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雑記④ まぁちょっとイベントがあったので

なんとオフ会をしましたよ。
もちろん初めてのことです。

こういうことには、かなり及び腰の性格なんです。
それでも参加することにしたのはこれがハーフ&ハーフの打ち上げという事だったからですね。
それに主催してくれた叶さんの親切に応えわけにはいかなかったからですね。
親切でしてくれたことをむげにできるわけがないです、性格的に。

ということで十月某日。場所は秋葉原。
行ってきましたオフ会に。

結論からいうとめっちゃ楽しかったです。
参加メンバーは叶さん、イラスト書いてくれたゆうけんさん、そしてtolicoさん。
まぁコロナの時節柄、メンバーは最小にしたのだとおもいます。

ちょっとお酒なんかを飲みつつ、カクヨム仲間ならではの会話で盛り上がりました。
ちなみに皆さん紳士的で、創作の話とか、ハーフ&ハーフのことを話したりと、共通の話題がとにかく多かったんですね。

叶さんとは創作の話とか、共通のお仲間さんの話とか。
ゆうけんさんからはイラストの原画をいただいたり。
tolicoさんには次回も参加するように催促したり。

ちなみに参加者みんながオフ会初心者だったことで、おっかなびっくりのスタートだったと思いますが、三分で打ち解けました(笑)

なんかこう、こういう話をできる仲間がいるってのはいいものだな、としみじみ思いました。
またこんな機会があったからあつまって話したいものですね。

というかハーフ&ハーフ、次回のエンディングではそんな催しをするのもいいかもしれないですね。
まぁ某コロナが落ち着いてからの話になるとは思いますが。

ということでこの場ですが、
叶さん、ゆうけんさん、tolicoさん、楽しい時間をどうもありがとうございました!
みなさんには感謝の気持ちでいっぱい。すごく楽しかったです!



画像には集合写真を載せ……るにも写真はとってません(笑)
代わりに食玩ジオラマを載せときます。

17件のコメント

  • アキバでしたか。
    昔、秋葉原に買い物に行ったら夜7時くらいでお店がどんどん閉まっていって驚いたのを覚えています。
    もしPCを買い換えるとしたら次も秋葉と決めています。
    ちなみに今のPCはツクモで買った10年前のサンディブリッジ。
    もちろんwin11は対象外。

    今の秋葉は昔とは違うのでしょうね。
    何年か前に秋葉に行ったらネコ耳姿のメイドさんが「よろしくニャン❤」と言いながら僕にチラシを渡してきたのが印象的でした。
  • こんばんは。残念。知りませんでしたが、ご報告ありがとうございます。後でまた来ますねー。
  • おぉ! オフ会拡大への第一歩ってところでしょうか。
    気心の知れたメンバーですと、打ち解けるのも早いでしょうね。
    次回の企画へ向けても、濃い擦り合わせができたんじゃないかと推察します☆
  • その節はご馳走様でした!!
    お土産も大変美味しくいただきました!!
    ありがとうございました!
    m(_ _)m

    また機会があれば、是非よろしくお願いします!!

    次回企画は、余裕があれば、参加させていただきたく……本当、力不足で申し訳ないです。
  • 楽しい時間、よかったですね♬
    ゆうけんさんかtolicoさんが、オフ会模様を絵か漫画にしてくださるといいなあ…あ、関川さんでも…(|д゚)チラッ
    アリスジオラマ!めっちゃ可愛いです♡
  • おお!
    オフ会楽しそうです!
    次回企画も面白いことになりそうですね
  • 関川さん、先日はありがとうございました。
    そしてお呼びできなかった皆様、ごめんなさい。
    とりあえず最初という事で、このメンバーから始めさせていただきました。

    そして次回企画のたたき台、遅くなってしまい申し訳ないです。
    やっつけですがこんな感じでしょうか?
  • ①出会い


    「お客様の中にお医者様はいらっしゃいませんか!?」

     青ざめた|CA《キャビンアテンダント》が通路を走ってくる。俺は思わず顔をそむけた。せっかくのバカンスなのに勘弁してよ、長いこと働き詰めだったんだ、機内くらい眠らせてくれ。他に誰もいないなら少しは考えるけどさ。

     そう自分に言い訳してやり過ごしたが、最後尾まで行っても医者が見つからなかったのか、CAは重い足取りで通路を引き返して行く。さすがに罪悪感。これだから飛行機乗るの嫌なんだよ。実際ドクターコールって応じて診療してもほぼ無報酬だし、こんなところで責任負うんじゃ割りに合わなさすぎ。


     とか考えていると、さっきのCAが再び血相を変えてやってきた。

    「お客様の中に肛門科の医師の方はいらっしゃいませんか!」

     待て! なんだそのピンポイントな指定は? なにゆえ機内で肛門科? ひょっとして俺の事知ってるの?

