• 異世界ファンタジー
  • 現代ファンタジー

いくひ誌。【591~600】

※日々は永久に終わりつづける。


591:【よくない】
思考回路が気づいたら、困ったら死ねばいいやになってるのホントよくない。無意識レベルでそうなってる。まずは困らないように工夫していこう。


592:【予感】
これはあらかじめ感じている未来への肌触りなのだけれど、みながあたしの意味に気づいたとき、ぼくはもう私に興味がない。


593:【自我総額】
じぶんの価値を信じるというのはまず、じぶんに価値がないことを認めてからはじまる。私に意味はなく、価値もない。ゆえに築いていくほかないのである。そしてそれらは総じて、捨てることの容易なガラクタだということもまた自覚しておく必要がある。


594:【浸透】
インターネット内での反響が物理世界へとより伝導しやすい状況になったとき、虚構は虚構ではなくなる。虚構は内向的な性格の人間にとって拠り所となるが、虚構が虚構でなくなったとき、それは外交的な性格の人間にとってかっこうの餌場であり、脚光を浴びる舞台となる。インターネット内はこれからますます外交的な人間に侵食され、内向的な人間はより情報の海の底のほうに移住していくこととなる。植物プランクトンはしかし、食物連鎖を根底から支えている。重要なことは、情報の海において、プランクトンは即座にクジラへと進化可能な点にある。クジラもまた外交的とは言いにくい生き物である。同時にもっともプランクトンを消費するのがこのクジラである点は留意しておく必要がある。


595:【あるあるなの?】
さいきん百合モノの漫画を読んでいて、なかなか先に読み進められなくなった。たいていオムニバスで短編がみっちり詰まったバスケットみたいな単行本なのだけれども、ひとつの短編を読んだらそこでキャラたちのその後とかを考えちゃって、なかなかつぎの物語に行かれない。一粒で二十四時間保温ききます、みたいな。百合とかBLとかそういうの好きなひとあるあるだったりするんだろうか。もっとたくさんお腹いっぱいぺろりんちょしたいぜいたくな悩みだ。


596:【I-マン予想】
素数の確定法は編みだされていない。何らかの法則らしきものがありそうだ、という感覚は共有されているのに見つけられていないのが現状だ。しかし三次元上の立体としてとらえたときに、素数はある種の直線として像を結ぶのではないかという直感をずっと抱いている。1~任意の数を順番に並べて構成された立体があるとして、特定の特殊なカタチをとることですべての素数は直線上に整列するように感じる。物体を構成する分子に順番に数を振っていけばそれらしい。現れる直線はなんらかの対角線かもしれない。ではその立体のカタチとはどんなものか。素数が直線に並ぶようなカタチをとらせればおのずと判明するだろう。いまのハイスペックコンピューターでもシミュレーション可能な実験だと思うので誰かやってみてほしい。(或いは内包された整数の値によって、直線上に素数の並ぶ立体のカタチは、ある種の法則によってそのカタチを変えていくのかもしれない。素数の出現に法則はなくとも、それらが直線上に現れるような立体のカタチには法則があるのかもしれない)


597:【上の記事】
まぁたそれっぽいデタラメ並べてる。頭よさそうなフリして超絶あたまわるいからなそれ。


598:【読みたい】
漫画家柴田ヨクサルさんのつくる「コイン積みに人生をかけた男」のマンガを読んでみたい。つくってくれないかなぁ。つくってくれないならいくひしが代わりに柴田ヨクサルさんの空気でつくっちゃお。半年後くらいに。


599:【今年のいくひし流行語大賞は】
んなぁ~、に決定です(みゅ~、ムイムイ、も捨てがたい)。


600:【泥力】
努力とは成果の軌跡である。成果を生みだす過程のことではない。


______
参照:いくひ誌。【331~340】https://kakuyomu.jp/users/stand_ant_complex/news/1177354054882637401

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する