作中で全て提示されます。
読者のあなたも探偵より早く真相に辿り着けます。
難易度は……正直、分かりません。割とイージーにはしたはず。手がかりも何度も何度も提示するようにしましたからね。分かりやすくはあるはず。

一応、作者から注意事項を。

※応援コメントを書く際は、他の方のコメントを読まないようにしてください。予期せぬネタバレに遭うリスクがあります。
※読んでいる途中にネタが分かっても、直接的な表現は控えてください。理由は先述の通り。お互い良い環境で読書をできるよう気をつかいましょう。

こんなところかな。
さてさて後一時間半後には公開です。
皆様が楽しんでくれますように。

画像はMACKちゃんが描いてくれた本作主人公の二人です。
サンキューMACKちゃん! 

2件のコメント

  • おーついに!仕上げお疲れ様!!
    あまり推理は得意ではないけど、私でも分かるかな笑
    楽しみにしてるねー✨
  • りりさーん!
    りりさんならきっと分かる! トライしてみてね!
    楽しんでもらえますように。
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