※日々技量の差を思い知らされる。
1321:【世の中の第十六とかそこらへん原則】
きれいごとを満面の笑みで言う人間は信用しないほうがいい。ほんとうに真実きれいごとを実現するためには、どこかで汚い手段を使わざるを得ないときがくることを、うつくしく生きようとする者はみな心のどこかで覚悟し、同時に葛藤しつづけている。その苦みが、屈辱が、顔にはしぜんとにじみ出る。満面の笑みできれいごとなど言えるわけもない。
1322:【えりーと?】
エリートとは、年上のようなものだ。小学生からすれば中学生は年上だし、中学生からすれば高校生は年上だ。大学生からすれば、小中高と、いずれの学生もみな年下である(飛び級は例外として)。エリートであるか否かを気にする者は、いったい何に対してのエリートであろうとしているのだろう。エリートであろうとすることは責められたものではないが、かといって特別褒められたものでもない。研究者として不可欠な知識が足りないことを嘆くのは理解できるが、目指すものが違うのならば、知識の多寡は比べようがなく、また比べる意味もない。他人の志の低さを嘆く者はたいがい、自身の抱く憧れを多くの者たちと共有できないことに不満を覚えている。おのれの理想はおのれのものだ。孤独をおそれては、それこそ志が低いと非難されても仕方がないのではないだろうか。
1323:【変化を見る】
停滞したときには往々にして、何か打開策を、と求めがちだ。効果的な策があるならば試してみて損はないだろう。しかし手にした策が特効薬ではないのならば、よりよい成果物をしあげるほかに有効な策はない。ただし、宇宙の果てで成果物をしあげても意味はない。誰の目にも触れなければ、それはなかったも同然だ。社会のなかでの評価とはすなわち、社会への貢献度である。なればこそ、まずはより多くの者の目に触れることが、成果物の創作に並行してとるべき策である。あたりまえの話すぎて、何を大仰な言い回しで講釈を垂れているのか、と思われそうだ。とはいえ、だいじな視点であることに変わりはない。成果物が至らないのか、それとも人の目に触れないだけなのか。或いは両方ともという可能性もある。見極めておいて損はないだろう。そのためにも、停滞したときは、成果物か、広報手段のいずれかを、大きく変更してみるのがよいだろう(問題点を明らかにすることが目的ではないのならば、同時に変化を与えてもよい。結果として、停滞から躍進に結びつけばよいのである)。繰りかえしになるが、変化の度合いを見定め、改善点をしぼる。及ぼす変化は、可能なかぎりこれまでになかった類の異質であると好ましい。大きな変化を与えても、結果にたいした差が生じないのであれば、もっとべつの問題点を見逃している確率が高くなる。いくひしの場合であれば、まずはツイッターをはじめることが大きな変化となるだろう。しかしそれだけはぜったいにしたくない。いやじゃ、いやじゃ。地面に大の字になってしまう。手足バタバタもがいちゃう。誰かいくひしの代わりにツイッターやってー、やってよー、うわーん。駄々をこねこね、ふっくら焼きあげた、そのこだわりこそが、いくひしの致命的な欠点なのかもしれません。
1324:【雷】
雷うぜー! 雷神てめぇ、キスすんぞ!!! はい。こんばんわ、いくひしです。きょうはね、なんかあたまダルいダルいタイムなので、はやめに寝ようと思います。なのでいつもよりはやめにこれ並べてますけど、いくひし、あれだよ。小説つくるときね、まずはじぶんを捨てるところからはじめる。じぶんを捨てて、キャラの内面に潜っていくと、するする物語がつくれるよ。でも、一つのキャラだけになりきっちゃうと小説にならないので、俯瞰の視点にがんばってーってするけど、やっぱりどれだけふかくキャラに入りこめるかは小説をつくるうえでは、いくひしの場合だけど、欠かせないなって思うな。なのでね。性格があまりにあまりなキャラを主人公にしちゃうと、物理世界にも影響がでてきて、いくひしのなかのひとが、情緒不安定みたいになっちゃいます。キャラがね、いくひしのなかのひとに乗り移ってしまうときがある。そうならないように、なるべく自我を強固なものにすべく、日々あれやこれやと修行をするわけです。人格を脱ぎ捨て、より遠くの、かけ離れたキャラに入りこむために、ひごろから、いろんなキャラクターの一部を取り込んでおくと、日々自我をかなぐり捨てていても、いくひしのなかのひとは、いくひしのなかのひととして、その外郭を失わずに済むわけです。なかなかむつかしいんだよ? ただ、演技とはちがって、ビジュアルがないじゃないですか小説だと。