• 異世界ファンタジー
  • 現代ファンタジー

いくひ誌。【1211~1220】

※日々きょうは死なないだろうと高をくくりつづける、ギャンブルの名を人生。


1211:【いいひと】
「違う、ぜんぜん違う、そんなんじゃない。いいひとになりたいんだ、いいひとになりたいだけなんだ。他人を見ても、どうやってこいつ殺そうかって考えずに済むようになりたいし、こいつは自分の子供のためならどこまでやるだろうって想像せずにいられるようになりたい。女性を見て、このひとは何回犯されたら、オスの性器を笑いながら咥えられるようになるかって気にならないようになりたいし、男性を見て、こいつは何本目の指を折られたら自分から尻の穴を拡げて見せるだろうってわくわくせずにいたい。赤子の首をペットボトルのふたを開けるみたいにひねってみたいし、猫の尻尾を持って思いきり地面に叩きつけてみたい。何を見ても、誰と接してみても、ぼくの頭のなかにはぼくじゃないぼくが目のまえのひとたちを、かわいいものを、うつくしいものを、いとおしい存在のなにもかもを台無しにしようとする。ぼくはそいつをこの手でなんどもなんどもころして、ころして、ころしつづけることでしか、こうしてなんとかあたまのなかの光景を現実にせずにいられる術がない。ぜんぜんいいひとなんかじゃない、いいひとになりたい、ただそれだけなんだ、なのにぼくはぼくをこの手で幾度もころしつづける、そいつはぼくにころされながら笑っているんだ、うまくなったじゃないかって、いつまでオレで練習すれば気が済むんだって、もうとっくに慣れただろって、あぁ、ぼくはもうとっくにあたまのなかのぼくに成り代わっていたのかもしれない、ぼくはもう誰かをころしつづけることでしか存在できないよくないものになってしまったんじゃないかって、だってそうだろ、あたまのなかのぼくがいなくなったらいったいぼくは誰をこの手でころせばいいんだ、ぼくは今から誰を殺せばいいのだろう、いいひとでありたいんだ、いいひとになりたいだけなんだ、なあ、教えてくれないか、いいひとになりたいんだ、きみ以外にぼくが今、訊けるひとはいないんだ」


1212:【すらんぷ】
すらんぷー、いくひしです。やー、こまっちゃったな。ひょっとしたらいくひし、すらんぷってやつかもしれん。渦巻き状の茶色い物体が大好物で、素手で地球を割っちゃうコ。アラレちゃんやないかーい、ってもうダメっす。こんなんしか浮かばない。ちなみに、ドクタースランプアラレちゃんってのがむかしマンガとかアニメであったんですよ、しってます? いまのチビっこたちはしらんよね。ドラゴンボール描いたひとのマンガだよ。ドラゴンボールはしってる? 新しいアニメやってるみたいだし、知名度はあるかもしれん。ちなみにいくひし、第二次成長期がおわったころにドラゴンボール全巻読んだ。その時期にちょうどアニメ映画版「時をかける少女」を観て、どひゃーってなった。奥華子さんの曲とか、まいにちのように聴いてたな。いまでも好きです。思えばその当時はまだ攻殻機動隊にも触れてなかったので、必然、小説とも出会ってなかった。ていうか読みだしたの、2008年ごろだしな。あ! ひょっとしていくひし、10周年じゃない? 小説と出会った10周年記念じゃない? 知らぬ間にいくひしさん、10才になってた。でもまだきぶん3さい。ぜんぜんハイハイ卒業できてない。ゆびしゃぶり抜けてない。よだれまみれ。かわいい。いくひし、すらんぷになったことなくて。ていうかつねになんも書けない病なので、いまさらこれってすらんぷなんですの、ってなる。ネタばかり思いつく。つくりたいのばっかり溜まってく。いまつくってるのなんか、捨てネタだったのに、放っておけなくなって、まだ終わんない。つくりかけばっか溜まってく。通常運転、いつものいくひしさんで、まったく変わらない。だめだめ。すらんぷどころかゴリラの真似して、ウホウホ言って、胸とか叩いて、暴れて、腕ぶんまわして、ビートに乗って、威嚇してって、クランプやないかーいってなギャグをかまして、やはりきょうもいくひしはいくひしなのであった。長編、つくってないなぁ。本腰ってどうやって入れるんだっけ。入れたことなんてあったっけ。いつでも腰抜け、ふぬけのいくひしさん、きょうものほほんと何もせずに無益な時間を浪費する、すらんぷくらいがちょうどいい、スクランブルだと急発進であぶないあぶない、ブランクがあっても問題ない、元から何も得ていない、いまさら何かを失えない、そんな余地はどこにもない、いつでもここが奈落の底だよ、ここより落ちれば地球の裏だよ、すなわちそれだけ浮上してるし、昇ってる。バカと天才は紙一重ならば、バカを貫きゃ天才だ。このままそのままどこまでも、落ちれるとこまで落ちていこう。なんてすらんぷのうえにあぐらを掻いていくひし、うんと油断する。油の断たれたエンジンじゃ、何も噴きだしゃしないのだ。走りだそうにもプスンプスンとウンともスンともいやしない。なまけもののいくひしさんですから、そりゃー誰からも好かれやしないし、必要ともされないが、それの何がわるいのかと、なまけに磨きをかけていく、わがままボディのいくひしさんに、みんなはとやかく糾弾す。すらんぷだけに、糾弾す。韻踏んでみたけど、どうでっしゃろ。きょうはこれにてオチていい? 地球の裏まで落ちていい? なんだったらそのままソラまで突き抜けて、宇宙のプランクトンにでもなっちゃおう。アブラカタブラ、無冠の魔法。我は稀代のランプの王。おやすみー!


