今回のテーマは『折り紙』です。
講師に『いすみ 静江』さんをお招きしました。
◆必要な物は、折り紙です。
標準で15cm角の正方形がよろしいです。
大判のものは、百円均一ショップで見掛けることがあります。
大作、「ノーザンドラゴン」など、工程数が多い場合にお勧めです。
また、カラーが沢山入っているものがありますが、同じ色が少ないと言う短所もあります。
しかし、自然な色合いを出したい場合には選びやすいセットだと言うのが長所でしょう。
反則技では、一枚で折らないものもありますから、16色入りの定番が入門コースだと思います。
千代紙などもいいと思います。
流行りや懐かしいキャラクターものもあります。
作ると昆虫などのジオラマになる背景付きのものもあります。
◆使ってもいい物は、我が家では、誰も使っておりませんが、ハサミ、カッター、18cm定規、ピンセットも役に立つと思います。
◆必要な情報を得る方法です。
『折り紙の折り方が載っている本』
沢山ありますので、用途に合わせて先ずは一冊から入られるといいと思います。
『スマートフォンやパソコンでの静止画での折り方』
本と同様なようですが、見つからなかった欲しい折り方がある為、重宝します。
例えば、「サンタクロース」とキーワードを入れるだけで、様々に検索結果が得られ、難易度で可能なものやデザインの気に入ったものを選びやすいのも長所だと思います。
『スマートフォンやパソコンでの動画での折り方』
そこが分からないというピンポイントで不明な点を観察するのに便利だと思います。
止めたり動かしたりと動画なので、お馬さんを制御するつもりでご覧ください。
省略されている工程のある動画は良し悪しだと思います。
『口コミ』
例えば、親子や友人の間のみならず、学校や地域の集まりで学べる場合があります。
◆上達のコツです。
書いてある通りに順番も守って折りましょう。
丁寧に折りましょう。
上級者向けになると、最初に折り目をひたすらつけるので、例えば「柴犬」を折るとしたら、どれが頭部に当たるか、そして耳になるのか、尻尾になるのかを意識しながらだと上手く行きます。
また、モチーフがもつ自然の色合いを目指して折る場合、近い色の折り紙を用いるのも分かり易さに繋がると思います。
◆種類は奥深いです。
一枚で折るものの他に、千羽鶴もあり、くす玉にみられるようなユニットものもあります。
一人でもくもくとユニットを完成させるのも達成感があります。
しかし、手伝って貰うと、仲間意識が高まったり、ありがたさを感じたりする場合があります。
できれば、感謝の気持ちは持ち合わせたいです。
◆国際親善にもなります。
折り紙は日本だけのものではありません。
それでも、伝統的なものを海外の方に贈っても嫌われないと思います。
2016年、オバマ大統領も広島の折り鶴に触れております。
◆雑感といたしましては、「一人でもよし、皆でもよし、仲良くしよう!」です。
◇◇◇ 私と折り紙のお話です。◇◇◇
息子は小四と小六の時、娘も小四の時のクラブ活動で、小学校の「折り紙・切り絵クラブ」に入りました。息子の熱の入れようと集中力はママもびっくりです。
折り紙について言えば、元はママから子ども達へのお家遊びだったのです。
キツネさんを作っては、四本の指を入れて、八つある面白いことが書いてある番号を選んで貰います。指を開くと、キツネさんの内側に、「猫のお話しのまね」、「今日のおやつは何?」、「早口言葉を三回唱える」、「好きな動物を教えて」、「なぞなぞの問題を出して」、「ママに折って欲しい折り紙」、「歌って欲しい歌は何?」、「もう一回数字を選ぶ」などの遊びが書いてあります。
それから、子ども達が起きる前に、枕元に鶴などを折り、その書ける所に沢山平仮名でメッセージを書きました。例えば、「おねつがさがりますように」と翼に、背中には、「○○ちゃんへ♡」との文字を書きました。そして、折り紙でも可愛いイラストを描きました。そのイラストは、「にこにこハートちゃん」、「四つ葉のクローバーちゃん」、「にこにこおほしさま」などです。
このイラストは、保育園や幼稚園へ行く時などもよくマスクに名前と一緒に描いたものです。
それが続いて、鶴などを弟一家や友人に贈ったこともあります。
さて、今は大きくなった息子ですが、書店では物語を選ばずに高価な折り紙の折り方の本を欲しそうにしているので、他のこともがんばるように、ここで才能を潰してしまってもよろしくないと思い、ママがお買い上げと、レジへ行って来ます。お小遣いを与えなくなったので、それしか道はありません。普段、本人なりに家の手伝いや勉学にがんばっているようですから、ご褒美もあっていいかと思いまして。
買ったら、「ママ、どれを折って欲しいかな? 雰囲気はどんなのがいいかな?」と真っ先に訊いてくれます。黙っていると、ハシビロコウの小説の話をしていたものですから、小さな白いハシビロコウさんがやってきました。彼は、これから自分を立て直したいと言う気持ちを込めて、ママに毎朝折ってくれていたと後日話してくれました。薄々分かってはおりましたが、形にする術を自分で見つけたと解釈しました。
※講師『いすみ 静江』さんのご紹介
はじめまして。いすみ 静江(いすみ・しずえ)と申します。
女性で、東京都在住です。ただいま、ヘルニアと膝の痛みでちょっと大変。カクヨムで文章書きを続けて行きたいです。コミュニケーション大好きっ娘(永遠の17歳)です。(←突っ込んでくださいよ)
好きな趣味は、棒針・かぎ針・アフガン編み、ソーイング・ロックミシン、ビーズ細工。他に、動物、料理、音楽鑑賞(さだまさしさん)、アニメ・テレビドラマ鑑賞、美術館・博物館鑑賞。CGイラスト描きもいたします。