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古本大好き……だけど、これは復刊してほしい。

書影は、アガサ・クリスティーが生み出した名探偵、エルキュール・ポワロじゃない方(失礼だな!)、ミス・マープルの「伝記」です。これを読むと、ミス・マープルのドラマが2倍楽しく観られ、原作も読みたくなる!?
1985年初版で、現在は残念ながら古本しか手に入らないようです。

ミス・マープルは、世界中でドラマも原作も人気だと思うので、復刊しないかな~。

和訳書もあるのですが、こちらも絶版状態です:
アン・ハート著・浅羽莢子訳『ミス・マープルの愛すべき生涯』晶文社

どちらも、復刊しませんかね!?

洋書を読むことに興味のある人は読書に関するエッセイ『洋書(英語)を読んでみよう』を覗いてみてください:
https://kakuyomu.jp/works/16817330659841150372

和訳は高くて手が出せなかったので原書を購入しました。表紙の人物は、1964年(!)の映画でミス・マープルを演じたマーガレット・ラザフォード。

2件のコメント

  •  まず英語が中一から赤点続きだった自分としては、原書に挑むのはエベレスト登山と一緒ですね(笑;)
     以前kindle本で 、H.P.ラブクラフト全集の原書版がとても安くて羨ましかった覚えがあります。
     それに比べての日本語版の値段の差が、と思いましたが、それだけ訳するって大変な作業なんですよね(;´・ω・)当たり前ですが。

     実は今、以前お話しましたクライブ・バーカー氏のファンタジー本の3巻めが日本語版が出ていなくて……💧(泣き)

     それにしても作者じゃなくて、キャラクターの生涯を伝記本にするって凄いですね。それだけまさに生きている人物(すいません、他に良い表現が思いつかなくて)なのでしょう。

     私はマープル女史のドラマを見る機会がなかったせいで、どちらかというとポアロ派になります。
     ポアロと比べると、キャラクター的には上品なおば様という普通なイメージがありますが、やはり推理やストーリーが面白いのでしょうか。
     機会があれば見てみたいと思います。
  • 青田さん

    >原書に挑むのはエベレスト登山と一緒

    自分も英語の授業中は睡眠タイムだったのでわかります(笑
    大人になってから謎のやる気を出して猛勉強しました。なぜぐうたらがそんな気になったのかは自分でも謎です。

    結構古い作家だと、原書はKindleで驚きの安さだったりするのですよね。ラブクラフトも買おうかと検討したことはあるのですが、保留中です。既に日本語では全集を読んでいるので。

    クライブ・バーカー、ヘル・レイザー(The Hellbound Heart)の他にも結構ぶ厚い原書を苦労して読んだ記憶があるのですが、Amazonで著作のリストを眺めてもそれらしいものが見つからず……勘違いなのかなあ? 大きなお屋敷(?)に閉じ込められそこにはトラップというか刺客みたいな化物もいて……化物というか、機械が襲ってくるみたいな、という話だったのですがタイトルが思い出せなくて。
    ロンドンの大型書店のホラー小説コーナーで背表紙が真っ黒な素敵な本たちのなかから「あ、これヘル・レイザーのひとだ!」と興奮しながらその本を選んだ記憶まであるのに、まさかの記憶違い……?

    シリーズものは責任をもって最後まで訳してもらいたいですよね! でもどうしても読みたいという気持ちが原書で読んでやる!という原動力になるかも……?
    もちろん最初から小説の原書は難しいと思いますので、Penguin Readersみたいな学習者のレベルに合わせた本、あるいは薄めの児童書なんかから始めるのがいいかもしれません。これは、大きめの図書館に置いてあったりします。

    あ、でも、相当長く困難な道のりになることは自分も知っているので、強固に洋書道に引きずり込もうというわけではありませんからご安心を。

    私も長らくポアロ派で、ミス・マープルは地味すぎと思い敬遠してきました。突然好きになったのはドラマを観た影響も大きいのですが、そもそもドラマに手を出すのにも時間がかかったぐらいなのでこれもあまり強くは推せない……でも少し歳をとった今だから地味で静かなドラマや小説が若い頃より楽しめるようになったのかな、と思います。

    ブラウン神父と同じで、まず舞台となっている田舎町の風景がなんとも魅力的で、ブラウン神父やポアロのようには動き回らない老婦人のミス・マープルは、主役の割に出番が少ない気がします。そのかわり、周囲の人々が物語を動かしていく。その点ちょっと変わっていると思います。

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