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最近、林檎さんのこと(エッセイ)と詩集(詩集)をアップしております

好きなことを書いて、コメントをいただけるのって、ほんとうに楽しくて、しあわせですね!
小説を書いて、反響をいただくのと同じくらい。
でも、違う楽しさですね。

PS:林檎さんって、おもしろいんですよ。
若いときは〜 とんでもない才能あるけど、無鉄砲、頑固、普通の女の子並みに女の子、子ども特有のタフさ、とんでもなくナイーブ、音楽以外には無欲、音楽にはとんでもなく貪欲……。
その後、いろんな出来事によって、まれに見る経緯をたどり、いつしかこんなになって……。オリンピックの音楽にも関わるようになり。
でも、まったくブレない。なにかが、まったくブレない。
そのなにかが、とんでもなく強力。
数々の偶然と、そして必然のからみあい。

現実は小説より奇なり。
そのものです。

(ああ〜止まらない〜)

10件のコメント

  • 林檎さんのエッセイ拝読しました。素敵でした。

    私は音楽は好きなのですが、作ったり楽器を弾いたりはまっっっったくできないので(でも最近ピアノを始めました……指が固くてつらい)、音楽を嗜む方はこのように文章で表現されるのだ……と勉強になりました。感心してしまいます。

    林檎さんのソロ名義のアルバムはほとんど持っているのですが、東京事変解散以降はあまり活動を追えていない……でも「長く短い祭り」「NIPPON」などまだまだ名曲を作られておられるのだなぁと遠くから感心している感じです。平成風俗まではたぶん、全部聴いてるとおもうんですけど、もしそれ以降でなにかおすすめのアルバム、シングルなどありましたら、教えていただきたく。 
    これからも更新楽しみにしております。
  • 阿瀬さん! コメントありがとうございます。
    「瀬」つながりですね!
    でもそれよりなにより、林檎つながりです!!

    イタいエッセイを読んでいただき、感謝いたします。
    ちょっと褒められた気持ちになってしまい、どうにも、こうにも。笑
    ピアノ楽しいですよね。着々と上達するはずです。怠惰なわたしは多重録音用になんとか指で押さえるくらいしかできません。
    小田和正さんは、なんと大学出てから独学ではじめられたらしいですよ。

    「長く短い祭」、名曲です。
    2014年のアルバム「逆輸入〜港湾局」に収録の「青春の瞬き」も同様に、オススメです!

    最新のアルバムは壮絶な「日出処」2014年。
    全曲すごい。後半に「カーネーション」とか「NIPPON」、「ありあまる富」など有名な曲が収録されています。

    以下のアルバムはご存じですか?
    「私と放電」2008年、B面集
    「三文ゴシップ」2009オリジナル
    後者に収録の「かりそめ乙女」は「平成風俗」中の同名曲の別バージョン。あと「旬」という曲もイイ!

    イタい瀬夏を見捨てないで下さいね。



    PS:youtubeもいいんですが、やっぱりアルバムで聴くのが最高です。
    なぜなら、曲と曲のつながりが最高だからです。
    たとえば、「平成風俗」では1曲目「ギャンブル」から次「茎」、「茎」から次、さらに次から次、と。
    わたしは「花魁」が好きで、「カリソメ乙女」から「花魁」へのつながりで鳥肌が出ます。
    同じように「日出処」も曲間がいいです。
    林檎さん本人が、いつも曲間を周到に、執念深く考えて作っているのです。
    す、すみません!
  • ほんとだ、瀬の字が一緒ですね。
    突然のリクエストにも関わらず丁寧な返信嬉しかったです。
    小田和正さんの存在に勇気をもらいながら、ピアノがんばろうと思いました!
    いつか林檎さんの曲を弾けるようになりたいです。茜射す、あたりから……


    逆輸入〜は提供楽曲のセルフカバーなんですね。ぜひ聴いてみたいです。
    「私と放電」持ってます!初期のB面集なんですよね。「すべり台」が好きです。

    三文ゴシップのあたりから、CDを買わずに「カリソメ乙女」の映画主題歌版かな? をダウンロードして聴いたり、「流行」とか「旬」は動画投稿サイトで見たりしてましたね。
    でもほんと、瀬夏さんのおっしゃるとおりで、林檎さんのアルバムは曲順も曲間もすごく計算されているのでアルバムを通して聴くからいいんですよね……

