柴田　恭太朗

天体観測が趣味のぼくは塾の帰りに夜空を見上げながら歩いていた。 そんな時に、火球を見つける。 そして、不思議な少女との出会い。 本作品はクロノヒョウさんの自主企画 「お題でカク…

警察庁特別捜査官である久我総は、特殊な能力を使って捜査を行う。 そんな久我には、取り調べに立ち会わせてもらえない理由があった。 本作品は、カクヨムコン企画『短編賞創作フェス』に…

暑い夏、寝苦しい夜からはじまるホラー。

しがない楽器職人の父と元酒場の歌手だった母に愛され、小さな村で幸せに暮らしていたオリヴィアは、流行り病によって突如、天涯孤独の身となった。 遠縁の女性に引き取られたオリヴィアは…

わたしには秘密の味がわかる。わかるのは味だけ。それがどんな秘密かなんて知らないし、興味はない。でも、彼の秘密だけは特別なのだ。いつだって彼の秘密の味は特上のチョコレートのように甘…

すべての子どもが先生に敬意を払ってくれるとは限りません。心ない言葉を容赦なく吐かれ、満足のいく授業ができるのは年に数回。そんな割に合わない職場で起きる、実話です。

小幸は生まれながらの不幸体質だった。 ある日のこと、多額の借金と置手紙、そして中途半端な思い出だけを残して蒸発した父。 その時小幸は嫌な予感がした。 逃げ出そうと飛び出した…

（おらすじ）週末にホームレスをしていた話

そろそろ半世紀生きてるってのに、いまだにわからないんですよ。 自分が何者なのか。 ※幼少時から今に至るまで、筆者の黒歴史をひたすら書き連ねた文です ※ほんとうに黒歴史なので…

「神の料理人」とは、食した者に魔力を与える皿の作り手。 霊山で隠遁していた料理人は、突如かつて仕えた王の末子に踏み込まれる。 長い遁世の間に、国は内乱に陥っていた。 王子は料理…

　探偵である俺に妙な依頼が来た。探偵ではなく掃除人（スイーパー）としての俺が必要だと言う。俺は気乗りしないがその依頼を受けることにした。 　お題「危機一髪」で短編賞創作フェスに…

この作品は過去作をリメイクしたものです。 梨花ちゃんは、3体のぬいぐるみを持っています。 ウサギ、ゾウ、イヌのぬいぐるみです。 しかし、このぬいぐるみ達。ただのぬいぐるみで…

大人になってから始めたバイオリン。 課題曲は、妻と娘も好きだったカノンだった。

強烈な個性を持つ家族のいる実家の片隅で空気に徹し、モブと化していた鳥尾巻。 外ではそれなりに自分の人生を生きておりました。 これはそんなモブ尾巻が教習所に通った時のお話。 あれ…

ある日、気がついたら、赤穂浪士の吉良上野介義央《きら こうずのすけ よしひさ》 に成っていたわ ！ いけない ！ このままだと、赤穂浪士に殺されて首チョンパされてしまうわ。 …

　この物語はフィクションです。でも、この物語の内容には一部ノンフィクションを含みます。 　ネタになった事件についてはこちらの近況ノート後半でふわっと説明してあります。 htt…

カクヨムコン短編賞創作フェス参加作品 テーマ『スタート』 楽器を始めたいと思ったから、楽器屋に行った。そこからの、はじまり。

天和三年。天和の大火のため、甲斐谷村藩家老・高山繁文を頼って、松尾芭蕉は江戸から甲斐、谷村（やむら）に居を移していた。芭蕉は田舎暮らしに満足していながら、なにかたりないと感じてい…

柴田恭太朗さんの三題噺企画に寄せて。 お題「報告書」「ダンボール」「友情」 短編賞創作フェス（お題「スタート」）にも参加してます。

柴田恭太朗様の三題噺自主企画より、過去に参加できなかったものを抜粋して、しょうもないショートショートに仕立てようとの目論見です。書けそうなものから書くので順不同。 オチや感動に期…

【あらすじ】 織田信忠は、本能寺の変の前夜、父・信長を訪れていた。そして信長から、織田家の――信忠の今後と、明智光秀の今後についての考えを聞く。それを知った光秀は……。

「開始コドンって知ってる？」 ベランダで一人佇む僕に向かって、隣の部屋に住むお姉ちゃんはいつもよくわからない呪文のようなことを言ってくる。 それがなんなのか、聞いたり考えているう…

この物語はフィクションです。実在の人物、地名、事件、あと食べているもの、科学的知識医療知識とは関係ありません。 勇者とその仲間たちによって、人間と魔族との対立が終わり、共存宣…

