普段は小説を読んだときのことしか書かないんですが、AIにプロットを任せた手塚治虫『ブラック・ジャック』が雑誌にのったのを記念(?)して既存の話が全話無料公開されているんです。
で、私が持ってるブラックジャックは全集だったりなんだりでチャンピオンコミックス版ではないんです。ご承知のとおり手塚治虫作品といえば雑誌とコミックスと版次第で細かく中身が違うわけですよ。
……久しぶりに読むしかねぇな……。
チャンピオンコミックスの――たとえばいま確認した23巻なら2018年第64版ですが――全五十巻!
無理だー。
無理でした。いえ、まだもう少しは頑張るつもりですが情勢は厳しいです。残り3時間半で27冊……! きつい!
とはいえ、通して読むのは久しぶりだからでしょう、色々と気づきがありました。
それは後ほど、別のノートで。
もうちょっと、もうちょっとだけ頑張るのじゃ……!
[追記]
『ブラック・ジャック』ってそんな沢山あったっけ? と思いながら読んでて気づきました。全五十冊は有料版と期限付き無料版を合わせたからなんですね。つまり二十五巻。
読み終わったー!
……けど、あれ、最後こんな話だったっけか。
いえ、もちろん私は知っていますよ。雑誌掲載時は『人生という名のSL』がナンバー付き最終回でその後にナンバー無しがいくつか!
そうです。
読む媒体(というか出版社)によって話数も順番も違うんですよ……! ふざけるなと叫びたくなるけどそれが手塚マンガ。まあ手塚マンガに限った話でもないんですけどね。
で、別に書くつもりだったけど読み終わっちゃったので気づきについて。
だいたい一つの病気について二、ないし三のエピソードパターンがある!
……まあ本人が打ち合わせに際し常に三つプロット持ってきてたとの逸話がりますし、大ネタが同じでも展開が変われば話も別物になるというのを熟知していたのでしょうね。通しで読むとなるほど感が強かったです。
あと、通して読むとコマとか絵柄のコピペがどこから行われたのかよく分かる!
それこそ当たり前なんですが、ブラックジャックに限らずキャラの目線とか表情には結構こだわりが強い方なので、やむにやまれずコピペしたであろう箇所はわりとはっきり分かりますね。
それから……まあ、手塚マンガは解説してる人めっちゃいるだろうから私が付け足すほどでもないですかね。
ちなみに私のベスト3は『死への一時間』『刻印』『助け合い』
別口に『土砂降り』
時代が時代とはいえ、如月恵は好きだけど『めぐり合い』のBJはちょっとお前そこに正座しろとなりますよね。
明日のラッキーBJセリフ
『(特大卵焼きを前にして)ゲぇーーー』