    東京事変のセカンドシグルまではすごく好きで買ってたんですけど、途中からアルバムに元気がなくなってしまった気がして、「娯楽」を最後に買わなくなってしまったんです。

    でもお話を聞いてると、「三文ゴシップ」と「日出処」がほしくなってきてしまいました! また買って聴いてみようと思います。


    闘う少女だった林檎さんが母になって強くなっていく、というような描写がエッセイにもあったように思うんですが(うろおぼえなので間違ったらすみません)ほんとうに同感で、私も無罪モラトリアムの「丸の内サディステック」に心を射抜かれた一人です。二枚目はちょっとビジネスの香りがして、あまり好きではなくて、でも活動休止前のCDボックスがすごく好きだった。

    今また自由に羽ばたかれた林檎姐さんの活動には本当に胸を打たれますね。

    エッセイの更新、これからも楽しみにしております!
    好きなものを語るとつい熱くなっちゃいますよね。全然痛くないですよ。むしろ私も林檎さんが絡むと痛くなる人なので。笑。
  • 阿瀬さん。
    茜射す、「無罪」のなかで最初に好きになった曲なんです。
    いいですよねえ。

    「すべり台」もね、詩がこころに入り込みます。
    たしかにあれは、女性の気持ちかなあと、思いますね。

    林檎さんのソロも、東京事変も、阿瀬さんはブランクがあるということですね。
    同様だったわたしが思うに、阿瀬さんは、林檎熱が再発必死ですね。
    もう、高熱にうなされるのは、時間の問題です。

    事変はですね、2010年の「SPORTS」で一気にギアが上がったんです。
    全盛期突入。
    全曲いいですよ。
    「シーズンサヨナラ」「能動的三分間」「絶体絶命」「閃光少女」などなど、すごい曲がたくさん。
    最後の「極まる」は、浮雲さんの作曲で、とても好きです。
    あれで涙するわたしは、やっぱり異常だと自分で思いますが。笑
    あと「FAIR」って曲も大好きです。楽器それぞれが良くて、そのアンサンブルもいい。
    ぜひ「SPORTS」も!

    そして、いっしょにイタくなりましょう!

    PS:事変がスゴくなったのと、浮雲さんが本気で活躍するようになったのがシンクロしているような気が、ふとしました。
  • 紅蛇さんがエッセイに瀬夏さんへの応答(たぶん)を書いてるのをお見かけしたのでURL置いていきますね。
    https://kakuyomu.jp/works/1177354054883544689/episodes/1177354054884197979

    「歌舞伎町の女王」から入り、「罪と罰」他が好きなんですって。
  • 阿瀬さん、ありがとうございます!

    わたしへ、なのかなあ……。
    もしそうなら、うれしいな。

    歌舞伎町の女王。デビュー当時ですね。
    罪と罰。次のアルバム収録ですね。
    わたしは一時的に2枚目から聴かなくなってしまいました。
    けれど当然ながら、2枚目も3枚目も日本の音楽シーンの歴史に残る作品であることには感づいていました。

    紅蛇さんのような若い人が、自分と同い年くらいの曲を聴いて、良さを話してくれる。
    林檎さんのスゴさを感じるとともに、音楽のすばらしさを噛みしめます。

    長く聴き続けて、楽しんでほしいですよね。


    PS:罪と罰は、まずイントロが好きですね。
    メロディと日本語が一体となって、百戦錬磨の歌謡曲作曲家のような凄みがあります。


  • 二枚目、実は私もあまり好きではなくて、製作者の意図とプロモーターの意図の解離みたいなものが見えたり、演出過剰な面があったり、曲は好きなんですけど、アルバムとしてはあまり好きではないです。

    ただ『罪と罰』は名曲ですよね。大好きです。イントロの気だるげな歌い出しで、歌詞の世界に一気に引きこまれます。好きな人が一時期セブンスターを吸っていたので、その人のことを考えながら聴いていました。
    SSからなら私は、浴槽とサカナも好きですね。今思うと、ヨーロッパのショートムービーみたいな雰囲気の曲が多かったな。乾いた愛、みたいな感じ。
    紅蛇さんも触れてましたが、『月に負け犬』もいいですよね。よくカラオケで歌ってました。

    若い人が林檎さんの曲を聴いてくれることはほんとに素晴らしいですよね。
    紅蛇さんのエッセイ、可愛らしくて私は大好きです。
    今時の女の子の日常に椎名林檎が流れていると思うと、もう。感慨深いですね。

    すみません、ちょっと顔を出すつもりが、つい長くなってしまいました。
    愛が止まらない……。
  • ありがとうございます!

