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いくひ誌。【3581~3590】

※日々、言ったって伝わらない、秘密にすることなど何もない、この身体から漏れる言葉は総じて虚妄と化してそうらう。


3581:【2022/04/18*見詰め】
いちどすべての事象について倍率で見てみたい。原子の大きさですらきっと原子の種類ごとに倍率が違っているのだろう。鉄と木の密度も違うだろうし、そこに含まれる原子の数やエネルギィ数値も違うはずだ。時間の流れはどうだろう。それぞれの倍率ごとに、どれくらいの差があるのかを視覚化してみたら、けっこう案外に新しい視点での発見がある気もする。物理学者とか数学者はきっとそういう視点で世界を眺めている気がする。数字が苦手なので、じぶんでそういう計算をしようとは思わないので、暇な学者やプログラマーはそういったアプリを作ってみたら、案外にニッチな需要を満たすのではなかろうか。でもこれくらいのアイディアは誰でも思いつくので、きっとすでにあるだろう。みな考えることは似ているのだ。人間だもの。三つ目。


3582:【2022/04/18*ふんにゃらぺんぺん】
ブラックホールの事象の地平面は、おそらく「真空(無)」ではない。そこには間延びした(希薄化した)時空がまだあるのではないか、と妄想している。真に、無にちかい、情報の根源まで還元された場所はおそらく特異点のみだろう。事象の地平面に物質が入り込んでなお存在の枠組みを保てるのはおそらくそういう理屈なのではないか。そのため、質量の小さなブラックホールの場合は、事象の地平面に触れた瞬間に物質を破壊してしまうこともあるはずだ。そこら辺、何かシュバルツシルト半径のように、閾値を割りだせるのではないか。名前はついてないのだろうか。よくは分からない。他方、事象の地平面では、時空が間延びしているため(希薄化しているため)、そこに侵入した物質もまた間延びしていくはずだ。あたかも水に入れた角砂糖が水に溶けだしていくように、「物質・時空・エネルギィ・情報」といったように還元されていくのではないか、と妄想しているが、あまりにあてずっぽうなので、真に受けて欲しくはない。なんて言いながら真に受けてほしい、と言っても真に受けてくれる人がいるのかがまず以って怪しいし、そもそもこれを読んでいる方がいらっしゃるのかが疑わしい、というか、現時点ではいらっしゃらないだろうから、杞憂なのである。日々、誰かいませんかー、のつぶやきを並べて、うひひ、となっているいくひしまんでござった。(ござござ)


3583:【2022/04/18*よいと思います】
今年の四月に入ってから、「サイバー警察局」が発足したらしい。サイバー犯罪などを担うのだろう。好ましいと思う。というか、いままでなかったんですか、とすこし驚いた。公安がそういう諜報活動のようなことを担っていたのかな、と想像していたけれども、独立したのだろうか。しかし、いったいどんな調査権限があり、どういった手法で捜査するのかについて、どこまで一般に詳らかにされるのだろう。たとえばそういった国家権力が、人権侵害に値する手法で、ほぼほぼ冤罪のような事件を捜査した場合、被害者は被害に遭っていることすら知らずに、人権を一方的に損なわれることになる。そこら辺、第三者委員会や、立会人制度など、一般に情報開示が行える制度になっているのかどうかを広報してもらいたいものだ。市民との信頼関係が築かれてこそ、そうした組織は、公正に活動できるのではないだろうか。たとえば一般に、刑事事件で、警察がどういった組織体制でどういった捜査を行うのかは、様々な小説の題材にされているし、おおむね透明性が維持されている(とは言いきれない案件も多々あるでしょうが)。「公安」や「サイバー警察局」などの機密性の高い組織とて、どこまでの技術力を保持し、市民の人権をどこまで侵害し得るのか、について、説明責任を果たしてほしいと望むものだ。公にして困るような手法による捜査がまかり通っているのならば、それは行き過ぎた越権行為と言えるのではないだろうか。市民を法律で縛るというのならば、同じく国家権力もまた、憲法によって縛られて然るべきだろう。縛る、という言い方に難があるのならば、自らを律する、と言い換えてもよい。定かではない。


