『冬に映画を見ていると
魚になったような気分になる』
そんな気分が分かる日々を過ごしています。
小説の方はいかがですか?
創作報告書を書くのも、ずいぶん久しぶりですね。
書きたいことはいっぱいあったんですが、どうも手がつかずにズルズルと時間が経ってしまいました。
新型コロナウィルスによって世間は混乱していますね。
僕自身や周囲も、結構な混乱具合で職場では在宅ワークができるかどうか、というようなアンケートがあったりしました。
もちろん、できるけど、僕がしている仕事って在宅ワークできる部分ってあったっけ? となりました。
何かしら仕事を割り振られるなら、するんですが、単なる自宅待機ってパターンもあるみたいです。
僕の友人は自宅待機で、一応給料はでるんだとか。
ふむ。
自宅待機で給料が出るのか……。
これ以上はなにも言えませんね。
最近は、note用のエッセイを書いたりしています。
カクヨムが「オムレツ」のタイトルを使ってエッセイを書いているので、noteはどうしようかな?
案としては、「多様性のある焼きそばを作ろう」になっています。
カクヨムが「オムレツ」で、noteは「焼きそば」……。
それでいいのかな?
僕の人生って。
まぁ、いいか。
五月から倉木さとしとの往復書簡集をする予定になっていますが、この際なので、こちらにも食べものか、飲み物の名前をつけようかな? と勝手に考えています。
まだ、倉木さとしに相談していませんが。
僕と倉木さんの共通点としては、「チキン南蛮定食」? 「すだち酒」?
タイトルになりそうにないなぁ。
その辺は今後、相談していきたいと思います。
報告書ですので、最近見た映画の話をさせてください。
単純に後で僕が見返して思い出す為、というのもあるんですが。
ちなみに順番は以下になります。
「教誨師」「ギャングース」「いぬやしき」「青空エール」「ペンギン・ハイウェイ」「夜は短し歩けよ乙女」
映画ではありませんが「境界カメラ」の1~4を見て、アニメの「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」を全話見て、また映画で「溺れるナイフ」「王立宇宙軍オネアミスの翼」「さよならの朝に約束の花をかざろう」と見てきた感じです。
「教誨師」
俳優の大杉漣の最後の主演映画です。
文句なく最高の映画。数名の死刑囚と対話をし続ける話なのですが、全員モデルがいるのかな? と思われるほど、死刑囚の人物たちが生々しい。
あと、ラストが語彙力を失う凄まじい何かがありました。
あれは何なんだろう。
僕は何を見せられたんだろう? となりました。
「ギャングース」
入江悠が監督を務めた作品。
暴力満載で、社会の徹底的な冷たさが根底にあって、途中で見るのが辛くなったんだけれど、多分これに近いことが日本で起きいるんだろうなぁと思って最後まで見ました。
やくざの描き方は色んなパターンがあると思うんですが、ギャングースの描き方は王道なのに異色な面もある、という稀有なパターンでした。
「いぬやしき」
奥浩哉が原作漫画の実写映画化。
見せ場やキャラクターの行動の説得力は、やっぱりすごい(ちょっと独特だけど)。
佐藤健が上半身裸になるシーンが後半とくに多いのですが、めっちゃ綺麗な体してんな! となりました。
「青空エール」
原作でボロボロに泣いたことがあって、それを弟に伝えたところ、「それ、母さんも言ってたわ」と言われた漫画が原作の実写映画。
しっかりまとまっていて、良かった。
「ペンギン・ハイウェイ」
アニメーターの人、ペンギン描くの楽しかったんだろうなぁと思った映画。背景や物や水の動きが異様に綺麗で、画面を見ているだけで楽しかった。
森見登美彦の原作も読んでいたんだけど、所々忘れていた為、普通に面白く見ました。
ある種の世界系っぽい空気もありつつ、そっちへ傾き過ぎなかったのが良かった。
「夜は短し歩けよ乙女」
サントラが欲しくなった。
本当に音が良い。
こちらも森見登美彦の原作は読んでいたけど、劇場アニメ化は見事だったと思います。
ただ、単純に「夜は短し歩けよ乙女」という作品が映像化向けではないなぁ、という部分はったかもですね。
「境界カメラ」の1~4
ホラードキュメンタリー作品。
心霊ビデオの制作中に謎の失踪と遂げたディレクター「ナリモト」を探す、というのが大筋で、途中までは「これを見た後に寝れるかな?」と心配するレベルでした。
霊に取り憑かれたりもするんですが、結局一番やばいのは人間の浅はかさや好奇心、承認欲求だっていう作りは最高水準で、しかも計算して作った訳ではないだろう、というのも分かってハマり込んで見ました。
結果、ラストのラストで、良い話風にしようとしたメロドラマを見せられて、がっかりしました。
「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」
久しぶりにアニメ全12話を一気に見ました。劇場版もあるとのことで、それを見るのが今から楽しみです。
既視感は多々あって、うーんって思う部分がない訳ではありませんが、十代の男子へ向けて照準をぶらさずに作り切っているのは好感が持てました。
あと、ひたすらキャラクターの掛け合いが心地いい。
「溺れるナイフ」
小松菜奈、菅田将暉が主演の映画。
一度、見ていた訳ですが、主演の二人が好きすぎる為に、再度見直しました。熱愛もありましたし。
文句なく最高。
「王立宇宙軍オネアミスの翼」
名作なのは聞いていたけど、見ていなかったので。
スタッフの平均年齢が二十代半ばで、こんなものを作ってしまうんだから凄いの一言ですね。
喋り方に時代を感じつつ、そういう部分が癖になりつつ見ました。
「さよならの朝に約束の花をかざろう」
ややこしい物語なのに、母と子の縦軸で力技で見せつけられて、技術が高すぎるってなった作品。
監督は「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」「心が叫びたがってるんだ。」の岡田麿里。
個人的に朝ドラっぽい空気を感じて、これはもっと長く、時間を掛けて語っていくべき物語なのでは? と思いつつ、ちゃんと終わりまで物語を持って行ったのは凄い。
あと、最後まで見た後に映画のポスターやDVDのパッケージを見たら、そういうことか! となります。
さてさて、コロナ関係で外出が出来ないから、家で友達と電話をしながら、お酒を飲む、というのを試してみたんですが、普通に飲みすぎました。
休みだし、と思って、そのまま寝たら頭が痛いと言う……。
当たり前ですが、お酒はほどほどがいいですね。
今回の宣伝は、「顔のない獣 その② とどのつまりを知っている」に致します。
そろそろ、連載を止めると倉木さとしが言っていたので、そこまでよろしければお付き合い頂けばです。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054891861473 今、丁度中学生の男女がやくざに拉致られているところですね。
個人的にコトリが、ここから良いキャラになっていくのにビビりました。