近況ノートを書いていませんでした。
いよいよ次回は、触手として本格的に活動を開始します。ただ、第三話は2日後に投稿予定です。『二人』の検証に同じ日数かかるためです。
基本的には、兄妹の現実時間経過に合わせて投稿することになります。流石に、起こってもいないことを公開できないですからね。
にもかかわらず、なぜ各話タイトルが決まっているのかは、読み進めていけば、いつか皆さんも推察できるかもしれませんが、まだまだ先になります。それも含めた『推察小説』ですね。
さて、更新日まで何か書くことはないかと考えた結果、本作品『兄妹触手転生(略称)』がなぜ転生まで3万字も使ったかを説明したいと思います。理由は大きく3つあります。
まず最初に、『接触シーン』や日常シーンで、兄妹がどのようなキャラクターかを詳細に知ってもらいたかったことが一つ目の理由。
次に、本作品は、その兄妹や周囲の思考力の高さから、『説明小説』であり『推察小説』であるため、必然的に文字数が多くなってしまうことが二つ目の理由。
そして、兄妹の関係性や、お互いに対する想いがあり、『生きた登場人物』であるこそ、両者の『死』をあっさり終わらせられなかったことが、最後で最大の理由です。
最近の、いわゆる異世界転生作品は、転生するまで時間をかけずに、転生後あるいは神前では、夢だと疑わずに、すぐに死を受け入れて、やはりすぐに無双するためのレベルアップやチートスキルを取得する展開が主流であることは、重々承知していますが、上記理由から、本作品ではそれをあえてせずに、ある意味、小説媒体の長所を活かした展開と文章構成になっています。
その文量とテンプレから外れた展開の遅さに、ブラウザバックする読者が多いだろうことも承知していますが、その点では、推理小説や文芸作品を読んでいるものと思えば、十分に楽しめるのではないかと考えています。
一方、そのようなこともあって、本作品は既存作品に比べ、読解力、想像力、思考力を必要とするかもしれません。流し読みすると、内容が頭に入ってこないかもしれません。もちろん、それは私の稚拙な表現力のせいではありますが、いずれにしても、十分に時間を取れる機会に本作品をお読みいただくのがオススメです。念のために申しておきますが、これは注文でも言い訳でも中傷でもありません。
もし、作品内で分かりづらい所があれば、遠慮なくご指摘いただき、その上で楽しんでいただければ幸いです。
それでは、次の更新でお会いしましょう。