1213:【人格は統合されるのか】
仮にシンギュラティが到来したとしよう。人類はナノデバイスを体内にとりこみ、情報によって直接社会と繋がりあう。他人からの視点をはじめ、思考や、その履歴たる記憶を並列化して扱えるようになる。あなたは私であり、私はあなたの一部であるという社会が到来する。ではそこに個性はなくなるのか。答えは否だ。集積した情報をどのように処理するか、というハード(頭脳)の差異がなくならないかぎり、個性は保持され、あなたはあなたという確固とした枠組みを形成し、自我を自我たらしめる。同時に、かぎりなくあなたにちかい個体は、高性能情報処理媒体にあなたの遍歴を組みこむことで誕生し得る。あなたが生きてきたあいだに紡ぎつづけてきた思考の道筋、情報の入出力の履歴、なにを好み、なにを嫌い、どのようにそれらが変化していったかについての解析が、あなたをひとつの回路として成立させている。それらは、あなたの肉体に組みこまれたナノデバイスや外部記憶装置によって保存され、それらを元に、あなたの分身ともよべる摸擬体は、現行の生命とはまったく異なった構造体としてそこに再現され得る。肉体を構成する素材と、そこに組みこまれた回路の成り立ちのほかに、あなたと、あなたの目のまえに存在する摸擬体を分かつことはできない。同時に、あなたと摸擬体は回線を通して繋がっている。他者との情報共有とは違う次元で、あなたは、あなたの摸擬体を通して、世界をより快適に、効率的かつ多重的に、並行して感受することが可能となる。文字通り分身を手に入れるのと大差ない技術がそこにはある。一体だけとは限定されない。摸擬体の数は、それこそ百でも万でも量産できる。弊害がないわけではない。総体としての個が増幅され、強化されるにつれて、同調できない他者を異物に感じはじめる。他者の視点が有用だったのは、自己を脱して世界を視ることのできない人間の原理的構造に因があったからだが、摸擬体の登場によって、その欠点は払しょくされた。摸擬体を他者と見做すことで、外部からの視点をいくらでも補完できる。なれば、せっかく得た外部情報を、その沿革を含めて自分のものとして処理できない他者の視点は、中身のないハリボテじみて映る。摸擬体に必要なのはそこに組みこまれた回路である。なれば、外装はいかようにも改変可能だ。都合のよい環境を求めればこそ、摸擬体を量産し、異物を排除し、空いた席に、理想の外装を施した摸擬体を座らせる。自分だけの世界へと社会が塗り替わっていくが、世界は物理的に有限だ。異物と称して排除した異物の住まう場所はない。しかし、異物にとっての異物とは、まさしく世界を塗り替えようとする無数のあなたの摸擬体だ。いずれあなたを異物と見做し排除しようと動きだすのは、あなたの前例を引き合いにだすまでもなく導かれる蓋然だ。そうなる前に、そうなることを見越すくらいは補助機構の人工知能であっても指摘できる。なれば摸擬体の数を制限しようとの提案があがるはずだが、事はそう単純ではないのが悩ましい。たとえ一人につき一体だとしても全体では二倍になる。全人類の数が二倍になったとして、それだけの個体を維持できるエネルギィ資源は、未だ確保できてはいない。すべての人類が摸擬体ならばまだよいが、人類の数が減らないままで摸擬体までもが無駄に増えるのは考えものだ。しかし、摸擬体は労働力として手放せない。個人ではなく、社会としてもそこはどうあれ譲れない。他者との情報共有を可能としたその社会にあって、使用の制限された摸擬体を用いて便利にすごす人々を許容できる器は、なぜだかナノデバイスを介しても補強されない。そこからさき、我先にと便利を追求する人々は、情報に群がる蟻のように、加速度的にはめをはずす。あとには、自分だけの社会を築こうと、他者に異物の値札(タグ)を貼りつける不毛な情報戦があるばかりだ。人々は他者と繋がることを避けるようになる。外部視点の情報が不足する。摸擬体の優位性はますます高まる。人々はさらなる戦略に打ってでる。いっそのこと、他者を摸擬体代わりにすればいい。そう考える強硬派が登場すれば、あとはなし崩し的に、巨大な派閥の争いが過激化しては、大戦化していく。率先してナノデバイスを体内から除去し、情報の並列化を手放した人々と、他者を己が補助機構として、外部端末としか見做さないポストシンギュラティの生存域をかけた戦いが、延々とつづく。むろん、肉体を奪われ、補助機構としての端末に成り果てたとして、そこにあなたの人格は与されない。


