こんばんは、藤原清蓮です🐈⬛
いつも応援いただきありがとうございますm(_ _)m✨
今月9日の深夜に、恋愛短編集【コバルトブルーの空の下で】のお題(リクエスト)を、突如募集をして、カクヨムの近況ノートとXでリクエストを受け付けていました。
参加してくださった6名の方のお陰で、楽しく執筆する事が出来ました。ありがとうございました😊
書き上げて、すぐに公開するスタイルにしたのですが、それはお題提供者の皆さまに、あまりお待たせしたくなかったというのもありました。
なので、来た順に即書き始める、という感じでした。それにより、2話同時進行とか笑
なかなか面白い体験でした笑
今回、ここで、「あとがき」感覚で作品紹介と裏話を少ししようと思います。
まず、お1人目・幸まる様
お題は【夏祭り】【切ない】そして大人の、との事で書き上げた作品
第33話 あの日の花火大会を
https://kakuyomu.jp/works/16817330655822280946/episodes/16818093082600916772幸まるさんリクエストとなると、何故か「直球はダメだ」という気がして笑笑
夏祭りを開催する側の人達を描きました。
この【コバルトブルー〜】の特徴は、キャッチコピーにもある様に『少女漫画みたい』そして『キス』が必ず入るというものです。
何話か大人な話も書いていますが、切ない話は少ないんです。今回は『失恋』を裏テーマに入れ込み、話を書き進めていきました。
別れや死別などは、過去に書いているので、それは避けたいな。なら、何を書いて無いかなと考えた時、失恋だったんです。
自分の仕事に自信が持てない新卒社員くんが、先輩社員さんに励まされ、憧れて、好きになる。その過程は、短編なので細かくは描けませんが、それが見えるように書くように心掛けました。
切なく書けたかな、どうかな、そう思っていましたが『切なかった』と感想をもらえたので、ホッとしました笑
2人目・貴葵 音々子様
お題は【ポテチ】
第34話 重たいキス
https://kakuyomu.jp/works/16817330655822280946/episodes/16818093082649144426これは、お題をもらった瞬間に、どう書くかは決まってました。題材的に最初からイチャイチャさせようと笑笑
そして、プロポーズする流れにもって行こうと決めて書き始めました。
【ポテチ】ともらったのは、恐らく最初は冗談だったのかなとは思うんです笑笑
何故なら、どんなお題にするか、ちゃんと細かく考えようとしてくれていたので、「いや、もっとフランクで良いですよ」という気持ちから『例えば、ラーメンとかでも良いですよ』と返事したのがキッカケでした。
『【ポテチ】でも良いんですか!?』って来たのを、藤原が即受付たので、この話が生まれたんです。もし、あそこできっきさんに『いや、別のを考えます』と言われていたら、生まれてない笑笑
この物語に出て来るイケメン男子は、きっきさんの推しを少しだけモデルにしました。例えば、黒目がちな瞳や唇なんかを。
この【コバルトブルー〜】の特徴その2ですが、全ての物語にはモブには名前があるのに、主人公達には名前が無いんです。
それは、読み手の方に、それぞれ自分に変換して読んでもらえたらという狙いからなんです。
ですので、この物語でいえは、終始推しとイチャコラして、通称【ポテチ婚】させる。という狙い笑笑
そのため、ポテチはしょっぱいモノですが、激甘で攻めていきました。お題提供してくれた貴葵さんからは「ポテチの概念が変わった!!」と、言ってもらえて嬉しかったです。
お陰様で、今回の企画では、なんかこの回が1番読まれてます笑笑
3人目・泪澄 黒烏様
お題【音楽】
第35話 愛の調べ
https://kakuyomu.jp/works/16817330655822280946/episodes/16818093082665857983これも、お題をもらった瞬間に書き始めてました。ちょっと長くなるなと思いながら、書き進めていきました。
題材が【音楽】だったので、色々想像出来たのですが、演奏者でも歌手でも作詞曲家でもない。観客でもなく、音楽に携わる仕事、というのが、ぽんと浮かびました。それが『調律師』でした。そうなると、出会いから書き、その後までを描きたくなり、長くなると感じたんです。そのため、前半を高校時代の奥様視点、後半を調律師になった旦那様視点で書きました。そうする事で、長くても最後まで読める流れに出来るかなと。そして、一つの音楽を軸に、物語を展開。前半にタイトルは出てこないのは、後半で、よりドラマティックに仕立てたかったのです。
