構想から半年、書き始めてからも1ヶ月半、自分で思っていたよりも長く、バヤズィットやタフマースブとお付き合いしてきましたが本日(トルコ時間)、完結しました!
応援して下さった皆さま、ここを見てくださった皆さま、ありがとうございます。
8月10日から19日までトルコに旅行するので、それまでに仕上げねば間延びする、と思ったりしたのですが、逆にトルコで書けばいいや、と開き直り、最終話をトルコで仕上げました。今もイスタンブルのカフェです。
残念ながらバヤズィットの霊廟はイスタンブルにはないのですが、今日はイブラヒム・パシャ邸(トルコ・イスラーム美術博物館)で、皆様の感想やレビューを読みながら感慨に耽っておりました。イブラヒム・パシャ邸、本編中、懐かしい、帰りたい場所としてバヤズィットが回想しているのですが、豪邸でありながら、どこかほっとする空間だと改めて思いました。
博物館としても面白いところなので、私はイスタンブルに行ったらいつも訪れます。そして長居します(笑)
で、思い出したのですが、この話に出てくるバヤズィットの従姉、つまりイブラヒム・パシャの娘ですが、某スルタンあるいはフラネ・スルタンという名で知られることもある女系の王族です。ただ、生没年やどういう人生を送ったのかはよくわかりません。
彼女とその両親、兄(メフメト・シャー)の話の方を実は先に書き掛けていたのですが、思いっきり途中です。
あと、バヤズィットの叔母(ハディージェ)や弟(ジハンギル)が自殺したとしておりますが、これも「そういう説がある」レベルの話です。
あとがきに追記しようかと思ったのですが、旅テンションなことも書きたかったのでこちらに(笑)
本当にありがとうございました。
しばらく感慨に耽っていると思いますが、この旅で得たことも創作の糧にできたら、と思います。
今後ともどうぞよろしくお願いします。