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いくひ誌。【1531~1540】

※日々虚しさにすら慣れていく、ひとはそれを麻痺と呼ぶ。


1531:【嫉妬】
いくひしは嫉妬深い。かんたんに他人をねたむし、うらやましいと思ってしまう。ただ、何をねたみ、うらやましいと思うのかが、人とすこしズレているようだ、とさいきんになって判ってきた。たとえば、恋人ができた、結婚した、いいとこの企業に入った、世界一になった、プロになった、たくさんのひとに称賛された、大金が手に入った、そういうことではまずいくひしの癪にはさわらない。よかったねー、とこころの底から思えるし、いくひしはそうはなりたくはないけれど、と同じようにこころの底で思っている。矛盾はしていない。じぶんでは嫌なことだから、それを目標にしていた人たちがそれを達成したときには、すなおに、よかったですねーと言えるのだ。ねたむ理由がないし、嫉妬しようもない。ただし、いくひしが目標にしていることや、憧れていることを、軽々こなしている人を見ると、いくひしは猛烈に悔しくてたまらなくなる。それほしい!となるし、どうしていくひしにはできないのだ、とむつけたくなる。十年くらい前までは、他人から理解してもらうことが、憧れのひとつになっていたが、もうすっかりその欲求には諦めがついてしまった。理解されることはないのだ。いくひしが蟻の気持ちを理解できないのと同じように。いくひしが誰かと理解しあうことはない。諦めてしまうと、かえってスッキリした。きっと、そこでもたくさんの嫉妬とねたみを抱いていたのだろう。一見、理解しあっているように振る舞っている人たちを見ても、いくひしはもう、モヤモヤとした感情を抱かずにすむ。同じように、きっといま目標にしていることも、すっぱり諦めてしまえば、いろいろと楽になるのかもしれない。とはいえ、いくひしが目標にしていることを達成している人間が、いまのところ一人もいないので、いまは気持ちの穏やかな日々がつづいている。嫉妬がわるいことだとは思っていない。どんな感情も、何かをする動機になるし、ときには踏ん張るための燃料にもなるだろう。ただ、それは長くはつづかないし、身体にも精神にも、負担がかかる。嫉妬するくらいなら諦めたほうが楽だし、得をすることが多いように感じる。言い換えれば、踏ん張るくらいなら流されたほうが楽だ、という理屈と同じだ。どうしても諦めたくないのならば、まずは、嫉妬する必要のないくらいに個人的な目標を掲げるのが、先決ではないか、と思うのだが、なかなかそうはいかない世のなかなのだろうか? 嫉妬されるのも疲れるので、いくひしはなるべく、他人の目標を達成してしまわないようにがんばっている。要するに、競わないのである。


1532:【べちゃべちゃ】
久しぶりにチャーハンつくったら、べちゃべちゃになってしまった。待って。言いわけさせて。きょうはその、横着をしたと言いますか、その、えー。冷凍したお米ではなく、炊きたてのお米を使って、ハンをチャーしてしまったのですが、火力が足りなかったのか、それとも、油が多すぎてしまったのか。炒めたご飯をたまごとからめてから、器に移して、カラになったフライパンに、薄切りにぱぱぱーんしたウィンナーを放りこんで炒めて、そっからもっかい、たまごとからめたご飯を投入したのですが、ウィンナーの油が思いのほかジューシーで、滲みでていて、暑い日のいくひしさんかな?ってくらいの油をだすものだから、せっかくいい感じにからまっていた、たまごとご飯ちゃんが、おらのご飯ちゃんが、ピッコロさまに懐いて、懐いてしょうがない、あのご飯ちゃんが、スーパーサイヤ人2ではなく、ただのご飯ちゃんでもなく、油ぎっとぎとのご飯ちゃんになってしもうただ。ドラゴンボールの話とからめたけど、伝わる? スプーンですくって、お口とお皿のあいだを三往復しただけで、もう飽きてしまった。油がぎっとぎと。お口直しに、チョコアイス食べちゃっおっかなー。まだお皿にたんまり残ってる。頼みもしないうちから、ぎっとぎとしてる。もうこれ、チャーハンじゃなくて、ぎっとぎとだわ。ぎっとぎとって名前の料理だわ。きょうからこれのこと、ぎっとぎとと呼ぶことにする。いいかい、きょうからおまえはぎっとぎとだよ。命じて、こき使って、やがておむすびの美味しい男の子に、きみの名前はチャーハンだよ、と教えられて、お父さんとお母さんを返してくださいって、言いに来るのかなーって、千と千尋の神隠しの話とからめたけど、伝わる? 若干ネタバレしちゃったけどごめんよ。こうして無駄にぺちゃぺちゃダベっていないで、新作の物語を閉じてしまいたいのだけれども、なかなか難航しているよ。頭のなかではストーリィができあがっているのだが、それをそのまま出力するのに抵抗があるのだね。それはそれとして、べちょべちょのチャーハン、残しちゃってもいいかな? 冷凍したらいい? そっか。そうだね。あとね。これだいじだから言っとくけど、いくひし、ちゃんとパラパラのチャーハンつくれるんだからな! そこんとこよろしく! おやすみー。