ノンフィクション。舞台は病院です。妊娠出産は大きな出来事ですよね。 その他にも入院中には想いがけないことが起こるものです。 そんな、人生における大事が、三つ同時に起こったというお…

ブックワームは探索者。書架はダンジョン。探索者はダンジョンに潜ってマジックアイテム「本」を手に入れる。本には魔術の知識が刻まれていて高額で取引されている。一攫千金を狙うブックワー…

【カクヨムコン9短編】幼なじみが私にだけ敬語を使ってくる https://kakuyomu.jp/works/16817330668495800325 の、続編初詣SSです。 …

夫のリタイアで米農家の義実家にやって来た小烏が、農家の台所で頑張っております。 野菜は「買うもの！」から、「畑にあるもの！」へ。 小烏の料理はお義母さんの口に合うのか？ 皆様の知…

現代社会で刑事としてシリアルキラーを追い、ビルの屋上から転落した『敏腕刑事（本人評価）』獅子王朔（ししおう・さく）。 目覚めると、そこは中華風後宮。 彼は、皇太子の側室である…

帝はある悪夢に悩まされていた。 その夢に隠された秘密を空海、橘逸勢、小野篁が解き明かす。 平安時代 × ダークファンタジー。 関連小説コレクション https://kakuyo…

時代背景⇒昭和60年代 舞台⇒架空の県の県北、二つの市。 　　　◎河南市　　◎白水市 ■鍵屋紗月の章 通学途中、駅のホーム。 二番線の彼。市内の男子校(朱鷺丘高校)の制服を着…

　皆さんは疑問に思ったことはありませんか？　オッパイはなぜオッパイと呼ばれるのかを。語源についていくつか説がありますがどうもワタシには納得しがたいものでした。🧐 　ところが、作…

【カクヨムコン参加作品・短編エッセイ部門】 　中学３年生の時に書いた手記が屋根裏から見つかりました。「修学旅行紀」とありました。長崎へ行った時の記録です。 　当時の原稿をほぼその…

【おかげさまでPV5000突破！】 平安時代初期、小野篁（おののたかむら）という男がいた。 ひどく変わり者であり、野狂（やきょう）などというあだ名で呼ばれたりしていた。 昼は朝廷…

5歳の誕生日に前世の記憶を取り戻したクレイ。その時クレイの目の前に現れたステータスボードには10歳にならないと発現しないスキルが表示されていた。「え？箱庭ゲートキーパーって？」な…

柴田恭太朗さんの自主企画に寄せて。「流れ星」「ポケット」「ブーツ」

通り魔は立ち去った。 公園のブランコに乗る者はもういない。 ----------------- 下記の自主企画用の書き下ろし。 ●柴田恭太朗さんの三題噺♯43【流れ星、ポケッ…

【短編】「幼馴染とジャングルジム」が続編になります。 https://kakuyomu.jp/works/16818093089036344515 短編集コレクション 「シナ…

※元々カクヨムコン9向けに書いたもののため、一部記述が古い部分・現在の要項に合致しない部分等があります。ご了承ください※ カクヨムコン短編賞の攻略法を、2022年度受賞者が自分…

『【三題噺 #43】「流れ星」「ポケット」「ブーツ」』によせて書きました。

女子高生、椎名ミズキは友人である梨乃、海堂と一緒に小学校の裏にある神社へと向かう。 その神社は彼女たちの記憶では学校の七不思議のひとつが隠されているとされている場所だった。 しか…

公園で泣いている少女と少年の不思議な出会い。 涙が世界を救う？

『【三題噺 #42】「テープ」「ロープ」「ホープ」 』によせて書きました。滑り込みすみません。

村の希望（ホープ）を喰う化け物を退治することを依頼された。灰褐色（トープ）に濁ったディープな湖水にひそむソイツの正体は。 柴田恭太朗様主催の『カクヨムに三題噺を復活させよう！プロ…

一年間書き溜めたショートショートを編集し、構成します。 毎日、１日２回更新します。 朝７時は出来るだけ新作で、夕方６時は旧作でいく予定。 （第１話のみ、１２月１日１２時過ぎ更新で…

辰巳村はなんの変哲もないただの村。だけどそこには奇妙な話が伝わっている。例えば深遠なる森には異界へ繋がる井戸があり、災厄を封じ込めているのだとか。それが解き放たれたら世界は闇に覆…

しがない物書きとして生きている僕は、君のために物語を紡ぐようになったらしい。 どうしてか、理由は聞かないでもらえたら助かる。

一人暮らしだと料理も適当。 でも急遽娘が帰ってくることに。 そうなると、がぜんヤル気が出てくるのが不思議！ ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ 江山菰様(https:/…