コントラクト・エンゲームを読み続けて頂いているもの好き……
素晴らしい方々の皆様、いつもありがとうございます!
この第五章19話をもって、第三編が終了します。
しかし、この第三編はえぐいレベルの出来損ないで……、本当に山ほどの課題が浮かび上がってくる次第です……。
まず、絶望的なまでのシリアス一点張り。書き始めた当初はできる限り明るくいこうとしていたのですが、進むにつれてその要素はかけ離れていき、この偽解放者編では、まったく緩急がない物語となってしまいました。
自分でもこの状態が読み手に取ってしんどいというのは良くわかっているつもりなのですが、技量がなく書けば書くほど、単調的な話になっていって。多分、かなり息が詰まりそうなストーリーになっていることでしょう。
しかも、そんな話が必要以上にダラダラ続いたとなれば、もう救いようがないですよね。特に、123章はだめだ。間違いなく、あそこは二章分にまとめることができたはず。
想定では三章にエンゲームの契約で、四章でゲームをしていく予定だったのですが、こんな長さになってしまうとは……。
シリアス一点張りの重い空気だけでなく、ダラダラ続いてしまったこの第三篇は本当に申し訳ないと思っています。読み手に取ってこれほどつらいものはないですよね……。
しかも、たくさんキャラが出てきた割に、その書き分けがまったく出来ていないのだからもう……スラスラと読める代物ではまったくなくなっていますね……。それぞれのキャラが裏の顔を持っているからでもありますが、似たようなキャラばかりになってしまっています。
どう考えても技量の無さが目立ち始めている(すでに目立ってたか)。
そして、本来、構想では残り二編分をやって完結させる予定だったのですが、この状態ではさらにダラダラ書き続けることになると思ったので、ビジッと残り一編にまとめるように構想しつつ執筆していきます。
ただ、強引に詰め込んだ結果、シリアス量はさらに重くなり、長さも今回以上にすらなる可能性あります。ですが、これ以上ダラダラ続けたら、間違いなく今の読者も失うと感じたので、まずは完結させることを意識したいと思います。
少しでも面白いと思ってもらえるような物語を目指していきますので、よろしくお願いいたします。
追記:
ちなみに、同時に次の物語の設定やストーリーも構成中なのですが、それもまたシリアス一点張りで、ダメだこりゃ、なんて思ってます。おそらく、この弱点は克服しないと、面白いものは書けないのでしょう。