• 現代ドラマ
  • 現代ファンタジー

【モノカキ告解室】長編を読ませる工夫

さてコンテストが始まりましたね。
今回は長編がメインとなってます。私も長編を書いておりますので、ここらでこの話題をしてみるのもいいのではないかと。

長編の場合はいかに最後まで読んでもらうか?が大事だと思います。長編を書く方であれば、それ以前に読むのも好きだと思います。だから皆さんの中にも相当な経験値はたまっていると思うのです。
ですので書く立場読む立場でその工夫、ポイントなどを交換できればいいな、と。

私の場合は、みなさんお気づきだと思いますが、👆のマークや+のマークで文章を細切れにしていることです。もちろん私のオリジナルではありません。ですが読む立場になったとき、この方式はとても読みやすく感じたので、自分なりに研究しつつ、けっこうな量の文章を描いて、これにたどり着いてます。

ポイントはとにかく読み手にストレスを与えないこと。このマークは心理的に栞になっていると考えています。ネット小説では特に顕著ですが、一章の長さが長いほど読むときにストレスを感じます。つまりどこまで読めば一息つけるかわからない、と感じるわけですね。ページ番号もないし。ですので適度な「行あけ」や「章区切り」は大事だと思います。とりあえずここまで読もう、というストレスの軽減につながるかと思います。

これさえいければあとは全体の流れですよね。これは私も苦労しますし、いまだにちゃんとできてる自信がありません。起承転結のリズムや序破急のリズム、こういったものがないと、やはり読んでいて盛り上がりに欠けてしまう。ずっとテンションの高いまま、低いまま、というのは、やはり最後まで読んでもらうにはストレスになると思います。緩急のリズムですよね。

聞いてみたいのは、皆さんがどんな工夫を考えているか?
とか
緩急のリズムの上手な作り方
とか
クライマックスの盛り上げ方、クイラマックスまでの盛り上げ方
とか

とはいえ、いろいろ皆さんの企業秘密もあるでしょうから、なかなか教えてくれないかもしれませんね…

1件のコメント

  • こんにちは(^^)
    長編のポイントが読み手にストレスを与えないこと、これに激しく同意します!
    冗長で説明が多くてストーリーが進まなかったり、説明が足りなさ過ぎて人物の心情に寄り添えなかったり、一文が長すぎたり細切れすぎたりで読み疲れたり…。そういうことはできるだけ避けたいですよね。

    行間を意識的に空ける、読点の位置に注意を払う、風景描写や人物描写の挿入位置を意識して緩急をつける、単語の並ぶ順を調整してより理解しやすい文を心がける…などを書く側としては気をつけているつもりです。

    全体的な流れについては、ほとんどプロットを書かない私なので、かなり感覚的になってしまいます。
    関川さんがおっしゃるように、これについては自身の経験値に頼っているところが大きい気がします。
    小説だけでなく、映画、漫画、アニメなど、とにかくストーリーになっている様々な作品に自分が触れきた中で、緩急、テンポ、起承転結の変わり目のタイミング、クライマックスへの盛り上がりなど、自分が面白い、心地よいと思った方向へもっていけるよう心がけています。
    そういうことを考えているときは、小説を書いているというよりも、登場人物という俳優を動かす演出家兼監督のような立場にいるような気がします。

    クライマックスへは、とにかく一気に盛り上げていくドライブ感を意識しています。最高地点へ到達するためには助走にパワーもスピードも必要ですよね。
    関川さんは若君でも賢者の手でも、「転」が起こってからのこのドライブ感がとてもお上手だと思いました!
コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する