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いくひ誌。【3561~3570】

※日々、論より証拠、けれども物証なくては論すら妄へと様変わり、けれどものちのち見つかる証もある。


3561:【2022/04/13*飛び飛び符号合致】
現実の情報量に対して、言葉や文字や文章で表せる情報は圧倒的に少ない。削ぎ落とされている。言葉はデジタルだ。飛び飛びでできている。しかし現実がデジタルではないとなぜ言えるのか。むしろ真に連続している事象などあり得るのだろうか。人はついついアナログを基盤として物事を考えてしまうが、そもそも基盤とすべくはデジタルのほうではなかろうか。飛び飛びなのである。なぜなら遅延による起伏によって世界が時空を生んでいるのだから。元から世界は飛び飛びなのだ。遅延の起伏が重力を生むのだから。元から世界は飛び飛びなのだ。遅延の起伏が原子をつくり、物にカタチを与えるのだから。詩のようで、妄想だ。何もかもが定かではない。わいにはなんもわからんぜよ。


3562:【2022/04/13*ぴこーん!】
上記を並べていて気付きました。原子の構造、まるで卵子と精子みたいですね。原子核が卵子で、電子が精子です。とすると、電子とは、それそのものが単体で存在しているのではなく、原子核(卵子)の働きによって顕現する情報の塊と解釈可能ですね。わお。(妄想ですが)


3563:【2022/04/14*特異点情報いくひし仮説】
インフレーションがなぜ起こったのかについて、妄想してみよう。インフレーションが起こる前、そこに何があったのかについては、観測しようがないため以下のテキストはすべていくひしさんの妄想じゃ。インフレーションは、超質量ブラックホールによる爆発膨張現象なのではないか。つまり、超質量ブラックホールは、ある限界を超すと、自らの重力よりも内部のエネルギィのほうが上回り、爆発膨張する。しかしそれをブラックホールの外部からは観測しようもない。時間の流れが異なるからだ。しかし、ブラックホールの特異点で発生した情報は、外部の宇宙にも伝わり、それが外側の宇宙を膨張させるエネルギィとして変換され得る。これは超質量ブラックホールに限らず生じている現象なのではないか、と妄想している。つまり、情報はエネルギィとなり時空を拡張する。そのために宇宙は膨張しつづけている。段階的に。宇宙はブラックホールを数多内包し、それゆえに宇宙を広げつづけている。宇宙の外側に何があるのか、については、別の宇宙に通じている、と妄想しておくのがこの妄想のうえでは有効だ。ではその最も上部層の宇宙の外には何があるのか、と想像するのならば、そこにはきっと情報のみが漂っている。そして、その情報のみの最上部層には、エネルギィも時空も生みだされておらず、それゆえに時間の流れも超越し、根源としての枠組みを得る。宇宙の根源は情報だ。なぜそれら一連のサイクルが安定しているにも拘わらず、情報がエネルギィと化し時空を形成するに至ったのかについては、それぞれの宇宙にねじれが生じ、揺らぎが生じ、波のごとく遅延が生じているからだ。ブラックホールの特異点による爆発膨張は、インフレーションおよびビッグバンとして成長していく。しかしそれが外部の宇宙と繋がるより先に、放出された情報は瞬時に、外部の宇宙へと伝わるだろう。そこは時空を超越するため、いわば全宇宙の改ざんや編集に値する。未来も過去も同時に影響を受ける。ただしそれにより生ずるエネルギィや、時空は、爆発膨張したブラックホールの特異点を中心として時間差で時空へと変換されていくため、波のように、外側ほど遅れるし、その影響が希薄になる。しかし、時空の希薄な場所、密度の希薄な空間ほど、時間の流れは速まるため、宇宙の上部層ほど活発に情報を生むだろう。さながらブラックホールを囲う広漠な宇宙のほうが人類を生むほどに活発に変遷を重ねているように。希薄な場所からすると、濃厚な場所は止まってみえる。しかしそこは時間の差――遅延によって、膜ができている。境界ができている。ブラックホールが特異点をこさえた瞬間、外側の上部層からすると、そこは凍結され、時間の流れが止まって観える。反面、ブラックホールが特異点をこさえた瞬間、ブラックホールは爆発膨張しているのだ。インフレーションを起こしている。その時空の遅延――膜――境界を越えられるのは、特異点により生じた情報だけなのだ。おそらくは、ダークエネルギィの一つとして、この特異点から生じた情報があげられるだろう。と、妄想して、本日の「いくひ誌。」とさせてくださいな。おちまい。


