平安時代初期、文章生の小野篁が活躍する平安時代活劇「平安奇譚 異聞小野篁伝」が第二話の終了まで掲載しました。
まだ第二話だっていうのに五万文字超えです。
本作品は、カクヨムコン10にエントリーしていますので、長編では10万文字を超えなければならないのです。あと半分……あと2話書かなきゃ。
さて、宣伝はこのくらいにしておいて、
第二話のタイトルでもありました乙姫について少々。
乙姫というのは、浦島太郎の龍宮城の……というわけではありません。
平安時代の頃、妹の姫のことを乙姫と呼んでいたのです。
なんで?
そうなりますよね。ここで姉の姫がなんて呼ばれていたかということが重要な鍵となってきます。
お姉様はなんて呼ばれていたのかしら?
兄姫です……。
誰ですか、青ヒゲでケツアゴでマッチョな角刈りの姫を想像した人は!
兄姫って書いて「えひめ」です。「あにひめ」ではございません。
ということは、妹の姫とは何と呼ばれていたのか。
ええ、もう皆様の想像通りです。
弟姫。
読み方は「おとひめ」。こっちは、そのままか。
それが転じて乙姫なのです。
中納言、藤原三守の乙姫。
もうお解りな方は、かなりのマニアですね。
その人物が誰なのか。
あ、本作を楽しみたい方は調べない方がよろしいかと……。
というわけで、引き続き、平安奇譚 異聞小野篁伝をよろしくお願いします。
私も一生懸命続きを書きます。
平安奇譚 異聞小野篁伝
https://kakuyomu.jp/works/16818093086117963605