この作品の中に出て来る楽曲は、ドビュッシーのアラベスクという曲なんですが、誰もが一度は耳にした事があるであろう、有名なピアノ曲です。色褪せないクラシック音楽を軸にする事で、この二人に流れる時間も色褪せる事なく、美しい調べの中で生きていく。そんな願いを込めて書きました。
読者様にも好評で、とても嬉しかったです。
4人目・有木 珠乃様
お題【高校生】【朝焼け(早起き)】
第36話 早く起きたら
https://kakuyomu.jp/works/16817330655822280946/episodes/16818093082711663600珠乃さんからは【コバルトブルー〜】が未読である旨を伝えられていたのですが、「良かったら是非!!」と、こちらから強引に参加を促し、お題をいただきました笑笑
藤原が青春群像劇が得意である事を知っている(のかな?)嬉しいお題でした。
そして、この【コバルトブルーの空の下で】のタイトル。これは、第4話のタイトルでもあるんですが、こちらは高校生主人公かつ夕暮れ時を描いた作品だったのもあり、何だかツイになってるみたいで嬉しく感じたお題でした。
主人公の高校生は、藤原の高校時代の経験が若干反映されています笑笑
自分も塾ではなくカテキョでした。親が勝手に近所の大学生に頼んで突然やって来たんで、「何でだよ!?」ってなったのを思い出して笑笑
夏は明け方までFMラジオを聴きながら勉強してました。ある時に見た朝焼けが、めちゃくちゃ綺麗で。それを思い出しながら書き上げました。……なつかしー……笑笑
お題をいただいた珠乃さんには、無理を言って参加いただきありがたい気持ちなのに、作品の視点に「盲点だった」と言ってもらえたのは、本当に嬉しかったです。
5人目・壱邑 なお様
お題【氷菓】
第37話 温めてあげる
https://kakuyomu.jp/works/16817330655822280946/episodes/16818093082729706413お題をいただいた時、真っ先に浮かんだのはタイトル。キスで「温めてあげる」というのが、すぐ浮かびました。そして、アットホームな個人経営カフェで働いている従業員。
賑やかでありながら、みんなが仲良く働いている様子が思い浮かんだんですね。
そこから「さてはて、何の食べ物にするかな」と考えた時、シャーベットか、かき氷のどちらにしようかと悩みました。
ただ、キスシーンに持ち込むためには、口が冷えている事を前提にしたかった。だからたくさん食べる必要があり、試食をする方向へ持っていこうと。そうなると、その場ですぐに、たくさん食べられる氷菓。シャーベットだと作っても固める工程があるけど、かき氷ならすぐに出来て、食べられると。そんな感じで書き進めていきました。
先に書いた4話が、どちらかというと落ち着いている書き方だったので(あ、ポテチ婚はちょっと違うかな?)、この話は賑やかにしたかったんです。
お題を提供してくれた壱邑さんにも好評で、本当に良かったです。
6人目・匿名様
お題【敗北】
第38話 叶わない願い
https://kakuyomu.jp/works/16817330655822280946/episodes/16818093082817406908お題である【敗北】については、自分自身は難しいとは全く思わなかったんですね。
ただ、コメディでいくか、本気の敗北で行くか。あとは、勝っても敗北感はある場合もあるとか。色々な意味で楽しく書くことが出来ました。どんな気持ちであっても、自分は本気で書き上げます。
なので、このお題については、色々と工夫してます。そのため、他の作品より少し長めです。まぁ、チェスについて、あんなに説明しなくても良いとは思ったんですが笑笑
前半に敗北した絶望感を出して、後半で読者が思いもしなかっただろう、大どんでん返しを持ってきて、勝者の『敗北』を描きました。ただ、それで終わるのは味気なく後味も悪いので、敢えて彼に笑い飛ばさせて終わりにしました。
どのお題も、自分にとっては本当に楽しく書けたお題でした。
しかし、お題をいただいた方、全員が納得いく作品を書ければ良かったのですが、そうでは無かった様で、そこは不甲斐ない。
今後も精進していこうと思います。
ご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございましたm(_ _)m
そして、読んでくださった皆さまも、ありがとうございますm(_ _)m
また機会があれば、やってみようかなと。
その時は、今回参加しなかった方々で、興味ありましたら、ぜひ🐈⬛✨
ありがとうございましたー✧*。٩(ˊωˋ*)و✧*。
という事で、連続投稿はこれで終わり笑笑
リワード欲しさで開始したみたいになってましたが、本当にたまたまなんです笑笑
まぁ、ここまで書いたから、頑張って何か投稿するか……? いやぁ……今月末までかぁ……人事異動もあるし……ムリかな?( ̄▽ ̄)