だから、やっぱりというか、なるべくしてそうなるというべきか、キャラに入りこみすぎちゃって読者を置いてきぼりにしちゃうこともあって、そこのバランスは悩みの種だなって、けっこう長いあいだ、あーだこーだ、わちゃわちゃと、こっちかな、あっちかな、やっぱりこっちのそれかいなってな具合に、試してはいるのでありますけども。で、さいきんは読者さんにとって、身近に起きているかのような臨場感をどうやったら表現できるかなって、負担をかけずに読んでもらえるだろうって考えて、もういっそキャラに名前つけるのやめよっかなってことを、試していたりしなかったりしてるところです。名付けて「私」と「あなた」だけ構文だよ。ただ、二人称の「あなた」だと手紙みたいになっちゃうから、「彼」とか「彼女」にしてるけど。あだ名をつけちゃうのは、すでに試したので、つぎはいっそ、無名のままで、名無しのままで物語を転がしてみてるのが、いまなわけであります。べつに新しくはないよ? そもそもダメなんだよ? キャラに名前つけないとか、ふつうは手抜きだろって怒られちゃうし、読者舐めとんのかって、プロの作家さまどもには後ろ指さされちゃいそうですが、だめかどうかは読者さまが決めることですからね。まずはやってみようと思います。はい。ホント日々ひとさまに聞かせられるようなことがなくて、四苦八苦してるけど、アクセス解析してみると、延々とゼロで、読者不在が確実となっておりますけど、それはそれでほっとするような、さびしいような。まあ、いっか。世界にただ一人きり残された最後のもにょもにょが、それでもラジオで、おーいと呼びかけているだけなので。反応があったらぎゃくにびっくりするわ。それはそれとして、ひょっとしたらいつの日にか、いくひしみたいなさびしんぼさんのもとに届くかもしれないと信じて、しずかに、ほそぼそとつづけていこうと思う、思うって、いくひし、おまえ、思ってばっかだな。びかー、ゴロゴロー、ってお叱りよろしく雷が落ちてきそうな、本日のいくひしまんでした。
1325:【上の項で】
はやめに寝るって言ったな。ありゃ嘘だ。
1326:【やっぱダメじゃん青い鳥】
言ったじゃーーーん!!!!! あたま抱えてうずくまる! いくひしまんです、ちゃっす!!!! やー、ついに、ついに、ついにいくひしさん、つうぃったーなる魔境に手をだし、足をだし、一歩と言わずしてずっぽし深みにハマってしまっているのだわ。ざっけんなーーーー!!!!! まじで! たのしい!!!!! つうぃったー、たのしい!!! なんだこれ、なんだこれ!!! いくひしの睡眠時間と創作時間が一気にイったーーーー!!!! だめじゃんこれ、ダメ人間製造機だよ、つうぃったーはいちにち三十分!!!! はぁ。だからやだったんだ、ぜったいハマるって解ってたからやだったんだ、いくひしみたいのが手ぇだしちゃいけないもんじゃん、依存体質のもにゃもにゃが手をだしちゃいけないやつじゃんか。はぁ。まじで延々ポチポチいいね押せる。ていうか、気づくと押してる。コレクションするみたいに、目に入るいいねってやつを片っ端からいいね!しちゃう。いくひしね、じぶんのこと他人よりも解ってるから、ゲームとかお酒とか、恋愛とかからは距離を置いてきたわけ。だってぜったいハマるやん? ドツボにハマってアッチッチやん? 大やけどやん? なのにまだつづけるやん? コリしらずやん? 肩こりは年中ダイヤモンドかってくらいなのに、懲りないもちゃもちゃがいくひしまんちゃんなわけじゃないですか? かぁー。まじで。もうムリ。あしたイベントやぞ。きょうなんもしてないぞ。先週サボった分の小説ノルマ、きょう挽回しようと思ってたのに、けっきょくきょうもサボっちゃうじゃん。つうぃったーのあほー!!! なんでそんなに報酬系しげきするんやーーー!!! こんなん、ソシャゲなんかに手ぇだした日にゃぁ、いくひしさん、目もあてられないってか、目がつぶれちゃうし、内蔵売っちゃう未来しか見えてこない。かぁー。あたま抱えてうずくまる。どないしよ。今ならまだ間に合う気がする。アカウント削除できるよ、人間ってほら、かけた労力を回収しようとしてますますドツボにはまってアッチッチやん? でもまだいちにちなのでね、ここでフン!と気合い入れて踏ん切りつけたら、まだいつものいくひしまんちゃんに戻れるよ。どーすんのじゃい! どうしようもないがな。こうなったら秘儀、開き直りの術を使うっきゃないな。しーらんぴってやつだ。断言するけどな、つうぃったーやってるひとで生産性あがらんってひといたら、それ九割つうぃったーのせいやぞ。気を付けろよな! ばいちゃ!!!
