機械男

銅貨一枚をにぎりしめた男の子が休日を過ごします。どんな一日になるでしょうか。 短時間で読める童話を創作してみました。 ＊「小説家になろう」に投稿しています（名義：naro_n…

「先生、十返舎先生、早く新しい本書いてくださいよ！　机の横で待ってますからね、先生！　早く……」「らめえ」 ※完結済み

二千字前後のショートショート、一話完結型の話をいくつか載せています。いくつまで話が載るかは気分次第、ランキング次第、☆次第。 実際には二分も掛からない程度の文字数なので、ぜひ読…

とあるバレンタインデー。俺史上初の瞬間モテ期がやってきた。 突然二人の女性から本命チョコをもらってしまった俺は、大学時代からの腐れ縁、天才科学者サイコに恋愛相談を持ちかけた…はず…

主人公・本条圭介は、東京の大学に通う、普通の理系の大学生。学年的には４年生であるが、卒業を前に留年したため、一年間自由な時間ができた。せっかくだから好きなことをしようと、家で専門…

SF、ファンタジー、ときどきラブ。 極限まで圧縮された奇想天外な物語たち。 ※１話完結型の超ショートショートシリーズです。 　（１話約３０秒〜１分程度の長さ）

時代遅れの空手バカ天道旭は、燻っていた。 合わぬ時代に生まれた嘆きを、ただただ巻藁に打ち込む日々である。 しかし、そんな彼の前に現れたのは、空手家の霊。 ――幽霊なら、本気で殴っ…

蒸気機関が異常に発達した世界。鉱山を有する蒸気煙り、機関が駆動する重機関都市にて労働種の少女が逃げ出した。 逃げ込んだのは請負屋をやっている男の家。裏酒場で飲み明かして帰ってきた…

これがギャグとして成立しているのかどうか、いまいちわかりかねたもので、悩んだ末に別枠にさせていただきました。 アナかしこ（意味深） ※不定期連載です

「つまり、チューリング・テストを逆にしかけているようなものですよ」 　女は言った。 「相手を見ずに人なのかコンピュータなのかを”人間”が評価判定するのがチューリング・テストでしょ…

城木大地は学業成績中の下、顔はまあまあ、体型は人並み、これといった趣味はなし…… 強いて言えば、恋愛を知らなすぎるという特徴があるくらいか―――しかし、おおよそは平均的な学生その…

　女の子二人、美月と咲良。男の子、翔也。高一の夏の終わり、救われない物語―― 　通学に使う駅のホームで、美月は見慣れない少年が向かいのホームに佇んでいることに気付く。一緒に…