     驚きつつも彼女と目を合わせないようにしてやり過ごす。どうせ痔だよ痔。命に別状はない。知らんけど。

     ただやはり「肛門科の医師」は見つからなかったようで、彼女はトボトボと戻って行った。そりゃ誰か該当者がいたら最初から手を挙げてるだろうしな。


     ところが、二度ある事はなんとやら。


    「お客様の中に肛門科で機内にインスタント味噌汁を持ち込んだ関川様はいらっしゃいませんか!」

     まさかの指名! というか彼女、俺目掛けて歩いて来るし!

    「なんですか? どうされました?」

     さすがに立ち上がってしまったが、周りの目が厳しい。笑いを堪えてるそこの女! 顔覚えたからな!

     ところがCAは、なんで早く名乗り出てくれなかったのかと言わんばかりの表情で、

    「大変なお客様がいらっしゃるので早く来て下さい!」

     つっけんどんにそう言うと、俺をグイグイ引っ張りながら前の方に進んで行く。


     大変ってどういう事だ? 嫌な予感しかしない。


     ところが到着したファーストクラスで待っていたのは

    「あー来た来た。味噌汁飲みたくてさー」

     やたらと元気そうな女の子だった。なんとなくカモノハシに似てる気がするが見覚えはまったくない。

    「医者も肛門科も関係ないのか?」

    「ないよ」

     意味がわからない。

    「ファーストクラスなんだから味噌汁くらい用意してもらえるだろ?」

    「あいにく切らしてまして」

     横からCAが悪びれもせずに即答した。

    「いや、だからって乗客の私物を当てにするのはおかしいんじゃないか?」

    「しょうがないでしょ? 私が飲みたくなったんだからさ」

     今度はカモノハシ娘が言う。こんなめんどくさい奴らに休みを邪魔されたくなかった俺は、たまたま空港で買った携帯用のインスタント味噌汁(生みそずい)をカバンから取り出し、この娘に与えて逃げようとした。が、

    「作って」
    「え?」

     思わずCAの方を向いて助けを求めたが、彼女はそっとお湯のポットと紙コップ、そしてコーヒー用のマドラーを出してきた。

     ……非常に癪だが中身をいれて湯を注いで混ぜるだけだ、それで解放される、そう思い直し、パパっと作ってカモノハシ娘に渡す。

    「じゃ、俺はこれで――」
    「不味い!」

    「は?」

     カモノハシ娘の表情がクワっと歪んだかと思うと突然、海◯雄山みたいなことを言い出した。

    「なんだこの味噌汁は! 味がないぞ? これを作ったヤツを呼べ!」

    「いや、目の前にいる俺だが? 作れって言ったのあんたでしょうが? って言うかお湯入れただけだし」

    「貴様それでも医者かッ! 気圧の低いところでは味覚が変化することを知らぬとは言わさんぞ!」

     そりゃ機内食とか味付けを濃く作られてるのは知ってるが、そこまで気を回してやる義理はねえ!!


