前回から大分、間が空いてしまいました。
この物語を着想したのが二年前、書き出したのが一年前、だらだらやっている間に、実際の政治の方が酷くなっていきますね。
当初、作中の税率は六割と考えていましたが、日本の税や保険料負担が大きくなりすぎて、大して過酷な世界じゃないじゃん? と思われそうです。
『灼竜国のケヤク』は最初に書いた風竜国の話とは違い、転移物でも転生物でもありません。
転移、転生は手垢がつきすぎているなと感じたので、そこから外す形で、かつファンタジー世界にして寓話的に書きたいなと思って始めた作品です。
西洋風ファンタジーに拘る気持ちはない……というか、本当は古代日本風が良かったのですが、古代日本ベースだと既に狩人シリーズとかあるしね。
まあ、登場人物達をドラゴンやグリフォンというかっけえ生き物に乗せてやるかと思ったので、西洋風にしています。
二ヵ月くらい更新止めていたのですが、理由は構成とキャラクターの設定に迷いがあったからです。
プロットの作り方というものが全然分かってなくて、初めと終わりだけイメージして書き出しているので、矛盾を無くす作業が煮詰まっていました。
再開しましたが、まだ腑に落ちない点があるので、ここを整理しながら書いています。
現状、まだ8万文字程度しか書けておらず、最終15万文字程度になる予定ですが、書き直しながら進めて行きます。
自分の中で納得できていない箇所が残っているので、また途中で止まりながら書くことになるかもしれませんが、六月までにはとりあえず完成させるつもりです。