郵便局に曜日があるように、幸福にも休暇がある。
なのに、小説家志望をしていると休暇がありません。
幸福にだってあるのに。
好きでやっているから、良いと言えばいいのですが。
さて、そちらの小説の進みはいかがですか?
本日、切り株ねむこさんの「毎日は嘘の積み重ね」という小説が完結しました。
そのタイミングでレビューを書こうと決めて、どういう内容にするか少し前から考えていました。
浮かんでたのは、福田里香の「まんがキッチン」をベースに何か書けそうだなというものでした。
そう考えていたのは連載の後半ごろで、印象的な食事シーンが幾つも書かれていたのが理由でした。
――少女まんがは、関係性の物語と言われているが、フードも同じだ。つまるところ、フードのうまい、まずいは、一緒に食べるひととの関係性に大きく左右されるのだ。
「毎日は嘘の積み重ね」の後半の食事シーンは幸福で、また美味しそうだったんです。
その影響で、カレーを自分で作りたいなぁとスーパーにいく度に思っていました。
ただ、一人で食べても仕方がないので、毎度諦めてバーのマスターがやっているカレー屋に行っていました。
それをグループLINEに載せる度に、前の職場連中に「呼べよ」と総ツッコミを受けていました。
仕事終わりの時間が合わないので、呼びにくいのです。
話を戻して、「毎日は嘘の積み重ね」のレビューを書こうと思って今日はそれをしていました。
他人様の作品にレビューを書くのは緊張するものがあります。
下手なこと書けないぞ、と(毎回、うまくいったとは思えないんですよね)。
書いてみて思ったのは、切り株ねむこさんの書く男性は、どこかしかに弱さがあって、その弱さが個人的に好ましく思って読んでいたなぁということでした。
考えてみれば男性だけでなく、「毎日は嘘の積み重ね」は主人公を含む女性の弱さが描かれてはいて、前半の主人公の息苦しさは非常にリアルでした。
そして、今思うのは主人公をその様に息苦しい場所へと押し込んでしまったのは、夫である男性の弱さに起因するんだなぁ、ということでした。
男性の弱さについては、個人的に逃れられないテーマでした。
僕自身が弱い男性の一人なので。
とまぁ、つらつら書いたレビューのこぼれ話をしてしまいした。
そういえば、今日は健康診断に行ってきました。
学校行事みたいで楽しかったです。
採血の時だけ、怖かったですが。
我慢できないほどではありませんでした。
大人になると色々我慢強くなるものですね。
ではでは、明日は休みなので、体力が持つ限りは小説を書きたいと思います。
流石にレビューのURLを貼るのはアレかな?
良いか。
本日、僕がレビューを書いた「毎日は嘘の積み重ね」です。
勝手に載せて怒られたら、全力で謝る方向でいきます。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054890628844