新作「黒狼辺境伯と番人公女 結婚できなかった二人のお見合い事情」が、一迅社文庫アイリスより発売しました。
貴族令嬢セレストが仕事の依頼で辺境伯ザカライアの領地へ出張することから始まる、お仕事ものになりかけたラブファンタジーです。
こんな二人です。
セレスト
・旧王家の血を引く大公家の令嬢。水の成分を読む異能を持ち、一族では‘水読みの姫’と呼ばれている。精霊と言葉を交わす、預言の異能をも持つ。
・馬にまたがって乗るのが好き。というか馬そのものが好きで、図鑑を持っている。
・結婚願望なし。
ザカライア
・隣国と国境を接する辺境伯領の領主。何度も隣国の軍勢に勝利してきたことから、護国の英雄と称賛されている。
・風を操る異能を持つ。本人曰く、大したことない。
・女の扱いは苦手で、社交も苦手。
こんなにも仕事と趣味に生きる気満々、婚約解消された側な彼らが「仕事しすぎです!」「なんでそういうところで話が合うの」と周囲につっこまれながら、仕事を通じて距離を縮めていく様子を楽しんでもらえたら幸いです。