柏木椎菜

同じ経験をした人間を、味方と言ったとしても良いものなのだろうか。

【KAC2024参加作品】 林間学校のメインイベント、肝試し。 僕のペアとなったクラスのマドンナ、山野さんと手を繋ぐことになったけど……。 「話さないで」と言われてしまった。 …

白雪姫には簡単に死ねない理由があった…… 毒林檎を食べてしまった白雪姫の葛藤 ＊KAC2024　第一回お題「○○には三以内にやらなければならないことがった」　応募作品です…

「 第一回 大暴力小説大会」によせて書きました。

『KAC2024 ～カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 2024～』参加作品 第5回目のお題は『はなさないで』

ドラ猫って、どんな猫のことだろう。 そう思い、スマホで、すぱぱぱと、フリック入力して検索したところ…

　拾おうとした私の手と拾ってくれようとした彼の手が触れて、「あっ、ごめん」とお互いの声が重なり、慌てて手を離そうとした瞬間、異変が起こった。気付いた時には、私と彼の手に繋がれるよ…

KAC20245「はなさないで」によせて書きました。「話さないで」になりました。

美大生の日常 SF(すこし、ふしぎ)

ずっと傍にいたのに見落としていた〝ぬくもり〟に気づく話。 　　　　　 KAC2024に参加しています。 お題：ささくれ

　深夜にしか営業していない食堂にやってくる、ちょっと奇妙な常連客の正体は？ 　KAC2024 ～カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 2024～　第四回目のお題「ささく…

ほのぼのホラー (すこしふしぎのSF枠かもしれないです)

私が早く誕生していれば、事情は変化しただろうか。

ささくれを回避しようとしたら、階段から落ちた。 その最中、何を想うべきか。

剥き出しの臓器

　ときは平安時代。登場人物は源氏物語のモデルにもなったかの藤原道長、ではなくてその六男坊の権大納言藤原長家と、長家の息子で殿上人になってまだ日が浅い主人公である藤原忠家の親子二人…

彼女を襲った人間は、何者なのだろうか。

KAC20244、お題「ささくれ」によせて書きました。百合かな。

【キャンペーン名】 KAC2024 ～カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 2024～ 【 第4回お題】 ささくれ ぴったりで賞（800文字） 【あらすじ】 静かな別…

【KAC2024参加作品】 　千年にも渡る人間と魔族の長き争いは、魔族側の勝利で幕を閉じようとしていた。 　魔王率いる魔族が王都を攻め込み、兵士を虐殺。 　ついには希望の象徴であ…

KAC2024 ～カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 2024～ 第3回お題 箱 大学生カップル２人の会話劇。

【KAC2024参加作品】 おばあちゃんから渡された何の変哲もない木箱。 この中には世界で一番高価なものが入ってるという。

一時期話題となったネットバラエティ番組「箱の中身はなんじゃろな」（略称：ハコナン）。 箱の中身を10個当てるだけで賞金1000万円がもらえるというコンセプト。 あまりにも刺激が強…

その箱を、開けてはならない

「ブラックボックスという道具です。昔、ネコ型ロボットを名乗るタヌキっぽいロボットから、貰ったんです。なんでも未来を変えるために、過去に来ている、とかで」

　あたしは単行本サイズの小さな箱に『いまの大切』をいれておく。 　いつからか、気がついたときにはそれが習慣になっていた。 KAC2024 第3回お題：『箱』

引っ越し先のアパート。その部屋の押入れには『箱』が一つ残っていました。 それは前の住人のものではなく、私たちの忘れ物…… 『箱２』に続きます https://kakuyomu.…

アパートに住む森谷樹は、隣人宅に宅配便が何度も届くのを見る。ある時、樹は隣人が留守の時に宅配便を預かる。重い荷物には《漬物》とあるが、差出人も宛先人も同じことを奇妙に感じるのであ…

実家の兄から荷物が届く話です。

　神秘的だよね、どこか。彼女、って。いや謎めいている、のほうが正しいのかな。 　会社の誰かが、彼女について、そんなことを言っていたのを思い出す。実際、僕は亜希と何回かデートを重ね…

　この小説をサッカー小説の可能性を広げた初美陽一さまと、お仕事でBoxingに勤しんでいる西しまこ様に捧げます。😊

デートに遅刻するなんて、許せない

どうして私はここにいるのか。 どうして彼はここへ来たのか。 もう、逃げられない。 そしていつか呪い・物理で復讐しようとするバトル(一方通行)ストーリーに続くとわたしが楽しい。…

KAC2024の第二回「住宅の内見」によせて書きました。ラップ音がうるせえ心霊物件で幽霊に対抗する話です。

開けてはいけないと言われ渡された黒い箱。

KAC20242、もう一個書きました。

広い意味で、猫と人間の交流みたいな話です。 一部理屈に合わない描写がありますが、あまり深く考えずそういうものとしてお読みいただければ。

同じものを永遠に所持することは、不可能ではないか。

「 【魂で歌え！イメソン布教フェスタ】」によせて書きました。原曲を聴いて、いい曲だなぁと思ってくださる方がおられれば何よりです。 イメソン：「Beautiful Frea…

KAC第２回お題「住宅の内見」参加作品。 　通常なら皆が避ける情報を得て、逆に小躍りしながら寄ってくる類の人間がいる。 　例えばこの若者だ。

主人公、高橋は、就職先が決まって、部屋を探していた。沢山不動産屋を周ったが、都心近くとあって、なかなか予算内の物件が見つからない。 探し疲れてきたときに、「最後！」と決めて訪れた…

招かれて、友人宅を訪れた、新築の家である。 せっかくなので、家の中を見学させもらった。家の機能も家具も、すべてが新しい空間の中で、ひとめで歴史があるとわかる、古いものがある。 …

やたらと家賃が安い家の内見に来たら悪霊がいた話。 KAC20242「住宅の内見」

KAC2024第二回お題「住宅の内見」によせて書きました。とりあえずストレートなやつを。

就職のため上京してきた主人公。 穴場物件も見つけ、大家さんもお隣さんもいい人で… ただ、水道水は飲めたものではないし排気ガスで空気は汚い。 都会で深呼吸する方法は？