1327:【トラウマ】
行動すればするだけトラウマを増やしていく精神貧弱ないくひしです。はい! いくひしは勝敗のある競技が苦手です。勝敗のない競技がどんなものかは知りませんが、とにかく、相手に合わせてしまうので、どうしても勝てないようにできています。ぜったい勝てない相手には本気以上のものをぶつけようとリミッターが外れるので、稀に勝ったりするのですが、ぜったい勝てないような、こいつには勝ちたいな、と思う相手とはなかなか対戦できませんから、やはりそういう機会はなかなか巡ってこないのであります。ひるがえっては、競技というのは、戦える舞台にあがれた時点で、そこに上下の差はほとんどないのかもしれません。競技ではなく人気投票にすれば、それこそどんな層を審査員にするかで勝敗は変わってくるでしょう。すなわち、芸術にちかくなっていくわけです。芸術とは、競技から勝敗が抜け落ち、闘争のみが残った状態だと言えるかもしれません。いったい作者が何と闘っているのかは定かではなく、それこそ千差万別になるわけですが。そういう意味で、いくひしは競技をしていて楽しいな、と思えることがむかしからありませんでした。悔しさが残るので、糧にすべくたまーに参加してみるていどです。でればでるほど、でたくない思いが募ります。勝ってうれしかったことがいちどもなく、また優勝したところで、やはり満足はしないようです。だからなに?となってしまいます。自己肯定感が低いのです。以前にも述べましたが、わるいことだとは思っていません。欠点ではあるでしょうが、突き詰めればそれをどのように生きるうえで活用していくかの話になっていきます。欠点と長所はいずれも表裏一体でしょう。場面ごとに表にだす割合を変えていけばいいわけです。ちなみに、きのうからTwitterをはじめました。以前からよく眺めてはいたのですが、じっさいに参加して、いいね!を押せると、なんだかそれだけでなんらかの実の入りを得た気になり、何かをしたつもりになってしまいします。脳が錯覚するのでしょう。創作家としてはやはり距離を置いておきたかったな、というのがしょうじきなところです。ただし、いくひしはもう単なるクリエイターではなく、新たに価値をつくる者としても活動していきたいので、継続していこうと思います。いくひしはじぶんに欠点ばかりがあると思っています。ただし、目利きだけはすこしだけ他人よりも秀でているかな、と思っております。いくひしがいいな、と思ったものは、たとえそのときまったく評価されていなかったものでも、あとで世界一になったり、大賞をとったりと、さまざまに高評価される傾向にあるので、ぜひつづけていってほしいなと思います。この目利きが自作に活かされないことがやはりというべきか、最大の欠点だな、と日々首をひねっておりますが、いまのところ改善の仕様を思い浮かべられずにいます。いくひしは種々相なキャラクターを演じますが、もっとも素にちかい人格は、Twitter上のいくひしだと思います。要するに、何もしゃべらず、淡々といいなと思うものを目で追っている。それだけなのです。中身のない薄っぺらな人格です。ともすれば、人格などないのかもしれません。ときどきじぶんが哲学的ゾンビかAIのようなものに思えます。感情があるというよりも、周りの人間を観察していて、ああした行動にはこうした感情が付随しているのか、と学び、真似ているだけのような気がします。親族の葬式にでたとき、みなが泣いていたので、泣き真似をしたじぶんに気づき、ひどく動揺したのを憶えています。動揺できたのですから、やはりふつうの人間かもしれません。世の中には本当に多くの天才がいます。いくひしははやく、まだ見ぬあなたにも出会いたいです。
1328:【疲れは遅れてやってくる】
