たまには趣向を変えて、私のテーマ設定についてなどを。
私は物語の中になにかテーマを盛り込みたいタイプです。
たぶん答えの出ないテーマ、でも考えてみるべき問い、そういうのが好きですね。
今回はそんなテーマを考えるための思考実験です。
まぁよくこんな感じのことを考えてますよ、という話です。
問『その一円玉には100万円の価値があるのか?』
100万円の車を買いに行ったとします。
しかしポケットの中には999,999円しか持っていませんでした。
つまり1円足りません。
たったの1円です。
ということで車が買えません。
(1円くらい「まけてくれる」というのはナシですよ)
そこで近くにいた男の子が1円をくれます。
それを足すことで、めでたく100万円の車が買えました!
この時『その子のくれた1円には100万円の価値がある』という話です。
その1円がなければ車は買えません。
その1円があれば100万円の価値の車が手元に入ります。
ということで、この1円玉に100万円の価値がある、と言えるわけですね。
しかし、1円はやっぱり1円の価値ですよね?
999,999円に含まれる1円玉とも全く同じ価値ですよね?
特別な1円でも何でもない。
でもその状況であれば100万円の価値になる。
なんだか不思議だと思いませんか?
とまぁ、こんなことをよく考えてます。
ちなみにこの論理、政治の世界なんかでも見かけますよね?
とくに深い意味はありませんが、そんなことも連想します。
みなさんはどう思いましたか?
どんな答えを出しますか?
お時間あったら答えを書いてみてくださいね!
他の人がどんな風に考えているのか興味あるんです。