皆様、ごきげんよう。
私が力を注いで紡いでおりました作品が、ついに本日をもちまして完結いたしましたので、ささやかながらご報告申し上げます。
こちらがその作品でございます。
●御厨美月の静かな生活
https://kakuyomu.jp/works/16818093082096368727 この物語は、もともと「たった一人でも、自らの道をしっかりと歩み、凛として生きる女性の姿を描きたい」という思いから生まれました。
特に大きな出来事が起こるわけではなく、日々を静かに、しかし確かな足取りで歩む美月の姿を、丁寧に紡ぎ出していこうと心掛けておりました。
中盤で沙奈絵と紗良という魅力的な女性に出逢うことで、この物語の方向性が自然と定まったように感じております。
沙奈絵の詩集を完成させるところまで描くべきかどうか、最後まで悩んだのですが、そこまで書き綴ってしまうことは、かえって物語の余韻を損なうのではないかと考え、ここで筆を擱くことといたしました。
これからも、美月は少しも変わらぬ凛とした姿で、日々の暮らしを静かに、しかしながら、確かに、大切に生き続けていくことでしょう。
最後までお読みくださった方々には、心より感謝申し上げます。
誠にありがとうございました。
(※作品の雰囲気に合わせて深窓の令嬢風に書いてみました)