1533:【救済】
物語のなかの登場人物を救済するために、最後にはみんなの輪のなかに入って、めでたし、めでたし、となる物語が多いし、いくひし自身、そういうパターンで締めている物語もあるけれども、せめて登場人物たちのなかに一人でいいから、孤独のままで、めでたし、めでたし、を迎えているキャラを取りいれたい。社会に、組織に、家族に、共同体に加わらなければハッピーになれない、という価値観はもういいだろう。充分すぎるほど描かれてきたし、人々の身体に染みついている。そろそろ呪縛と化して久しいのではないか。じぶんで選びとった孤独なら、それは愛するひとを得るのと同じくらいに尊ぶべき境遇だ。それともやはり、孤独は人間を蝕むものなのだろうか? そうでないといいなぁ。


1534:【わがまま】
いちばんは、孤独と共同をいったりきたりできることだ。好きなときに孤独になり、好きなときに人と関わる。神さまみたいにわがままな生き方ができればそれがいちばんよいけれど、だからこそ、それがいちばんむつかしい。みんなが神さまになれればいいのに。ゆたかに、しずかに、やわらかく。かたく、しなやかに、ゆるぎなく。


1535:【いんふれーしょんいくひし仮説】
宇宙が膨張しているのならば、インフレーションの起きた地点を中心として、もっとも外側の時空ほど、密度は低くなっているはずである。もちろん重力も低くなっているだろうから、時間の流れもまた相対的に、中心よりも速くなっているはずだ。つまり、インフレーションの起きた中心付近ではまだ一秒しか経過していないのに、外側の時空では138億年経過していることもあり得るのだ。もっとも、同時性というものはこの宇宙ではあり得ないので、もし宇宙全土を客観的に眺めることのできる神のような存在がいたとしたら、そう感じられる、というだけのことなのだが。とはいえ、一般相対性理論からすればやはりというべきか、宇宙はインフレーションの起きた地点から遠ざかるほど、重力のつよさが段々畑のように徐々に弱くなっていき、そして、外側の時空ほど、より変化が速く生じていると考えるのがしぜんである。宇宙が膨張をつづけているのは、斥力によって外側の時空が膨張を止めても、より内側の時空が、津波にのように遅れて押し寄せてくるからではないのか、と妄想を逞しくするしだいである。(ちなみに、いま現在のいくひしの考えでは、インフレーションと超大型ブラックホールの死は同義であり、宇宙には無数の宇宙が泡のように、無数に散在していると妄想している。おそらく重力と熱のあいだにも何らかの相関関係があり、重力もまた、熱のように、ほかの系へと伝導したり変換されたりするのではないか、と想像している。そして、重力が伝導したり変換されたりするときに消費される熱が、時空をゆがめるのである。ちなみに時間の流れとは、すべて熱量で表せるといくひしは考える。熱とは、粒子や場の振動数で表現でき、粒子や場は、時空そのものをかたちづくっている。ゆえに、同じ時空内(一つの系)で熱量が増えることが、人類には、時間の経過として観測される。言い換えれば、時間の流れが速いとは、同じ時空内で、より活発に熱が発生している状態だと言い表せる(あべこべに、時間の流れが遅いとは、同じ時空内で、熱が発生しにくくなっている状態だと呼べる。つまり、粒子や場が沈静化している状態のことである。この場合、熱を、粒子や場の振動数と言い表してもよい)。重力と熱は等価ではないが、なんらかの相関関係があることは、重力もまた場の一種であることを考えれば、それほど突飛な考えではないはずだ。この考えを発展させると、ブラックホールの本体そのものの内部では、時間の流れはむしろ爆発的に速くなっていると考えるのが妥当になってくる。時間の流れが遅くなっているのは、ブラックホールの本体をとりまいている時空のほうである。ブラックホールは、自身をとりまく時空から熱を奪い、閉じこめてしまうからこそ、本来自身をとりまく時空内で熱を生みだすはずの粒子や場の活動が抑圧され、結果として、そこに流れる時間のすすみは遅くなって観測されるのではないだろうか。とすると、ブラックホールがインフレーションのように爆発するとしたとき、ブラックホール本体は瞬時に燃焼し尽くされ、消滅する(なぜなら、時間の流れが極限まで速まっているから)。反面、そこで消費された分の熱が時空をゆがめ、時間の流れをねっとりとすすめながら、その余波だけを膨張させていく。よって、ブラックホールが熱的な死を迎えるとき、その周囲の時空には新たな宇宙が誕生していることになる。そしてその宇宙は、それまであった宇宙よりもはるかにゆったりとした時間の流れで膨張しつづけていくため、元の宇宙の物理スケールを基準で観測したのでは、認識するのは至難である。ただし、ホーキング博士の理論では、通常のブラックホールはすこしずつ熱を発散していき、やがて吸いこむ物質がなくなると、ゆっくりと萎んでいき、最後には消えてなくなってしまうことが予言されている。これをいくひしの仮説で解釈すると、通常のブラックホールは熱を発散することで、重力を周囲の時空に還元していき、徐々に、周囲の時空に溶け込んでいく、となる。超大型ブラックホールの場合は、ブラックホールの重力に対して、内側に蓄積される熱量が上回り、爆発するのではないか、と考えている。なぜ超大型ブラックホールだけが自身の内側に蓄えた熱量(エネルギィ)に耐えられなくなるかといえば、重力を高めていくにつれて、自身をとりまく時空の時間の流れは遅くなっていき、発散するはずの熱までもが、うまく発散できず、カッパを着込んだボクサーのように、蒸れてしまうからではないか、といくひしは解釈するしだいである)。


