WEB小説でミステリーがあまり注目されていないということは、カクヨムに来て2年目の私でもわかることである。
非常に残念なのだが、それが現実だ。
人気なのは異世界ファンタジーであり、ここはPV数も★の数も桁違いである。
なぜ、ミステリーは人気がないのか?
それについて考えてみた。それはミステリーは文芸だからだろうという結論に自分の中で落ち着いている。私はライトノベルはあまり詳しくないので、何ともいえないのだがミステリーといえばエンターテイメント小説で分厚い本のイメージが強い。
それこそ『横溝賞』だったり『江戸川乱歩賞』だったり『このミス大賞』だったりと名だたるミステリー大賞が存在している。
それに比べるとWEB小説界ではミステリーは、まだまだ弱い存在なのだ。
横溝賞の締め切りが終わって、そろそろ一か月になる。
しかし、全然カクヨムのミステリージャンルが話題にならないというのは悲しい限りだ。
さて、ここからが本題。
ミステリーの週間ランキングというものがカクヨムにも存在している。
そのランキングでお陰様で『月の欠片を拾った夜』が1位となりました。
お読みいただいた皆様には感謝しかありません。
しかしながら、先にも書いたようにミステリージャンルは過疎化が進んでいる。
変な話だが、私の書いた『月の……』は70PVしか無いのに1位なのだ。
1位は嬉しいのだけれども、ミステリー小説界を考えると非常に悲しい現実だ。
ホラー小説ジャンルが爆発的に伸びたように、ミステリー小説ジャンルも何かをきっかけに爆発的な伸びを見せる時が来ることはあるのだろうか。
変な話ではあるが、ランキングの1位を取りたければミステリーを書けばいい。
ただ、そこに満足感があるかどうかはわからない。
やっぱり並み居る強豪たちを制して1位になったというほうが満足感、自己肯定感は強くなるだろう。
というわけで宣伝
『月の欠片を拾った夜』
https://kakuyomu.jp/works/16817330665828630385※一部残酷描写あり
同作と同じ登場人物が出てくるシリーズ
https://kakuyomu.jp/users/smee/collections/16817330651526768660以上、駄文でした。