    その通り!
    当時、わたしは憤っていましたね。
    EMI潰れろ、みたいに思ってました。若気の至り。笑
    林檎さんの音楽についての文章は、はてなブログのほうで先行してアップしていたりしたのですが(いまはカクヨムに集中しています)、じつは、このあたりのことについて書いたことがあって。
    それをカクヨムにアップしようかと思っているのですが、なんとも重くなってしまうし、みなさんが楽しめないと思い、どう書き直そうかと思案中です!汗

    わたしにとって「勝訴」は忌み嫌うべきもの、みたいなアルバムだったのですが、一曲一曲を聴くと、当然ながらすばらしい……。
    あんな状況で、あんなクオリティを。
    脱帽です。脱帽帽です。
    (「カルキ〜」も、もう林檎というものをやめようと思ってて、しかも911があって。それで、あれ。スゴ過ぎですよね)
    ほんとに手抜きしない林檎さん。その時その時を燃焼し尽くす彼女は、まさに身を削る作業で作っているのが分かります。

    そのうえ、百戦錬磨の作家のような「客観性」でもって練り上げられるという。
    そしてそれが、あのひとの中に秘めた音世界のほんの一部にすぎなかったという奥ゆかしさ。

    ああ、止まらない……。

    PS:阿瀬隊員。しょっちゅうお顔を出してください!
    それと、ご自分でも林檎エッセイ、いかがですか?
    リンクバナーを置かせて頂きます(そんなのないか、笑)。
    実はサカナ、浴室、月に負け犬、ギプス、本能、虚言症……みんな大好きなんです、わたし。
    聴いていて思うのは、サウンドに合っていてサウンドを生かすような言葉を、才能と大きな苦労によって探し出して当てはめているんだろうということです。
    その結果、なぜか詩もスゴイ。
    小説でも、そんな離れワザが実現できたら……
  • EMIへの憤り、わかります。ちょっとね、違いますよね、あの路線は。
    でもファンの人も同じように思っていたんだと知って安心しました。
    多少重たくても私は読みたいので、ぜひそのへんの思いについてエッセイで綴ってほしいです。私はリアルタイムで聞いていたわけではないので、当時を振り返って、という記事を読んでみたいのです。瀬夏さんの普段の熱さを目にしている読者なら、重い記事もきっと受け止めてくれると思います。

    勝訴はアルバムとしてのまとまりには欠けますが、曲はほんとうに粒ぞろいですよね。投げやりなところも垣間見えるけど、そこがいい。音楽に対して真面目な女性なんだなぁと感じますね。

    作家のような「客観性」というのは心の底から同意します。人生に対する哲学に似たものがありますよね。彼女の歌詞には。諦観と希望の間でいつも揺れているように見えます。


    音楽のエッセイは書いてみたかったんですが、ジャスラックが厳しいから……苦肉の策でタイトルだけ借りて好き勝手書いてるエッセイが一本あります。洋楽メインなのは、英語の歌詞の意味をほんのり紹介するだけならジャスラックに怒られないかな……と思ったからで。邦楽を語るとどうしても歌詞を引用したくなりますよね。触れずにはいられない。

    サウンドを生かすような言葉、というのは激しく同意です。ネットの記事で、音楽理論をやっている方が、宇多田ヒカルさんの作詞について、洋楽の押韻の技術を日本語に応用していると説明しておられたんですが、椎名林檎さんの作詞も似たような技術を感じます。
    しかも、おふたりとも、単に韻を踏むだけではなくて、言葉のイメージを膨らませられる歌詞になっているんですよね。ヒカルさんの歌詞はそれこそ作家のようだし、林檎さんの歌詞は散文的で哲学的です。

    小説でもそんな流れるような言葉選びができたらいいんですけど。難しいですね、精進あるのみです。
  • 阿瀬さん、ありがとうございます!

    重くなりすぎないように、頑張ります!

    勝訴の曲も粒ぞろいですよね。
    いまも虚言症で泣いています。涙
    サビのコードとキーボードがツボなんです。


    エッセイにお邪魔いたしました。
    ジャスラック、こわいですよね。
    わたしの工夫は、詩の文章を変えちゃって載せています。あんま良くないんですが。
    あ、今、大人の喧嘩上等がかかっています。
    電車の中で、シャッフルして聴いてます。笑


    宇多田さん、林檎さん。
    同時期に二人も。
    ほんとに、リスナーの幸せを感じますね。


    そして阿瀬さん。
    あなたの文章の滑らかさに憧れております。
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