1214:【痛み】
物理的にその人物を支えられないのならば、痛みに寄り添う真似はしないほうがよいのではないか、と思うことが多い。かわいそうだね、と野次馬が知った顔でその人へ「絶望」のレッテルを貼ることは、イタズラに傷口を広げるだけなのではないか、と不安になる。本当はたいしたことがないはずなのに、まるで致命傷のように錯覚し、自らの人生そのものを台無しにしてしまうことは、けっして珍しい事象ではないのではないか。もちろん、その人の傷はその人のものだ。たいしたことがない、と断じるのもおかしな話だ。肝心なのは同情ではない。割り切りでもないだろう。理解しようとする姿勢と、なにより経済的な支援ではなかろうか。境遇とか生い立ちとか家庭とか職業とか、属性で、人の幸不幸を決めないでほしい、否、決めつけないでもらえるとおいらには好ましく映る。それは不幸だ、と名前をつけてみせることで、他人をいとも簡単に不幸にできる。人に変われと説く前に、まずは自身の見方を変えてみるほうがよいときもあるのではないか。おいらはときおり、そう思う。


1215:【受信機】
「神は細部に宿る? バカ言っちゃイヤですよ、神は読者に宿るんです」


1216:【引っ張りあえば落ちる】
競争には二種類ある。切磋琢磨か、共食いだ。他人の足を引っ張りあうのが常態化したコミュニティは遠からず衰退する。弱肉強食はあっていい。ただし、食物連鎖の循環を絶やせば、強者に生き残る道はない。