     怒った俺が自分の席に戻ろうとした時だった。

    「本当の機内味噌汁をお見せしますよ」

     CAが俺の肩を掴んで言うと、バッグから何かを取り出した。それを見たカモノハシ娘の表情が変わる。

    「むう、『あさげ』か」
    「あいにく切らしてたんじゃねーのかよ!」

     CAは俺の言葉を無視し、紙コップに具材を入れ始めた。

    「『生みそずい』は関西のメーカーで味噌と出汁の味付けが薄め。機内における味覚変化を考えれば全般的に濃いめの『あさげ』を使うのがセオリー。そして」

     CAはバッグから魔法瓶を取り出し、湯を注ぐ。

    「機内の給水設備、特に給水タンクは不衛生で飲むのに適さないことは飛行機に乗る者の中では常識。気圧の低い上空では殺菌できるほど湯の温度を上げることもできない」

    「その不衛生なお湯を渡してきたのもお前だろーが!」

     再び俺の言葉を完璧にスルーし、CAは紙コップの中をかき混ぜる。そしてカモノハシ娘に手渡した。

     それを一口飲んだ娘は俺に向かって

    「貴様が入れた味噌汁とこいつが入れた味噌汁、どちらが美味いか飲み比べてみるが良い」

    「飲むかバカ!」


     これが彼女、「加茂野 端子」と初めて出会った(ついでにCAのtolicoとも)話だ。今思い出しても最悪な出来事だったが、これをきっかけに俺はとんでもない事に巻き込まれる事になる。
  • 楽しいお時間を過ごされたようですね! たくさん語り合われたのだろうなと想像します。
    次回ハーフ&ハーフ、どんな作風で参加しようかなと。楽しみに構想を練っております!
    アリス好きなんです! かわいいです😊
  • 関川さん。先日は楽しい時間をありがとうございました。オフ会企画の叶さんにも感謝!そして色々とご馳走様でした!
    ホント、会ってすぐに会話が弾みましたね☆
    カクヨムの事が共通話題で盛り上がる不思議な飲み会。ちょっとクセになりそうです(^○^)
    関川さんは想像通りの方で違和感なく大天使でしたよ!叶さんも想像通りでしたねw( ͡° ͜ʖ ͡°)

    アリスの画像。懐かしいです。幼い頃に良くアニメを見てました。うる覚えですが歌が印象的で、今でも口ずさみます♬
    って、本当に色んなジオラマあるんですね!
    オフ会でその話を掘り下げられなかったのが悔やまれます。次回のオフ会のお楽しみに取っておきますね(^_^)
  • ②飛び入り

    「貴様が入れた味噌汁とこいつが入れた味噌汁、どちらが美味いか飲み比べてみるが良い」
    「ちょっと待ったぁ!」

    カモノハシ娘の座るシートの斜め後ろから、渋いバリトンボイスが飛んできた。振り向くと、ファーストクラスのスペースを有意義に利用し、ちょっとしたドラえもんの寝る押入れのようなカスタマイズで寛ぐメガネザルのような男がいた。歳は50手前といったところか。メガネザルに似た風貌にちょび髭が生えている。彼は席を立ち、軽快なステップで俺の隣に並んだ。

    「不味い味噌汁を飲んだ後に、再び味噌汁合戦というのはいただけないものだな」
    「そうねぇ。ならば、味噌汁を超える美味しいものを出してちょうだい」
    「お前、俺のなまみそずいにケチつける気かよ?」
    「それは同時に、私のあさげにも喧嘩を売るってことよね?」
    「ふふ。まぁ、そうイキリなさんな。味噌汁もいい、
    が、味噌汁代わりにしているアレの存在を忘れちゃいないかって言いにきたんだよ」

    何だそれは? 味噌汁の代わりだと? コーンスープとかだったら、即座にお湯をその面にぶちまけてやるぜ!
    メガネザル太は、ゴソゴソと背中のバックパックから大きなカップ状の何かを取り出した。

    「たらららったら〜ん♪ 赤いきつね〜♪」
    「なっ!? なんだとっ!」
    「ふふふ。しかも関西バージョンだぜ。ここを見てみろ」

    メガネザル太は、カップの下の方を指でトントンと叩いた。そこには、関西バージョンの証である「W」の文字が刻まれていた。

    「濃いめの味付けが推奨される機内食に、関西バージョンの赤いきつねだと? それで、彼女が満足すると思っているのか?」
    「ふっ、試してみるがいい。己の若さに気づく良いチャンスだ」
    「ど、どういうことだ!?」
    「本当のお揚げの楽しみ方も知らん子供に、味の濃い薄いを語ってもらっては困るということだよ」
    「くっ! 言ったね!? 親にも言われたことないのにっ!」

    メガネザル太は、敢えて機内の給水設備で温められたお湯を使い、赤いきつねのカップへと注いだ。指定の時間を待っている間、彼は神妙な表情で「麺の硬さなど、どうでもいいのだよ」とボソリとつぶやいた。どういう事だ?

