• 詩・童話・その他

新しい小説を書く

 遅筆型。同時に2作書くのは本当に大変というか、チャレンジしたけど無理だった。
 自分の執筆スタイルをどのように名付けるべきか分からないが、自分にとっての小説書きはジェットコースターに似ている。構想に時間をかける。メモ書きが積み重なっていく・作品がゆっくりとのぼっていく。すべりだしたときに書き始める。あとはトップスピードだ。そして短編が多い。ただ滑り降りるだけじゃすぐ終わってしまう。長引かせたければどこかで加速をつけたり、回転したり。そうした工夫が必要になる。書きながら生活していくためには。
 構想を積み重ねていくとどこかでアイデアたちが集まって線を結び始める。すべてが一点に集まったとき、どういう理屈か知らないがタイトルが閃く。タイトルがひらめくとき、ぼくの小説は一度完成する。ここでやめてしまってもいい。あとは降りるだけなのだから。からだに悪そうな書き方だな
 見切り発車にも作法がある。ある程度は定めておくことが大切。でも完璧に定める前にスタートしてしまうことが大切だ。だからタイトルが決まったとき、本当はまだすべてを掘り下げてはいないように感じるが、とりあえずは書き始める。書き始めます。シートベルトには気を付けて。

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