はい、こんちわー。あーし、思うんだよね。人間、疲れたーって思ったときはもう手遅れで、疲れたーって思う三歩くらい前で何かしら手を打っとかねぇと、がっくんって身体の機動力が落ちるんだなって。あるよね? ない? あっとけよそこはさー。ノリわりーなー。あーしはさ、けっこう疲れに鈍感だから、心臓が肥大化してるってのもあると思うけど、だって胸に手ぇ当てても心臓の音感じんもん、胸がジャマだからじゃないのって、そうなん? でもあーしのともだちとか、おっぱいのうえからでも心臓の音感じんよ。同性で何してんだって、異性じゃないだけマシだろって、性別なんかどうだっていいよ。で、あーしはきのうってか、日付変わってのおとといか。日曜にひっさびさのイベントってやつに出てきて、まーこれがけっこう疲れたわけ。つーかその前日に慣れねぇツウェターってぇの? なんかよくわかんねぇけど、どいつもこいつもスマホの画面見やがって、何やってんだと思ったら、青い鳥のマークのSNSってやつに夢中じゃん。んなおもしぇーのかよってな感じでやってみたんさ。かんっぜんっに、生活習慣狂ったね。やんなきゃよかったよ。で、徹夜明けからのイベントっしょ? 身体は興奮してたからそんときゃ疲れなんか感じねぇよね。てか、緊張するとさ、眠くなんね? 疲れた状態がデフォみてぇなね。あるよね。ないの? あっといてよそこはさー。うそでもいいから、そだねーって合わせんだよ、だからモテねぇんだよおまえさんはよー。いいけどね。どうでも。おまえのことなんかどうだっていいよ。で、イベント終えての翌日、日付越えての昨日っす。やー、めっちゃダルかった。脳内を何かで上書きしなきゃやってらんねぇくらいの荒れ模様。とにかく映画でもなんでも観て、イベントなんか行ってませんよーって、なんもなかったよーって、脳みそ騙さんとやってられん状態で、脳内不協和のせいか、ずっと、「あー! あー!」ってあたまんなかで怒鳴ってるやついて、まじウゼーっつって、キレて不貞寝して、起きたらほい。いつものいくひしまんちゃんですよってな具合で、きょうからまたあーしが通常運転でやっていくぜってのをね、まあ書くことねぇし、きょうの「いくひ誌。」代わりに更新しとこーかなーって思ったって話。どう? おもろい? だめ? ダメじゃねぇよ、ざけんな。あ? ノリわるいって言われたから合わせてみた? そこじゃねーんだよ、空気読めよ。あーはいはい。気ぃ使ってくれたのね。さんきゅ。まあ、まとめると。疲れそうなときは、前日に徹夜なんかすんなよって、話。脳みそガンガンだめーじ受けて、いくひしのやつ寝込んでやんの。ああならねぇように、体調管理は、一週間前から逆算してやっとく癖つけとけよな。あーし、まじやさしい。こんなもんでいい? よっしゃOKでましたー。じゃ、あーい、またなー。
1329:【エディター】
じぶんの作品が評価されるよりも、これすごいとか、おもしろいって才能を紹介して、ほんとだーって、おもしろーい、って感動してもらって、でしょー? だよねーだよねー、ってなるほうがうれしい。
1330:【線画】
AIの深層学習により、絵の線画は誰であっても抽出可能となる。劇画調の、リアルな画風ほど、AIが得意とする分野で、あべこべにデフォルメされた絵ほど、AIには元の絵から抽出することがむつかしくなる。モデルを抽象化し、情報を削ぎおとし、異質でありながら本質を手放さない絵ほど、これからますます価値を増していく。ただし、デフォルメした絵もまた、深層学習を通し、モデルを介さずAIが直接出力することは高い水準で可能だ。確立した画法をどこまで手放し、新たな画風を編みだせるかが、これからの絵描きとしての腕の見せ所となるだろう。小説も同様である。書きたい物語さえあれば、あとはAIのほうで任意の文体や文字列を候補として挙げてくれるようになる。小説家はイチからジュウまで文字を並べるのではなく、候補から選択するその繰り返しによって物語をつむぐようになっていく。予測変換技術が現在より飛躍的に向上するという意味である。だからこそ、どんな物語をどのように編むか、指針やビジョンがこれからさきのAI浸透時代では、職業小説家としてやっていくには持っていたほうが有利な成分となっていく。ちなみにこれは拙作「網膜の住人~仮想世界に魔法をねがい~」にて一部叙述してある。三年前から充分にそうなるであろうと考えられた筋道である。
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参照:いくひ誌。【1131~1140】
https://kakuyomu.jp/users/stand_ant_complex/news/1177354054885221119