ストレスコーピングあるいはアンガーマネージメントとしてネットに放出するというのがあるんですよ。というのも、私は子供の頃から紙に書きなぐると覚えてしまってなんども再生してしまう癖があるからで、それがネットに流すと終わった物事として脳が処理してくれるんですね。
で。
最初はXにポストして忘れちまおうかと思っていたら、あまりにも個人的かつブチキレかけて長文な気分だったのでこっちに。
どっちも残るもしくは残せるって意味で危険なのは分かっているんだけど、一刻も早く終わったことにしたいのです。
つい最近、身内が入院して手術しまして、成功したはいいものの術後の痛みが酷いと。
それはまあ分かります。
痛いのは分かるけど今後のための手術だしそこは頑張るしかなくない? だから頑張ってと思うじゃないですか。
そう思っていたら、別の身内からかわいそうだと思わないのかと詰められたわけです。
いや思っとるけど表情筋が死んでるのは詰められてるからですぜとなったのです。言わんけど。意味ないから。
そんで今日お見舞いに行ってきて、さすがに数日が経ったのもあってだいぶ痛みも減ってリハビリも始まったと。良かったね頑張ってと伝えて帰ってきたわけです。
で、詰めてきた身内に状況を報告したら、お見舞い行ってくれてありがとうと言ってきたのです。なかなか行けないからね、と。
……ん?
なかなか行けない?
どういうこと?
思わず尋ね返していました。
答えてくれました。
仕事があるから簡単じゃないんだよ。
絶句。
絶句です。
いやお前の職場から病院まで電車で10分だが?
私は乗り換え3回の1時間超えだが?
見舞い品を揃えるのに数時間とられたのだが?
お前、一度も見舞いに行ってないくせにあの勢いで詰めてきてたの!?
いや逆にあの勢いで詰めてきて心配しすぎて言葉が出ないとかほざいてたくせに10分の距離で見舞いに行ってないの!?
体を動かす仕事だったり運送業みたいにあっちこっち移動するなら仕方ないけど事務所に詰めるタイプの奴ですよ?
今日のランチは我慢かなくらいのノリで見舞いに行けるじゃないですか。
言葉がでないくらい心配だけど仕事は抜けられないじゃないって、お前は救急救命医かよ!?
そもそも年がら年中もう辞めたいって言ってる仕事じゃねえか!
言葉が! 軽いんだよ!
感情が! 薄っぺらいんだよ!
ペラッペラすぎて縁日のぼったくり金魚すくいですら首を横に振る超極薄ポイじゃねえか!
と思った瞬間ですよね。
超、ひっさびさに、とんでもない離人感を味わったわけです。久しぶりですよ。あらゆる感情がどっかいってるというかそこにあるけど自分のものじゃない感じ。後頭部が見えるわけではないけどラジオコントロールセルフ。ファーストパースンライフ。
ハハッって浦安の大人気ネズミみたいな笑い声を出してしまった瞬間にふっと戻りました。危なかった。
体調不良の理由がわかった瞬間です。
コヤツじゃ。
ストレスじゃ! ストレスの仕業じゃ! こやつが私のストレス祠を壊してしまったんじゃ!
そのうえ寒暖差アレルギーに気圧性なんちゃらが重なり酒量まで増えて俺は死んだんだ。
あ、最後のはXでいつか機会があればやりたいとポストした、オチが「で、俺は死んだわけよ」になる「私は死んだ怪談選手権」です。
はあ。チラシの裏に書きたいけど今どきチラシなんてそうそうないし書くと覚えちゃうからネットに流しましたとも。
はあ。
しんど。