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「アウグストゥスの巫女」設定裏話その二


・アルビナータ
 白髪紅眼設定だから+「~タだとイタリアっぽいよね」という、実に安直かつ偏見に満ちた発想で決定しました。姓のほうは、ティベリウスが作中で言っていたように慈悲の女神の名前から。ちなみにクレメンティア女神は、ユリウス・カエサルの家の守護女神だったそうです。
 父親が常に敬語なので、彼女も敬語がデフォルトに。飛び級を繰り返し、最短ルートで学芸員になったエリートです。年齢に不相応な知識量と賢さから、家や王城の書庫に出入りする学者たちの覚えもめでたく、また現国王や王弟と親しい数少ない女性のため貴族たちからも注目されています。
 ちなみに、父親は怪談話じみていると親しい学者や教え子にからかわれるほどの若作り設定です。何故かそんなことになっていた……。

・ティベリウス
 前回の設定裏話でも解説した、ティベリウス帝が好きということでその名を拝借しました。「ローマ人の物語」の塩野女史の書き方が原因ですね、間違いなく。皇帝としての名は古代ローマの皇帝から適当に借用ですが、ベネディクトゥスは、一番最初に思いついた「記憶喪失の過去の時代に生きていた青年」の名を引き継ぎました。
 父帝に後継者と指名されたことで色々とありましたが、弟妹たちとは大体仲良くやってました。次期皇帝と指名したデキウスには特に懐かれ、私生活でぼんやりしているところを助けてもらうことがしばしば。ガイウスにも、私生活では頼りない御仁と思われてました。

・コラード
 イタリア人名事典から適当に拝借。
 父親の愛人の子で、少年時代はルディラティオの下町で暮らしてました。母親が病床に就いた頃に父と会い、続いて異母姉に即刻抱きつかれ、古代遺跡に興味を持っていたことから学芸員の道へ。貴族社会は苦手で、ほとんど出入りしてません。
 アルビナータは、飛び級を繰り返し先生たちの覚えもめでたいために周囲から孤立しがちだったのを見ているためか、出会った頃から「俺が世話してやらないと」と思っている節があります。兄貴です。
 
・ルネッタ
 こちらも人名事典から。
 武人の名門の家出身ということで、武芸はそれなりにできます。貴族の令嬢として振る舞い、権力やコネを上手く使うのもお手の物。小さくて可愛い子と年下が大好きなので、アルビナータとコラードは好みドストライクの模様。でも幼女趣味じゃないです。はい。

・シモンチェッリ
 人名辞典由来です。
 庶民というか脛に傷ありな人ですが、国王の一存で伝令に。アルビナータと国王や王弟の文通をアシストしてます。アルビナータと兄弟のどちらかが結婚すれば面白いのにと思っていたところにティベリウスが登場したので、さらに面白くなったかもと内心思ってます。色恋を楽しめる悪いおにーさんです。

・ガイウス
 古代ローマ人によくある名前ということで。というか古代ローマ人の個人名は、かなり幅が狭いんだそうです。
 真面目で意志が強い、これぞ忠臣というような人です。ティベリウスには出会った頃から忠義を尽くしていて、公私共に支えていました。融通の利かないお兄ちゃんっぽいですけど。

 その他の人名も大体がネットで見つけた人名辞典から拝借ですね。ホント、あれには助けられましたわー。

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