    「さぁ、もういいだろう。君なら、きっとお揚げの良さをわかってくれるはずだ」
    「どう見たって、いつもの赤いきつねじゃない?」
    「お揚げを見ろ。いつにも増して水分を吸っている状態だ。これが一番良い状態だという事を覚えておくといい。麺の前に、まずはお揚げを咥えてみよ」

    カモノハシ娘が言われるままに箸でお揚げを掴み、汁気たっぷりのまま持ち上げてパクッと加えた。その姿を見たメガネザル太は「今だ! 思いっきり吸えっ!」と叫んだ。
    チュウゥっと機内に響くバキューム音。お揚げは瞬く間に水分を抜かれ薄くなった。

    「噛み切るな! 切ってはいかん!」
    「え? どういうことよ?」
    「再び汁の中に戻すのだ。そして、水分を含ませたところでもう一度吸う。その繰り返しだ」
    「な、なんという食べ方!」

    カモノハシ娘は目を見開き、言われるがままにお揚げから水分を奪う行為を繰り返した。気がつけばカップの中には水分がカラとなり、麺とかやくとお揚げだけが残されていた。

    「どうだ? 機内の水だって、悪くはないだろう?」
    「く‥‥‥やられたわ。でも、これだけでは赤いきつねの優位を認めないわよ!」
    「そうだそうだ! なまみそずいとあさげが残っているぞ!」

    メガネザル太は「ククク」と不敵な笑いを残して、静かに自分の席へと戻って行った。小声で「これ以上、あの娘に水分を与えることができるかな?」という言葉を残して。

    フライト時間は始まったばかりだ。
    この後も、まだまだとんでもない事に巻き込まれることになるとは思いもよらなかった。
  • わあ、オフ会ですと! 皆さま、楽しい時間を過ごされたようで、想像するだけでほのぼのとしちゃいますねぇ。素敵。

    ジオラマ、いったいいくつお持ちなのでしょうか……数もすごいけど、毎回クオリティの高さも凄いです!
  • コメントくださったみなさん、ありがとうございます!
    やっぱり共通の趣味、話題のあるオフ会は面白いなぁとしみじみ思いました。
    また普段こうして文字でやりとりするだけでは伝わらないこと、ちょっと話したい事なんかもざっくばらんに話せるいい機会でした。
    こんどはもう少し希望者で集まってのんびりと楽しめるような会に発展していくといいなとも思いました!

    ちなみに叶さん、愛宕さん、たたき台をありがとうございます(笑)
    この長さのモノは何故か熱量が高い気がしますね、二人とも。

    ということで今日は電池切れ。
    また後日に改めて!
  • おお! ハーフ&ハーフのオフ会ですか。実現したなんて素晴らしい!
    オフ会も秋葉原も未知の領域です。
    次なるハーフ&ハーフも楽しみにしています。

    アリスの食玩があったなんて驚きです。ハンプティ・ダンプティがなんとも言えない魅力を醸し出している気がして、お気に入り? だったりします。
    そうです、あの壁の上の卵……
    ジオラマの仕上がりは流石としか言えませんね(*˘︶˘*).。.:*♡
  • 関川 二尋様

     またまた出遅れました(笑)
     オフ会! 実現できたのですね。良かったです(#^.^#)
     共通の話題があるとアッと言う間に話が盛り上がりますよね。文字の上だけとは言え(あ、ゆうけんさん、tolicoさんは絵も)、これだけ濃いお付き合いを続けてこられた方とは、本当に打ち解けるのはアッと言う間だろうなと思いました。素敵なお話をありがとうございます。
     そしてジオラマ、可愛いですね。いつも楽しませていただいております。
     そしてそして、叶さんと愛宕さんのコメント劇場が熱い!
     次回へ向けて、むんむんの熱気を感じました。
  • 関川さん、こんにちは。🍀。喘息中だったので、コメント少なくてすみませんでした。オフ会は充実されたようで、ご健康のご様子、よかったです。食玩もこうなると芸術ですね。流石です!🌠。
  • 関川さん、たぬきに評価を下さってありがとうございます(*´∀`*)
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