1536:【ダークなんちゃらいくひし仮説】
宇宙を膨張させているなんらかのエネルギィが宇宙には満ちていると考えられている。いわゆるダークエネルギィである。それが何かは現時点では不明とされているが、いくひしの考えでは、宇宙に無数に散在する無数の小宇宙の膨張によって加わる時空の圧力であると解釈できる。水のなかで気泡ができたとしよう。そのとき気泡の周囲の水は、気泡の膨らみによって押しのけられ、全体の密度が上昇する。気泡がたくさんあったり、或いは大きな気泡ができれば、それだけ水は押しのけられ、全体の体積は増幅する。宇宙の膨張も同じようなものであり、宇宙にはたくさんのブラックホールがあり、そのうち規模の大きなブラックホールのいくつかは、消滅するときに、超新星爆発のようなエネルギィを放出する。ビッグバン仮説におけるインフレーションのようなものである。というよりも、まさしくインフレーションとはこれのことである。インフレーションは突如出現する気泡のようなものだ。そして、宇宙にはいたるところでこの「気泡」が発生し、その気泡のなかでも入れ子状に、無数の気泡が発生している。そして重要なことは、よりちいさな気泡――小宇宙であるほど、そこに流れる時間は速くなるのである(なぜなら、高密度の時空であるため。重力の高い物体の内部では、時間の流れは速くなる。ただし、その分、重力の高い物体をとりまく時空では、逆に時間の流れは遅くなる。※いんふれーしょんいくひし仮説を参照)。時間の流れが速いため、一つの気泡が膨張しきるころには、その内部に散在する無数の気泡はとっくに膨張しきって、消滅している。ではそこにあったエネルギィはどこへ消えるのか? 消えずに、より上位層の気泡を膨張させるチカラとして残りつづける。ダークエネルギィとはまさに、この、内包した小宇宙の残したエネルギィだと呼べる。噛み砕いて説明しよう。インフレーションによって膨張する宇宙は、その中心から離れれば離れるほど、時空の密度が薄れていく。よって一般相対性理論により、中心から離れるほど、時間の流れは速くなる(いんふれーしょんいくひし仮説)。時空を膨張させるエネルギィもすぐに使い果たし、膨張する余地がなくなってしまうかに思われるが、時間の流れの速い場所では、それだけ銀河の形成が活発化する。銀河の中心にはのきなみ、ブラックホールがあると考えられている。そしていくひしの考えでは、超巨大ブラックホールの死は、インフレーションと同じ現象を引き起こす。時間の流れの速い、宇宙の中心からより離れた場所ほど、無数の気泡が小規模のインフレーションを引き起こし、そして瞬間的に消滅し、エネルギィだけをその時空に残す。水のなかで気泡が弾けて消えても、気泡が押しのけた水のチカラはその場に残りつづけ、全体の水を押し広げる。地球上であれば、気泡が弾けて消えれば、その空間に水が押し寄せ、隙間を埋めることで、全体の体積は変わらなくなるが、しかし、宇宙規模のマクロな世界では、そこに相対的な時間の差が生じる。より上位層の宇宙であるほど、時間の流れは遅いため、気泡が消滅しても、すぐさまそれを補完するようには、時空全体が変化しない。時系列的には、気泡が生じたときに押しやった分の時空が押し広げられ、気泡を内包する「より上位層の時空」を膨張させる方向に働く。繰り返しになるが、いくひしの考えでは、これが宇宙を膨張させるために働いている謎のエネルギィ、ダークエネルギィの正体だと解釈している。また、宇宙全体の質量を計算すると、おおよそ九十パーセント以上が、人類がまだ発見していない謎の物質で満たされていると考えざるを得ない数値が弾きだされる。