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20 プラシアの翼 あとがき

https://kakuyomu.jp/works/1177354054883296353/episodes/1177354054883496246

 空を飛んでみたいと思ったことはありますか? もしも空を飛べたらどんな世界が広がっているんだろう。何一つしがらみのない場所に行ってみたい。なんとなく空を飛ぶってそういうイメージがあります。ちなみに私は空を飛んでみたいと思ったことはありません。私の空は空想なので、飛ぶ代わりに小説を書きます。
 はじめましての方はじめまして、そうでない方お久しぶりです。絵都瀬とらです。ペンは剣よりも強し、と言いますが、小説においてペンは翼だと思います。自由になれるのは空想の中だけです。WEB投稿2作目にして厳しい現実を突きつけられました。心無い言葉ですぐに弱ってしまいましたが、なんとか完結まで作品を書くことができました。
 無論、最後まで書けたのは私ひとりの力ではございません。カクヨムを運営するKADOKAWA様・はてな様、表紙イラストを書いていただいた海庭様、プラシアを書くきっかけとなった羽根っ娘を教えてくれたCK様、TwitterでRTしてくれた皆さんのおかげです。
 今回は王道中の王道であるボーイミーツガールなお話です。サラは言うほどボーイじゃないですが。空を舞台に疾走感のある文章表現をしたいと考えていて、文章作法をガンガン無視した文体で書いてみました。王道を王道のままに書くのも好きですが、こうした遊びを取り入れて書くのは楽しかったです。
 本作は続けようと思えばいくらでも書けます。ちょい役で登場したエルフについて触れると、プラシアとの逃亡劇とちょっとした戦闘シーンが増えます。でも、本作は多くの人が読んでいるわけではございません。今の読者様を蔑ろにするわけではありませんが、何度かデビューを逃した身の上ゆえ、早くプロの小説家になりたいと考えております。プロになるには多くの人に読まれて揉まれて作家として強くならないといけません。ですから、多くの人に読んでもらえない作品は区切りの良いところで終わらせて、次回作を書く方がデビューへの近道になります。ご容赦いただければ幸いです。
 今後、気が向いたら書き直して、どこかへ応募するかもしれません。現状、字数的にどこの文学賞も受け入れてくれないので、一つのたたき台として及第点だったのかな、と思います。また、今回はプロットも設定表も作らなかったこと、書いたら即投稿を実践できたこと、この2点も大きな経験になりました。作品としては及第点でも、私の経験としては満点以上だったと、ここに報告しておきます。
 私は「小説家になろう」か「カクヨム」のどちらかで活動しております。Twitterをフォローいただければ、いち早く情報をお届けできます。
 ではでは、次回作でお会いしましょう。

渋谷に向かう鈍行にて 2017年6月28日
etc.

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