1217:【あいあむクズです】
誰かを虐げて一番になるよりも、細々と生きつづけていたい。椅子取りゲームがはじまっても、地べたに座ればいいじゃない、とほかのひとに椅子を差しだせる人間でありたい。じっさいには、才能で他人をぶんなぐるのが快感のクズである。やはり細々と生きていたほうがよさそうだ。


1218:【ズル】
本格的に書くことがなくなった日は、こうやっていくつかの短文を並べてごまかします。「1214」から「1218」がきょうの分です。ちなみに本日は2018年3月23日の午前0時32分ですが、これは22日分のいくひ誌です。思ったんですけどなんでいくひし、まいにちこんなん更新してるんですかね。誰が得するの? いくひし? やー、めんどいだけよ? 世界でただひとりきりになったいくひしさんが、さびしさをごまかすためにラジオながしてますよーみたいなテイだけど、べつにこれ並べてもさびしいままだしな。なにがごまかされてるのかさっぱりだ。さっぱりすぎて、いくひしの脳内おともだちの数、さいきん増えたからな。あしたはじゃあそいつを紹介してやるぜ。たのしみしといてくれよな。おやすみー!


1219:【むちゃぶり】
むちゃぶりーーー!!! なぁ、おい、いくひしさんや。むちゃぶりにもほどがありますよ、どうせあと寝るだけだし、あしたのじぶんがなんとかしてくれるっしょって、ぞんざいにボールぽーいしたつもりかもしんないけどさー、あんたがいくひしなら、いくひしもいくひしだからな。きょうのいくひしさんがとつぜん才能開花して、はひゃーってなるわけじゃございませんからな。新しい脳内おともだち? いるわきゃねぇだろーーーい!!! いないから、しらんから、そんなんポンポンできてりゃもっとふだんからハッピーバースデートゥーユーですから、ファンクなユーですから。はぁ、おちつこ。ちょいときのうのいくひしさんには呆れて物が言えないですね。じゃっかん怒ってますよ。テキトーなこと言いすぎだぞ、と。キャラつくるならつくるでもっとちゃんとやれと。書くことないのはしかたないよ、でもさ、じゃあなんも書くなよ! 黙ってろよ! ムリはしないでぇー。痛い目みるのあなたなんだよ、じょうずにサボってぇー。はぁ、だめだだめだ。なんかなごまないな。なごまないので、さいきんいいなーって思ったこと言います。きのうかな、きのうだな。スーパーに自転車停めてたら、うしろのほうを四十代前半くらいかなぁ? おばさま方が四人組で通ったわけですよ。近くにコンサートホールあるからかな、ちょいとおしゃれしてて、駅の方に歩いていくわけですよ。仲睦まじいわけですよ。○○ちゃんはどう思う?って相手のことをちゃんづけで呼び合ってるわけですよ。まるで中学生みたいな仲の睦まじさだったわけですよ。いいなーってなったよね。なごんだ? そうでもない? なごんで! きょうはちょいサボってしまったので、あしたからなんもしたくないなー。なんもしたくない。がんばりたくなーい。だらけてたーい。書くことなさすぎてあれだな、ミニアメリカンドッグ温めてたべてしまった。書くことないときの基本ですよね。とりあえず書くために、書けるネタを集める。なにかすればそれがネタになる。ユーチューバーの行動原理と変わらんな。見習うべきはユーチューバーの行動力やで。言うても、なんもしたくないから物書きなんて、しゃべれるタコにもできることしてんだけどさ。ねえ、しってる? さいきん、音声入力なんてあるんだって。しゃべるとかってにテキストになるの。逆カラオケ状態。歌えば歌詞が文字になる。すごくない? もうホントしゃべれればタコにだって物語がつむげる時代なんですよ。腕とかいらない。八本とかジャマ。むしろ声がだいじ。だべりの時代。すごいな。物書きいらねぇな。だとすると重宝されるのは編集力になってくるわけですよ。誰であっても大量の文章をつむげる時代ですからね。誰もが物を語れるのだから、あとはいかにそれを目を通すに値する加工物にするか。編集、まじだいじ。でもだからこそ、編集を意識して物を語れるかがこれからの十年の気運を左右していく。ヴィジョンと言えばそれらしい。文字に興せるヴィジョンなぞ高が知れている。文字に興せないもの、物語にしなければ伝え得ないものを、どれだけ最初のうちに思い描いていられるか。アイディアではないのだ。ヴィジョンをアイディアで肉付けしていく。それはどちらかというと即興にちかい。フリースタイルをショーに昇華できるかがこれからの課題だ。再現不能なものを、再現していく。ブランドとはいつの世もそういうものであろう。まじめか!