それは、視認できない重力を伴う何かだ、と考えられているが、いくひしの「インフレーションいくひし仮説」を用いれば、その問いに答えられる。宇宙に内包された無数の宇宙は、上位層の宇宙よりも時間の流れが速い。時間の流れとは、熱の発生に置き換えて考えられ、さらに熱は、粒子や場の振動数に変換できる。そして、粒子や場の振動数は、そのまま重力と密接に関わっている。つまり、ちいさな宇宙であるほど、そこに生じる粒子や場の振動数は増加し、高い重力をつくりだす。それは、元となるブラックホールにあった重力よりも、遥かに高くなる。ブラックホールが爆発し、インフレーションを起こして、小宇宙を展開すると、膨張した分だけ、指数関数的に、時間の流れの速い時空をつくりだす。そして思いだしてほしいのだが、いくひしの「いんふれーしょんいくひし仮説」では、重力とは、相対的なものであり、それを取り巻く時空との関係性から成り立つ、熱のようなものであると解釈している。冷たい、熱いは、相対的なものであり、流動的である。絶対的な数値ではない。重力による時間の流れもまた同じだ。遅くなる時空があり、結果としてその周囲の時空の時間の流れが速くなる。或いは逆に、時間の流れの速くなる時空があり、そのためその周囲の時空の時間の流れは遅くなり、結果として、その時空は重力を高めるのである。つまり、気泡のような小宇宙では時間の流れが速くなり、それを取り巻く上位層の時空では、時間の流れが遅くなる。そして、時間の流れが遅くなるということは、そこには重力の高い時空が出現していることになる(より正確には、時間の流れの速い小宇宙そのものが高い重力を帯びていることになるのだが、一般相対性理論からすると、突如として高い重力が出現したように観測される)。それは、小宇宙に比べればはるかに広範囲に出現する重力である。さながら、太陽系を維持する太陽であり、銀河系を維持するブラックホールである。俯瞰的に観測すると、観測不能ななにかしらの、質量を伴う物質があるように、人類には感じられる。ダークマターと呼ばれるものは、おそらく、宇宙に無数に散在する無数の気泡――小宇宙から発生する高い重力であると、いくひしは考える。また、いくひしのこの仮説が正しいとすると、粒子や時空を形成する「場」は、インフレーションの規模に関係なく、そこに生じる爆発の規模に合わせて、周波数のようなものが規定される。そのため、小宇宙とその上位層の宇宙とでは、時空の規模が決定的に異なるにも拘わらず、同じような物理法則が働いている。小宇宙とは、より上位層の宇宙に比べてちいさい、という意味でしかなく、どちらも宇宙であることに違いはない。異なっているのは、「場」の周波数のみである。ただし、周波数が異なろうとも、それによって編まれた時空は、同様に時空であるため、互いに干渉し得る。海にできた大小さまざまな波は、大きさが違うからといって反発しあうことはないのと同じだ。よって、小宇宙――気泡の押し広げた時空は、より上位層の宇宙の時空を押し広げるように働き、その宇宙を膨張させるエネルギィとして、人類には観測されるのである。まとめよう。『ダークエネルギィとは、小宇宙の膨張によって生じた、時空の圧迫現象である』。また、『ダークマターとは、小宇宙と「より上位層の宇宙」とのあいだにある時間の流れの差異によって発生する高い重力のことである』。ここで論じたのは「いんふれーしょんいくひし仮説」をもとにした、「ダークなんちゃらいくひし仮説」である。いずれの仮説もすべていくひしの妄想である。科学的根拠は皆無であるため、真に受けないようにお願いします。


