晴田墨也

私：岬千尋 27 渋谷のベンチャーで働く正社員。仕事は嫌いじゃない。一人で宅飲みする時間が癒し。酔ってもあまり顔に出ない。ビール党。 彼女：姫野ひなの 26 渋谷のベンチャーで働…

一卵性双生児の姉妹の話。 数字で測れるものはなんでも同じ、だけど、性格が違う双子。人気者の姉と無気力な妹の歪な関係。

書いた小説のあとがきとか言い訳を載せます

エアコンと網戸が完備されている日本の部屋は天国だと、心の底から思っている人間が書きました。 登場人物の性別はご想像にお任せします。 ※X（Twitter）で見かけて参加してみた…

第七回こむら川小説大賞に寄せて。 墓参りをする男ふたりの話です。光。

満月の夜、月の光を浴びた者は狂気に侵される。 第七回こむら川小説大賞参加作品2作目です。 ピアニストと人狼の満月の夜のブロマンス。

深海が闇の世界などというのは陸の者たちの思い違いだ。太陽が遠いなりに、深海にも光が満ちている。 「彼女」の光に誘われるように、闇の中で輝き揺らめき近づいて来る──月のような、円い…

第七回こむら川小説大賞参加作品です。 お題は『光』

出口も見当たらない奇妙な部屋で、電球になった幼馴染と出会う話 第七回こむら川小説大賞参加作品 テーマ『光』で書きました。 がっつりブロマンス

子守唄じみて聞こえるチッカンと、ドアミラーにうつる祖父の手 第七回こむら川小説大賞参加用作品です。

暗闇の中では、灯は点けられない。 微かでも光あるからこそ、灯は点けられ。 灯は周囲を照らすのだ。

これが俺のこむら川だ 黒い肌の少年と白い肌の少女が光を求める話。

十九世紀。霧の街――倫敦。天才画家ランドルフ・カーヴェルの許へ、ひとりの男が訪れる。 彼の名はメレディス・レッドグレイヴ。八百年の時を生きる、正真正銘の吸血鬼だった。 困惑する画…

暗闇が支配する場所で、最後に希望の光を見た。 ※第七回こむら川小説大賞参加作品　お題「光」

第七回こむら川小説大賞参加作。 レギュレーションが『光』だったので光り輝く美少年を。 成人男性をラブドール扱いしつつ連れ歩くショタというテーマで書きました。

人類は相互不理解に疲れ、何とか簡単にどうにかならんもんかと頭を捻る。 とある一人が提案した。 「蛍に倣ってはどうでしょう」 これはそんな人類が相互理解を手に入れた世界で、相互不…

同じゼミだったＥとの些事を書き留めた、私小説です。 彼女と出会ったことで救われた人は多かったと思います。 ------ ※ファンアートにおける画像生成AIの使用はご遠慮ください

「あたし、光になりたいの」 そう言う少女を、私はアナログカメラで切り取っていく。それだけで良かった。 第七回こむら川小説大賞に寄せて。

うだつのあがらない日々を過ごすサラリーマン藤咲の元に、身元不明の家出少年が転がり込んできたことから始まる三日間。ヒーローとは何か、誰のヒーローなのか。短編です。

タオくんが無魔力のひとたち向けの学校に入学するぞ！「魔法界は治安が悪い」の真相に近付く、相変わらずの大騒ぎ。

オタクの魔女たちが繰り広げる、新たな物語。 先日のテロ未遂事件で人間界への侵攻が改めて不可能になったことに不満を持つ人間界侵攻論派の人々は、鍵の付替えの当事者であるトパーズに理不…

留学星と呼ばれる異星人が地球上に数多く訪れるようになった時代。 ひとりの留学星が地球人に恋をした。

ロングホームルームの議題は文化祭の出し物決め。協調性のないクラスメイトのせいで教壇に立ち尽くす気弱な学級委員長・恒世を見かねた僕は、文化祭実行委員をやる羽目になり……。

第五回こむら川朗読小説大賞参加作品です。 ワンルームで半泣きの兄貴、呆れているおれ、昨日出来上がったらしい死体。外にいるだろうセミは痛いくらいの日差しで元気をなくしているらしく、…

地球史上最大にして最初で最期の天体ショー、ウルトラ・エクストリーム・マキシマム・シャイニング・グラビティ・サチュレイテッド・スーパー・ムーンがフォール・アウト・アット・トゥナイト

#第五回こむら川朗読小説大賞 に参加させていただきます。初参加です。新参者ゆえ、作法のわからぬ部分はありますが、お手柔らかにお願いします。今回は『男性の一人称小説』がお題という…

第五回こむら川小説大賞出品作どす

とある山奥に住んでいる蛇神様の元へ、供物になるために育てられた少女がやってきたお話。 供物ちゃんはどうしても神様に食べられたいし、神様は人間の肉を食べたくない。 立場差、種族差、…

ふとした拍子に蘇った祖父との思い出を懐かしむ。 そんなお話。

　女子大生の初めてのバイトが夜のスナック。 　優しいママと優しいお客さん。 　まわり道の先にあるものはー