そうざ

物心ついた時から、ずっと葬式だった。 なぜそうなったのか、よく覚えていない。 あなたは自分が何者なのか、わかりますか？

夜に何かを待つ。待っている何かは来ましたか？答えは決まっているのです。だって…

「偽教授避行杯」によせて書きました。めちゃくちゃ難しい…無軌道とは…。 ファンタジーと恋愛と伝奇とでジャンルに迷いましたが、大抵こういうときはホラーになっていることが多いのでホラ…

短いミステリーです。 エレベーターに乗り込む主人公と魅力的な女性。 住居である10階を目指すが急なトラブルによりエレベーターは止まる。 最後の結末は……

何十年か未来のとあるライブハウスで、新進のバンドがライブをやっていますが、さて……というショートショート。湾多には珍しい、原稿用紙五枚に満たないサイズの話です。 普段作品の背景…

第43回「2000文字以内でお題に挑戦！」企画に参加しようと書きました。 お題は【幸せな負け】です。

呪われた橋をテーマにした、掌編小説寄りの物語です。 クロノヒョウさんのお題企画「1000文字以内でミッション全てクリアせよ！」の参加作品となります。

20XX年――。 地球温暖化やら何やらで海面が上昇した結果、千葉県は水没した。 “俺”は潜水艇に乗り、千葉県だった海を訪れる。 　　　　　 【第47回「2000文字以内でお題に挑…

夏のとある日。 向かいに住む夫婦からショッピングモールへ行かないかと誘われた私。 そのショッピングモールでは、５０％オフセールをやっているらしいのだ。 たまたま欲しいものもあるし…

　休日の朝寝坊を何より愛する「僕」は、布団の中で「このまま時間が止まってくれればいいのに」と熱望した。 　――すると。 【30分小説】日曜日 （2009初稿・2023改稿）

　俺が書きかけの小説で詰まっていると、そのスーツの男は現れた。 「文章。お売りしましょうか？」 　その対価は命だと言う。今回は３ヶ月分で手を打ってくれるらしいから、俺と彼は取引を…

前・後篇で完結。（熱いコメントありがとうございます！） SFホラー。その音は天狗の羽団扇が立てる風の音。それを背後に聴いた者は、二度と戻れないそうだ。 ★続編あり https:…

西暦202X年…… 日本は最後まで大麻禁止を唱えていた。 根拠となるのは、大麻草に含まれる成分・カンナビノイド。 問題視されていたのは、その酩酊作用である。 そしてカンナビノイド…

私の仕事は、卵を割るだけの簡単なお仕事です。 でも、とてもやりがいを感じています。 割った卵は、とても美味しいです。 一つも無駄には、致しません。 （※胸糞展開に耐性がある方…

危険な男の危険な愉悦。 そんな、ちょっとだけゾッとする、お話を。

柴田様の自主企画への参加作品です。 文字の世界で働く文字警備員のお仕事

一分と少しで読み切ることができます病。

転校にあたり『地毛証明書』を出そうとする女の子と不良のすーーーーーごーーーーーく短いお話

学校で「ノーブラ登校」が義務化されるまでのプロセスを描いた短編小説。

海岸には猫の死体。街道には人の死体。意味がなかった。なにもかもに。

アッと愕くオチ、思わず大爆笑のオチ、ひたすら苦笑いのオチ、とにもかくにもショートショートはオチがすべて！ 星新一を尊敬し阿刀田を呪う筆者が、これまで書き溜めてきた作品を公開します…

毎夜のように遊里に通う呉服屋の若旦那。 ついに贔屓にしている女郎から約束を取り付けたが……。 　　　　　 【第45回「2000文字以内でお題に挑戦！」企画】に寄せて書きました。 …

ある技術が実用化されたら、との前提で書いた、葬儀会社が舞台の近未来SFショートショート。最後にちょっとしたドンデン返しがあります。お楽しみいただけましたら。

3分で読めるSFショートショートです。

仕事から帰った彼女と家で出迎える彼の話。

今年、お誘いいただいたアンソロジー『夢でしかいけない街』によせて書きかけたものの、なんとなく上手くいかずにボツにしたものです。時間を置いたらなんとかなりました。 夢の中で自分の首…

「カクヨム甲子園2021」【ショートストーリー部門】 奨励賞受賞！ありがとうございます。 https://kakuyomu.jp/contests/kakuyomukoshien…

　目が覚めると、私がもうひとり居た。

土下座とともに生きてきた男の生涯、ここに尽きる。 この作品はPixiv、小説家になろう、ノベルアップ＋、アルファポリスにも掲載しています。

30代となり痩せ難くなった私は、階段を使ってダイエットを始めた。 この作品は小説家になろう、ノベルアップ＋、アルファポリスにも掲載しています。

私、全然さみしくない。 だって私のかわいい坊やの心は、常に私とともにあるから。 だから夢で逢えるのね。

街のそこかしこに白い雲。記憶のそこかしこに白い雲。ふわふわふわふわ夢心地。死のない日常とても平和。

――今日もまた、神秘と幻想が死んでゆく。 日常の風景に霞むファンタジー。そんな幻想を描きつつ、どこまでも現実を知らしめる夏にぴったりな風情の純文学の短編です。

一応、生物学系ＳＦ。

世の中にアレルギーは様々あれど、この男のように、空気アレルギーなんてものになってしまったら生きていけない。 この作品はPixiv、小説家になろう、ノベルアップ＋、アルファポリス…

　敵は、金星を強制的にテラフォーミングする過激派。俺は、金星の環境を保護する兵士。 　地球生まれの俺は金星で雨を求めて叫ぶ。地球が懐かしい。だが、俺の職務がそれを許さない。俺は金…

アリとキリギリスです。 ぜひご家族でお楽しみください。 誰か絵本にしてください。

掌編。 遅刻しそうな雨上がりのある日の奇譚？！

　元々この作品は、ある一行のセリフを作中キャラに叫ばせたい、という、その一念から作り始めました(読んでいただければ分かります)。 　あれこれ考えているうちに、このセリフは電話口で…

クロノヒョウさんの企画『アンコール企画　第6回～第10回のお題』参加作品です。 お題は『第9回　動き始めた時間 』を使わせていただきました。

美容室にて。 掌編なので、あらすじは省略。 2010年くらいに書いた掌編。 別の名前で創作していた時期の作品です。 元のタイトルからは変えました。 改稿し、元記事は削除してます…

車が故障して、わたしは川岸で一晩過ごさなければならなくなる。その夜、川のむこうで大きな火事があった。 ※この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。

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