タイトルから推察して、ふむふむ、と展開していく言語の考察。これでどう収束するのかな? と興味深いながらの困惑が、後半でしっかりと伏線回収されます。ラストのダメ押しの一文もふふ、と笑えます。
同作者様の「三分一の伝説」から「三分一」くんが登場! KAC2024の第3回「箱」という自由度の高いお題で、こうもトンチの利いた発想をして、見事なオチまでつけた物語を生み出すとは……さすがの一言! いわゆる「言葉遊び」が秀逸で、作中で「そういう意味で、そうきたか!」と気持ちよく唸らせて頂ける、本当にオススメの作品っ……。 約2000字でスパッと読める短編、是非とも「箱=BOX=Boxing」の意味を考えつつ、読んでみて頂きたいです★(面白かった~!)
格闘技の「ボクシング」の由来、知っていますか?こちらは KAC 第3回お題「箱」に応募された作品です。箱=box→ボクシング という発想がすごい!なかなか興味深い話が学べる上、オチも楽しいですよ!