1537:【かみがた】
いくひしね、髪の毛刈りあげてんだ。よこは、こめかみのあたりまでジョリジョリだし、うしろは耳の高さまでジョリジョリなん。あと十センチずつうえに刈りあげたら、お皿のないカッパさまみたくなる。ただね、ほら、見える? なんもしないで髪の毛おろしてると、ぜんぜんジョリジョリ見えない。ふつう。たとえるとほら、映画レオンのマチルダみたいな感じ。ぜんぜんちがう? でもほら、かわいらしさはトントンかなって気はするでしょ。なに? 文句あんの? ない? ないならいいんだ。よしよし。刈りあげはいいぞー。髪の毛かわかすの楽だし、汗でべたつかないし、小顔に見えるし、帽子はぶかぶかだしって、そうなん、帽子、ぶかぶかなん。でも、刈りあげてるから、ジョリジョリの摩擦力で、うまいぐあいに帽子がきゅってなる。きゅってなるから落ちない。いいぞー。ただね。キャップだとね、髪の毛が見えてると微妙だから、うまい具合に帽子のなかに押しこむわけなんですけど、これがね。はたから見るとね。街中でガラスに映ったじぶんなんかと目があうと、あら、なに? あなたボウズなの?ってなる。ぎょっとする。あんまし評判よろしくない理由がわかっちゃったよね。いくひしのかみがた評判よろしくない理由がわかっちゃった。そっかー。ボウズに見えちゃうか―。ジョリジョリしか見えてないもんなー。でもさ。ほら。映画レオンのマチルダみたいではないけどさ、映画「マッドマックス~怒りのデス・ロード~」のフュリオサみたいで、なんか、かっこくない? そうでもない? 中身がだめ? そっか。つむじの周り刈りあげたろかこら? なーんてね。そんなことしないよー。おやすみー。ばいばーい。さーてと。いまのうちに、バリカン、バリカン。


1538:【おっさ-ん!!!】
まんちゃんさー。おっさんががんばってかわいこぶってもかわいくないってことをまずは認めよ? おっさんにはおっさんのよさがあると思うなー。わざわざ好きでもないキャラ演じて、おっさん臭を無駄につよめるのやめよ? ね? いいこだから。


1539:【なんじゃーい!】
おっさんだってかわいこぶりたいんよ! おっさんだって、おっさんだって、かわいいって言われたいんじゃぼけー!!! わるいかーー!!!


1540:【わるかないけど】
やっぱ見苦しいというか、なんていうかこう、かわいいのベクトルがなんかちがくない? たぶんそれは、おっさんがどうとかじゃない気がする。要するに、かわいくないんだわ。


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参照:いくひ誌。【1471~1480】https://kakuyomu.jp/users/stand_ant_complex/news/1177354054886507947

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