多田いづみ

友未の自主企画の総括として、参加して下さった皆様の作品の中から、特に印象深かったものを各企画ごとに紹介してまいります。友未に見落とされてしまった傑作たちは皆様が発掘して下さい。

締切間際の深夜、原稿を書き終えようとした矢先、天井から百円玉が落ちてきた――！ 誰もいないはずの部屋で起きた珍事、F5キーに直撃した百円硬貨が、何かを変える？ 「パイナップル焼…

　特に決まった話の筋と云ったものは無く、ただ夕暮れから夜へと移り変わる空から連想される様々なイメージを綴った、そんな小品です。オルゴールの描写は、我ながらよくこんな事思い付いたな…

あらすじ：育児に悩む主婦は、とある夏の日、魔術師に出会う。魔術師は驚いたことに「抱いている赤ん坊を貰いたい」という。主婦は軽蔑するが、魔術師は、自分には不思議な力があり、子どもは…

三日月の光を用いた誘拐殺人計画は成就するのか。 人生を後悔で埋め尽くされた女主人公の静かに差し迫る日常と回顧。狙われた元恋人──。 元々は下記の自作の中で「架空の作家が書いた…

執筆動機は小指をぶつけたら痛いから

僕は工作が大好き。色んなものを上手に作るんだ。 傑作は、ハムスターのグーちゃんの豪邸。 最新作は、なんとプラネタリウムだよ。 ところがある日、グーちゃんがいなくなっちゃった………

蔵書を読み返していると、ふとある生き物を見つけた「私」。孤独故にか「私」はそれを「飼う」

論より性懲りも泣く子も黙れば寝た子も起きる

ベッドから出られない主人公と柿の実の話。

建物が毀ちされると、風景が一変し、そこになにがあったのか思い出せないことはありませんか？

務めていた工場で事故を起こして死にかけて以来、すべてが無意味に感じるようになってしまった男 彼はどこかへ行けるのか クロノヒョウ様主催の自主企画『第59回「2000文字以内で…

石はむやみに持ち帰ってはいけない、と教わりました。 どこに連れていかれるか……分かりませんよ？

その労役を勤めれば、刑期が短くなる。男は怪しいと思いながらも誘いにのることにした。 連れていかれたのは故郷からはるか遠くにある、木の生えない山。そこで青いキノコを採集するのが労役…

※第29話にて、クロノヒョウさま自主企画『第59回「2000文字以内でお題に挑戦！」聴こえないメロディー』参加。 ※あらすじ 　高校生のときに出会った不思議なお兄さん。いつも公園…

夏、暑い夏。どこにも行けずに『キン肉マン』完璧超人始祖編を読んでいました…… 夏、暑い夏。「怖そうで怖くない少し怖いカクヨム百物語」なんて全然書けませんでした…… そんな作者が送…

理屈っぽい猫の吾輩くんは、お姉さんである主と一緒に暮らしているのである。 破天荒なお姉さんと、緻密で小難しい吾輩くんの、一話完結、ほのぼのグルメ話なのである。 本日も大変、御馳様…

　スマートフォンにメッセージが届いた。相手はめったに連絡してこない姉からで画像もついている。 　珍しいな、なんの写真だろう……？ ┄┄┄┄┄ ※自主企画「怖そうで怖くない少し…

夜橋を渡るあなたが見たものとは。 カクヨム百物語　参加作品 真実度合い：60%

あまりに生意気な口を利く孫に堪忍袋の尾が切れた。

これは私が病院薬剤師だったころ、実際に起きた話。

ヘビを見殺しにした私に起こった出来事

人々は只管階段に足をかける。 本当に何もない階段だ。別の通路や何処かの階へ繋がりもしないどころか踊り場さえ存在しない。 （非現実的。不思議な場所と人）

クロノヒョウ様の企画に間に合わなかった。下書きにいれて寝かせていたのを少しいじってみました。 お題→夕方五時のリズム 　

主人公は疑念に囚われ、「隣の奥さんが雉である」ことを示そうとする。さて、昨日捕まえた雉は何者なのか。 だいたい不条理、もしくはマジックリアリズムです。

報道カメラマンの「俺」が遭遇した、満面の笑みを浮かべた男にまつわる話です。 ※この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません

孤独な最期を望んで、男はひとり穴の中に入った。しかし、そこで起きたのは……。 人間の孤独をテーマにした読み切り短編ホラーです。

掌編。死の臭いを嗅ぐ娘の話。 ※「小説家になろう」との重複投稿です。

1年前の過去作

掌編。柘榴の木の話。 ※「小説家になろう」との重複投稿です。

包丁よりピーラーで怪我をすることが多いです。

毎晩、海辺で美しい少年を目にする。退屈な人生や家族に絶望し、怒りを感じていた「私」はひたすら、少年だけを愛し、憧れる。だが、次第に運命は狂っていき、「私」は陰惨な悲劇を目の当たり…

街一番の塔を支える鉄骨たちのお話。

元は【三題噺 #63】「朝」「視線」「影」への供物

オリジナルの詩です。 ぜひご覧くださいませ。

ふんわり優しい色合いの童話を200文字ぴったりで。1話完結、どこからでもお読み頂けます。ほんの一呼吸する間に終わる手のひらサイズの童話集、ちょっとした時間の読み物としていかがでし…

妻を亡くした男。彼が妻を忘れない為にした事は、、、

日常の掌編。 幼い日の味の記憶と現在と。

生まれつき心身が不自由な喜助が、突然学校に乗り込んできて子どもを連れさった。 喜助は追い詰められ、村の男衆に殺されてしまう。 喜助はなぜそんなことをしたのか。 訛りホラー第八話。

鉋はどんなものでもうまく調理して食わせた。 昭和の香りが漂う文体で送る、貧しい暮らしの中で食卓を共にした二人のささやかな短編。

石工かつ彫刻家の男は美しい石に惚れ込み、踊り出す娘の像を彫った。彼らの末路についての話。

過去に綴ったもの、 今のわたしが書いたもの。 変遷を記す。