3584:【2022/04/19*おめめと森】
いくひしさん、なんだか三年後に不慮の事故とかで死んでたりしないかな。怖いな。しかしよくよく考えてもみなくとも、あすとか、あと五秒後に死んでしまう未来だってふつうにあるわけだ。いつか人は死ぬのだから、その五秒前とか、前日は必ず巡ってくる。それがあすとか五秒後でない保障はないのだ。あす出かけた先で事故に遭って死ぬ可能性は、いつの日にか死んでしまう日にいくひしさんがチョコレイトを食べている可能性とそれほど遠くない気がする。死ぬのは怖い。なので、いくひしさんは常に恐怖している。ずっとだ。毎日怖がっている。ときどきふとその恐怖を忘れる時間があり、それはなんですか、というと、好きとか、かわいいとか、楽しいの気持ちを抱いているときで、つまりが好きな表現者さんたちの表現に触れているときだ。あとはぷりぷり怒っているときも割と忘れてしまう。というか、いくひしさんは怒るときは割と、「ちんでやる!」の気持ちが昂るので、死ぬのは怖いけれども、この恐怖をおまえにも植えつけてやる、になりがちなのかもしれない。それは、危害を加えてやる、ではなく、わがはいがちんでもいいんですか、という癇癪なのである。わがはいが消えてしまってもいいんですか~? 本当にいいんですか~? こんなにかわいい子がいなくなってもいいんですか~? というむちゃくちゃ腹立つ煽りというか駆け引きというか、交渉にもならぬ、自己肯定感ゼロすぎてもはやブラックホールになってますよ現象なんですね。これ、心理学用語でなんと言うのですか。知りたいです。本日の駄文製造機のだるんだるんな駄文こと、「いくひ誌。」でした。うけけ。


3585:【2022/04/19*みみみ】
小説のつくり方忘れちゃったな。なんもつくれん。もうだめだー。かめはめはー。割と漫画のキャラの必殺技とか真面目に練習したし、いまでもけっこうときどき本気で「これできるんとちゃう?」と練習したりするけれども、習得できたことがない。おはようございます、いくひしまんです。かめはめ波はもちろん、ギアセカンドとか、二重の極みとか、縮地とか、あとはなんだろ、魔法系もけっこう練習したなぁ? カードキャプターさくらとか。プリキュアはまだ試してないけども、三日坊主なので何一つ習得できんのじゃ。もはや何一つ習得できん、という必殺技な気がしてきたな。何をやらせても絶対に達成しない。常に未完でありつづける。永遠の断絶――なんて言い表したらちょっとかっこよくないか? よくないか。朝からじぶんの至らなさに苛立ちを隠せずに、達せずに、未熟者でありつづけることにそこはかとなく矜持が芽生えはじめてきた、ダメでもべつによくないか、の境地の本日のいくひしまんでした。おはようございます。おやすみなさい。


3586:【2022/04/19*にしゃい】
腰を痛めてしまったな。なんもしてないのに腰を痛めてしまったな。こういう日もあるでおじゃる。そうなんでおじゃるよ。なんもしないで腰が痛くなるわけないでしょ! いい加減なこと言わないでください。なんかしたから痛くなったんでしょ。またできもしないバク宙しようとして、勢いよく真上を向いただけで腰を痛めたんでしょ。もう無茶しないでください。いい歳なんですから。えっとー、何歳でしたっけ。180歳でしょ。そうじゃった、そうじゃった。わがはい、今年で180歳でごじゃった。精神年齢は? にしゃい。一歳若返っとる!?


3587:【2022/04/20*嘘だよ!】
これは嘘なんですが、じつはうちには引きこもりの従妹がいて、ほとんどじつの妹みたいな感じで過ごしてきたのですが、言ってしまうと郁菱万はこっちの妹のほうなので、テキストでしかやりとりしないからか、妹はほかの家族の文章形態を模写してしまうスキルが高く、こうして兄たる僕の文章形態で言葉を並べることもできてしまうようなのだ。嘘だけど。


3588:【2022/04/20*なんもない歌】
うんにゃらちょん、うんにゃらちょん、なんかたのしいこと並べたーいな。なんもないけーれど、なんかたのしいこと並べたーいな。なんもないけれど、なんもないけれど。


3589:【2022/04/20*なんかある歌】
なんもなーい。なんもなーい。日々なんもないけれども、なんもないと言いながらいっぱいのなんかあるに囲まれて、それを無視していられる環境に、なんもなーいけれども、やったぜ、の気持ちにときどきはなるから、なんもなーいけれども、気持ちはあるよ。やったぜ。


3590:【2022/04/20*人は言う】
自信がないのは実績や経験がないからではなく、自信なんてものが破滅の契機にしかならないからだと知っているからだ。自信なんてろくなもんじゃない。自信なんてなくとも過ごせる日々を。


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参照:いくひ誌。【1651~1660】https://kakuyomu.jp/users/stand_ant_complex/news/1177354054887252669

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