澤田慎梧

【「第45回横溝正史ミステリ＆ホラー大賞」応募作品】 二十五歳の小山内一郎は、半ば追い出される形で会社を辞めることになった。 心身ともに疲れ果てた彼の為に、仲間たちが計画してく…

【第13回角川つばさ文庫小説賞」応募作品】 桜井ユリカは、ごくごく普通の中学一年生――の振りをしている、元超有名子役。 けれども、栄光は過去のもの。仕事がなくなり、事務所もクビに…

【「お化け」も「妖怪」も、本当はいないんだ――そういうことにしておこう】 ※現在、エピソードを非公開としております（アルファポリス様規定により）。 市立「鎌倉西小学校」には…

【KAC2024第8回「めがね」参加作品】 文芸部の先輩である正次先輩とトリちゃん先輩は、いつも部室でおかしなゲームに興じている。 今日は何やら「めがね」と連呼しているみたいだ…

【KAC2024 第7回お題「色」参加作品】 五色戦隊カラフルジャーは、「色の力」を持つ正義の戦士たちだ！ 彼らは今日も、悪の宇宙人「ダーク・ブラック」から地球を守る為に力を合…

【KAC2024 第6回お題「トリあえず」参加作品】 同級生のトリちゃんは、惚れっぽい女の子。でも、告白はいつも玉砕。 その日もイケメンな先輩に告白してフラれてしまって――。 …

【KAC2024 第5回お題「はなさないで」参加作品】 母親の記憶が殆どない華凛。 唯一覚えているのは「はなさないで」という言葉ぐらいのもので――。 ※この作品はフィクシ…

【KAC2024 第4回お題「ささくれ」参加作品】 新婚夫婦の僕と妻は、些細なことから言い争いとなり――。 ※本作品はフィクションです。

【KAC2024 第3回お題「箱」参加作品】 青春時代を過ごしたライブハウス「ライブ・ガガ」を久しぶりに訪れた智也。 彼を待っていた人物とは――。 ※この作品はフィクショ…

【KAC2024 第２回お題「住宅の内見」参加作品】 その部屋の住民は、次々に失踪するという――。 ※この作品はフィクションです。

【KAC2024 第１回お題「書き出しが『○○には三分以内にやらなければならないことがあった』」参加作品】 人気コミックの実写化を任された映画監督が、思わぬ問題に直面し……？ …

親に売られ、山奥のさる旧家に住み込みの女中として雇われた少女・霧。 その家の主は、何故か「手」しか見せない変わり者のようで――。 ※本作品はフィクションです。実在の人物、土…

母子家庭に育った藍里は、ある日事故で母親を亡くしてしまう。 両親の実家とは絶縁状態で、頼れる人もなく途方に暮れる藍里のもとへ、大叔母の智里が訪ねてくる。 母親をきちんと弔う為にも…

父親の暴力から逃れて夜の街を彷徨い歩く「僕」は、廃工場から不思議な光が漏れているのを目撃する。 こっそりと中を覗くと、そこには多種多様な花々が咲き乱れていて――。 ※本作…

1919年、日本の統治下にあった朝鮮半島では、独立の機運が高まりつつあった。 そんな中、新たな総督として元海軍大臣の斎藤実が着任する。 斎藤の親類であった「私」は、新総督を出迎え…

　ある朝、澤田●梧が寝苦しさから目覚めると、自分がバランスチェアに座ったまま眠っていたことに気付いた。 ※この作品は事実を基にしたフィクションです。 ※澤田●梧さんは澤田慎…

草薙ハヤトは状況をざっと見ただけで「犯人」を言い当ててしまう名探偵。 けれども、ハヤトは言い当てられるだけで「何故」が分からない。全てを直感的に捉えてしまう「第六感探偵」だ。 彼…

浅利山カエデは、難関中学校を目指す小学六年生。 ある日、カエデは道端で怪我をして倒れている黒猫と出会う。 「どうしよう」と迷っていたら、なんとその黒猫がしゃべりだして……？ ※…

幼馴染の「仲良し三人組」。 二人は共に人生を歩む道を選び、残された一人は――。 初出： エブリスタ「三行から参加できる 超・妄想コンテスト 第119回「写真」優秀作品入り …

時は1993年。神奈川県立「比企谷（ひきがやつ）高校」一年生の藤本は、担任教師からクラス内で起こった盗難事件の解決を命じられてしまう。 困り果てた彼が頼ったのは、知る人ぞ知る「名…

日々感じたこと、見たこと、思ったことなどを詠みます。 もしかしたら6月中は毎日増えていくかもしれません。 ※本作品は「第1回カクヨム短歌・俳句コンテスト短歌の部」向けです。

　――我々の世界よりも「アイドル」という存在が、ちょっとだけ特別な世界。 　底辺作曲家の友木春太(25)は、芸能事務所社長である従姉の頼みで、新人アイドルのプロデューサーをやる…

【KAC20237「いいわけ」参加作品】 うちの店長はパワハラが酷い。 今日も同僚の一人が狙い撃ちにされて――。 ※本作品はフィクションです。 ※全部入りです。

【KAC20236「アンラッキー７」参加作品】 行きつけのバーで、ふと会話を交わした初老の男。 彼は「ラッキーセブンという言葉が嫌い」だと語り始め――。 ※この作品はフィク…

【KAC20235「筋肉」参加作品】 貧弱な坊やとバカにされ続けて早十数年。 一念発起した僕は、近所でも評判のトレーニングジムに通うことにした――。 ※この作品は事実を基にし…

