拙作お読みくださる皆様
こんにちは、佐藤宇佳子です。いつもお立ち寄りくださり、ありがとうございます。
年の瀬も押し迫ってまいりました。12月29日(金)から1月6日(土)まで、カクヨム活動が停滞します。ちょっと(というかすっかり)ペースダウンした他業にカツを入れるべく、この年末年始はそのペースづくりに専念できればと思っています。
振り返ってみると、2023年は、ここ最近ののっぺりした日々とは一線を画する年だったような気がします。特にカクヨムを始めてからは、素敵な作家さんたちと気さくな、そしてとても貴重な交流をさせていただき、良い刺激を与えてもらっています。しばしば面倒くさい絡みをしてしまうのですが、それに丁寧にご対応くださる皆様がた、いつもありがとうございます。
さて、1月のどこかで『イソヒヨドリの町で』の第三部を開始する予定でしたが、少し遅れそうです。構成は短編十二編におまけ二、三編の予定ですが、調整によっては減らすかもしれません。さらに、場合によっては、一部、先だしする可能性もあります。
モノを書くのって、難しいなと最近改めて思っています。
文字で何かを描写する場合、描写に使われた言葉すべてがネットワーク状につなげられて、因果関係を醸し出してしまいます。深い意味のない情景描写を挟もうとするのは、実はかなり難しいことだと感じています。特にミステリーだとそれが顕著になるかもしれません。
絵画だと、ひと筆にそこまで具体的な意図を含ませなくてもよい(私見です)けれど、書き物だと、一言一句どころか、一文字にだって、深遠な意味がこもって伝わりかねません。言外のニュアンスは絶妙なスパイスとなることもあれば、もどかしいこともあります。
まだもうしばらくは、カクヨムで精進させていただきたいと思っております。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
最近このあたりは好天続きで、日の出直前や日没直後の濃い青空「ブルーモーメント」や桃色の「ビーナスベルト」その下に広がる「地球影」が美しく見えます。写真は日の出直前のブルーモーメントです。
それでは皆様、本年はどうもありがとうございました。どうぞよいお年をお迎えください。