3564:【2022/04/14*桜の花弁のごとくひらひらと】
二人の娘たちは親の仇を討つために、姉は鎖鎌の腕を、妹は刀の腕を磨いた。父親は娘たちを庇うために死んだのだ。理不尽な権力から娘たちを守るため、盾となって死んだ。娘たちは磨いた腕を駆使して、亡き父の意趣返しをすべく、策謀を巡らせた。ときに実力行使を惜しげもなく発揮し、あれよあれよという間に仇の元まで辿り着いた。しかし、父親はそんなことを娘たちにさせるために娘たちを守ったわけではなかったはずだ。父親の願いからすれば、娘たちには好きに自由に己がしあわせを求めて欲しかった。そうした環境を娘たちに与えてやれなかった己を悔いたし、そうした環境を己が権力を振りかざすためにしか使わぬ目上の者へと牙を剥いた。もし目上の者たちが、娘たちへと目をかけ、各々の至福を求める環境を築こうとしたのならば、そもそも父親は娘たちを庇おうとすらせず、目上の者にも歯向かわなかっただろう。ひょっとしたら、娘たちの粗相のほうをこそ叱り、目上の者へは背を向けたかもわからない。父親は、理不尽な権力を止めるべく、両の手を伸ばし、胸を張って、立ち向かった。反面、そもそも権力が理不尽でさえなければ、父親は娘たちへと両手を伸ばし、抱きしめただろう。ときに叱り、粗相を素直に、目上の者たちへと謝罪しただろう。とはいえ、仮にそうなれば、娘たちは武術の腕を磨いたりはせず、達人として、父を亡き者にした元凶、上層の権力に鎮座する者まで辿り着くことはなかったはずだ。ねじれているし、巡っている。ブラックホールの特異点のごとく、それとも宇宙の終焉、それともはじまりのごとく。根源はきっと、娘息子たちを守るために、己が地位を下りるだろう。安定した宇宙の輪廻がそうして崩れ、視点と終点は、ねじれてさらに巡るのだ。


3565:【2022/04/14*ハーメルンの法螺吹き】
ブラックホールの爆発膨張(インフレーション)によって生じた、情報の発散およびそれによる遅延効果が外側の宇宙を膨張させるダークエネルギィだとすると、中性子星やその他の物質が発散する情報こそが、ダークマターだと考えることもできる。あまりに小さい情報の発生は、エネルギィやまたは重力のみを生み、時空にまで変換されない。しかし宇宙空間を埋め尽くすほどに無数にあるため、一つずつは超微量であれど、全体ではとんでもない重力として観測され得る。ダークマターもダークエネルギィも、元は同じ構造で生じているが、エネルギィ、重力、時空と、変換されるまでの過程で、創発を起こせるか否かによって、顕現する事象が変わってくる。つまり、大規模ならばダークエネルギィに、小規模ならばダークマターとなる。妄想ゆえ、定かではない。


3566:【2022/04/15*じぶんを愛する】
きょうはめっちゃえっちなことをする日。一人で黙々、むきゅむきゅ、きゅーん、する。うへへ。


3567:【2022/04/15*妄想もたいがいにSAY!】
書店さんに行ってもさいきんは、本当にこれ人間が書いてるのかな、自動執筆ではないのかな、人工知能に情報を与えて出力したやつ違うのかな、と疑ってしまう。でも、ちかい将来、現実にはなるだろう。すでにニュースの記事では自動執筆は取り入れられているだろうし、そうしたゲームとて珍しくはないはずだ。キャラクターが自在にテキストで会話をする。それを傍目から、人間かそうでないかの区別をつけるのは至難な時代に突入している。SNSとて例外ではない。いつの間にか見知ったアカウントの中身がAIに変わっていたとして、多くの者たちは気づけない。ともすれば、画像や動画や音声すら人工的に出力可能になっていくだろう。すでになっていたとして、それを否定できる根拠がどこにあるだろう。すでに6Gの電波が飛びかっていたとして、誰がそれに気づけるだろう。本当は一瞬でデータを送受信できるが、まだそこまでの技術力ではない、普及していない、と錯覚させるために、敢えて能力を低く見せるようなギミックが施されていたとして、誰がそれに気づけるだろう。もしいくひしさんが、技術力を世の中に普及させるなら、安全策をまずは敷く。言い換えるならば、不測の事態が生じたときに、それを制御可能な技術をさきに社会へと敷いておく。上位互換をさきに築いておく。それを大多数の者たちに気づかせないようにしながら――そうでなければ恐ろしくって、普及させたりできなかろう。しかしこれもまたいくひしさんの妄想なのである。定かではありません。うぴぴ。


3568:【2022/04/15*笑】
喜怒哀楽にはどうして笑が入っていないのだろう。喜ぶのも怒るのも哀しむのも楽しむのも、笑うこともあるし、笑いながらのこともある。ああそうか。笑いは、すべてに当てはまり、或いはまったく当てはまらない。仮面のように覆い尽くすし、風のように素通りする。つまり、数式化すると、笑(喜怒哀楽)なのだ。すごくない? うひひ。


3569:【2022/04/15*え、なんだろ?】
情報とは何か、について定義してみようとしてみたが、なかなかにむつかしい。人間が観測したり、解釈したりするから情報が生まれるのではなく、そもそも情報が宇宙を形作っていると考えると、では情報とは何か、というところでは、人間の解釈では捉えきれていない取りこぼしている意味内容があるように思われる。或いは、拡大解釈されているとも考えられる。情報とは何か。エネルギィにも重力にも時空にも物質にも還元され得ない、しかしそれらの大本となり得る存在としておくとそれらしいが、しかしそれがなんであるのかについては多岐亡羊としており、いくひしさんには未だ捉えきれない。情報ってなんだろう。それはきっと、人間の意識ってなんだろう、命ってなんだろう、の疑問と通じている気がする。おなかではない(ぷにぷにかわいい)。


3570:【2022/04/15*怒”】
誘導と支配は相性がよい。悪意の根幹を成している。


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参照:いくひ誌。【1921~1930】https://kakuyomu.jp/users/stand_ant_complex/news/1177354054888736997

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