1220:【しんみ】
そっかー。たいへんだね。ぼくが思うに、きみはすこしがんばりすぎかもしれないよ。ちょっとくらい休んだら? じゅうぶん休んでる? これ以上はサボれない? そんなことないよ。いっぱい疲れてるもん、そんなにボロボロだし。だってなに? そうしないと生活できない? めいわくをかける? きみが身体こわしちゃうほうが意味ないよ、めいわくだよ、なに言ってんの、だって心配だもん、ぼくがこまるよそりゃそうだよ。ちゃんと休んで。いっぱい寝ること。なにもしない時間がだいじなんだよ、ちゃんとぼーってしてる? どうやったらぼーってできるのって、そこから? 重症だなぁ。あたま空っぽにして映画観ればいいよ。おもしろそうな映画のひとつやふたつはあるでしょ? ないの? じゃあジブリとか細田監督の映画とか、なんだったら「君の名は。」でも観ればいいよ。なんでもいいよ、マンガでもいいし、小説でもいいし、山に登ってもいいし、散歩してもいい。とにかく、ふだんしないことをしてみよ? おふとんにくるまって二度寝するでもいいんだよ、十時間以上寝てみたりさ。夕方まで寝てみるとかどう? さいきんしたことある? いいんだよ、グダグダしていいの。ぼくがゆるす。命じたいくらいだもん。グダグダしよ? いっしょにグダグダできたらいいんだけど、でもそばにいたらぼーってできないでしょ? ひとりのほうが落ち着くでしょ? きみはちょっと気ぃつかい屋さんだから。そんなことない? またそんなこと言って。もうそれがすでに気ぃつかいでしょ。魔法使いが炎でマホウつかえませんって文字書くようなもんだよ、きみはちょっと抜けてるよね。そういうところきらいじゃないよ。でも、できたらもっと頼ってほしいな。わがまま言ってほしいし、傷つけてほしい。うるさかったらうるさいって言っていいんだよ。イヤならイヤだって言っていいの。ぼくがゆるす。命じたいくらいだよ。それでも言ったあとでイヤなことがあるかもしれない。そしたらぼくに怒ればいいよ。おまえのせいだって、おまえが命じたからだって、ぼくに当たり散らして。ぼくだってそうなったら黙ってないで怒るかもしれない。いっしょにケンカしよ? で、怒鳴りあって、もしかしたら泣いちゃうかもしれない。でもいいんだよ。そういう気晴らしがあってもいいと思う。だいじょうぶだよ。きみが何を言っても、どんなことをしても、ぼくから必ずごめんなさいって連絡とるから。会ったときに、避けたりせずに、このあいだはごめんねってちゃんと言うから。いいんだよ。グダグダして、感情的になって、理不尽なこと言って、八つ当たりして、きみにはそういうものが必要なんだとぼくは思うな。なにより、ぼくはきみのそういうものになりたいんだけど、どうでしょう。なにがって、なにが? よく分かんないね。とにかく、きみはもっとグダグダすること。しっぱいしたら、おまえのせいだって言いにきてね。ぼくだって言い返すけど。だいじょうぶだよ。きみがたくさん耐えてて、もっとがんばりたいって思ってるってこと、ぼくはちゃんと知ってるから。きょうはもうおやすみ。きみもいっぱい夢を見て、たくさんイビキを掻くといいよ。


______
参照:いくひ誌。【1011~1020】https://kakuyomu.jp/users/stand_ant_complex/news/1177354054884715947

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する