【KAC20234「深夜の散歩で起きた出来事」参加作品】 友人の隼人の家は、鎌倉の海を臨む丘の上にある。 泊まりに行ったある日、深夜にも拘わらず、外から爆音が響いてきて――。 …

【KAC20233「ぐちゃぐちゃ」参加作品】 ご近所でも評判の美少女・莉音。 しかし彼女には、幼馴染の暮人にしか見せない顔があって――。 ※この作品はフィクションです。

【KAC20232「ぬいぐるみ」参加作品】 小六にもなって大きなクマのぬいぐるみを大切にしている息子。 しかし、そのぬいぐるみの股の所には、謎の穴が開いていて……。 ※こ…

【KAC20231「本屋」参加作品】 いつも通りかかるはずの路地裏に、見知らぬ店を見かけた経験はないだろうか？ そんな店を見かけた時はご注意を。 特にそれが本屋だった場合、あな…

ゴシップニュースサイトを運営する「エルゴ・ニュース」社に勤める中年・木下は、終電間近のホームで人身事故を目撃する。 線路に落ちた酔っ払いを助けようとして、同年代の男が一人、犠牲と…

鳥羽伏見の戦いに端を発した戊辰戦争。東北の諸大名家が次々に新政府軍に恭順する中、徳川につくか新政府軍につくか、頭を悩ます大名家があった。蝦夷地唯一の大名・松前家である。 これは、…

建久八年（1197年）の鎌倉では、こんな噂がまことしやかに囁かれていた。 曰く、「夜半の鶴岡八幡宮に、静御前の亡霊が現れる」と。 人々が夜半の外出を控える中、月明かりの下、八幡…

鎌倉では決闘を申し込む際、相手に鳩サ●レーを投げつける習わしがあります。 なお、投げつけた鳩サ●レーは、必ずおいしく戴かなければなりません。 もちろん、嘘です。 ※鎌倉在住…

【カクヨムWeb小説短編賞2022】 軽度の記憶喪失のまま、学校へ復帰した高二男子の七海。 すると、部活のクール系美少女な後輩・桶川が、「彼女」を自称してくる。 けれども、七海に…

【第11回角川つばさ文庫小説賞 一次選考通過、二次選考は落選しました】 バドミントンの強豪ペアだったアツシとエイジは、小学生最後の大会で悔しい負けを喫した。 「中学に入ったら今…

【「５分で読書」短編小説コンテスト2022　「だれにも言えない恋（恋愛）」参加作品】 女子高生の美里には、奇妙な同居人がいる。 「翔太」という名前以外、自分のことが何一つ分から…

クラスメイトの此花さんは、その立ち振る舞いから「探偵王子」と呼ばれていた。 ※この作品はフィクションです。

※本作は「一時閉幕」しました。現在、応援コメントなどへの返信は行っておりません。 「言葉は生き物」等と言われるように、表現というものは日々刻々と変化するもの。完璧な「正解」が無…

祖父の遺品を整理している時に見付けた、黒革表紙の日記帳。 そこに書かれていたのは、周囲の人々の身に起きた不幸の数々で――。 ※この作品はフィクションです ※一部、災害や事故死…

新選組「鬼の副長」と謳われた土方歳三。新政府軍と徳川残党軍との戦が激しくなる中、彼の姿は蝦夷地――今の北海道にあった。 ※本作品は一部史実を基にしたフィクションです。多分に作…

【KAC20229「猫の手を借りた結果」参加作品】 急な出張で家を空けることになった。けれども、エリは一人では何もできない子だ。 心配になった私は、不在の間、彼氏にエリの様子を見…

内気な女の子・桃香には、困った時に助けてくれるヒーローがいた。 その名も「ジャッキー」。彼は、桃香だけのヒーローだった。 ※本作品はフィクションです。 初出【KAC20228…

今回は（も？）趣味に走りました。 初出【KAC20227「出会いと別れ」参加作品】

【KAC20226「焼き鳥」参加作品】 彼女が「やきとり食べたい」と言ったので、地元でも評判の老舗焼き鳥店に連れて行ったら、何故かキレられた。 ※この作品はフィクションです。

【KAC20225「88歳」参加作品】 居候先の友人宅を追い出された私は、新たな寄生先としてバイト先の独身中年店長に狙いをつけたのだけれども――。 ※この作品はフィクション…

「笑いの神様」と呼ばれたお笑い芸人が死んだ。 彼は生前に「自分の葬儀は笑顔あふれるものにしてほしい」と遺言していたのだが――。 ※この作品はフィクションです。 ※この作品には…

草薙ハヤトは状況をざっと見ただけで「犯人」を言い当ててしまう名探偵。 けれども、ハヤトは言い当てられるだけで「何故」が分からない。全てを直感的に捉えてしまう「第六感探偵」だった。…

【KAC20222「推し活」参加作品】 美鈴ことミレイはいわゆる「地下アイドル」。 過酷な割に見返りの少ない仕事の中で、彼女の心の支えとなっていたのは、客の振りをしてライブを観に…

　上司の鳥山課長は優しくて面倒見が良くて何よりイケメンだ。女子社員の多くが狙っている。 　けれども、ある日、課長がいわゆる「二刀流」だという噂を聞いてしまい――。 ※本作品…

【自主企画「5000兆円が降ってきた」参加作品】 ★本作品は、梧桐彰さん主催の自主企画「5000兆円が降ってきた：みんなで分岐する小説を書いてみよう」向けに書かれた短編となります…